内閣府が発表した10月の街角景気によると、景気の現状判断を示す指数は前月に比べ1.0ポイント低い40.2となった。指数が前月を下回るのは3ヶ月連続。エコカー補助金終了やたばこ増税前の駆け込み需要の反動などで消費や生産関連が振るわなかった。ただ、マイナス幅は前月よりも縮小したほか、地域別では九州などが上昇に転じた。
さてこの「街角景気」とは、景気の変化を敏感に感じ取ると考えられる職業の2000人強をウォッチャーとして、景気の現状や先行きを判断してもらう調査のこと。現在の内閣府である経済企画庁が、2000年1月から始めた調査で、毎月1回実施している。
そのウォッチャーの職業は、タクシー運転手やコンビニエンスストアの店長、自動車ディーラー、派遣社員など幅広い業種から選ばれる。いわゆる町で景気いいかどうかを聞いた回答の事。年末に向けて次の街角景気はどうなるか・・・