◆最初に◆
国税庁から「平成18事務年度における所得税及び消費税調査等の状況について」が発表されました。
所得税では調査等の総件数794,956件(前事務年度806,769件)、うち申告洩れ等の件数は574,785件(前事務年度566,999件)、消費税(個人事業者)では調査等の総件数96,443件(前事務年度72,369件)、うち申告洩れ等の件数68,560件(前事務年度48,849件)となっています。

消費税の調査等の総件数、申告洩れ等の件数いずれも前事務年度を大きく増加しているのが分かります。平成15年改正での事業者免税点の引下げが影響しているような感じですね。

この他、申告漏れが高額な業種など公表されていますので興味のある方は国税庁HPをご覧下さい。

◆税務調査の対応◆
税務調査は、毎期決算を正確に行って調査の事前準備をしていればあまり心配する必要はありません。
調査で聞かれることは、決算時にほとんど確認しているはずですから!
さらに、事前準備の段階で問題となりそうな事項について納税者に説明していればあわてることもなく冷静に対処していただけます。

税務調査で良く感じることは、資料の整理や保管状況ですね。
調査官が「この取引に関する資料を見せて下さい」といったときに、「どこかにあると思うのですが」なんて答えては印象が悪くなります。
対応が良ければ、調査の日程を短縮出来ることもありますよ。

秋は税務調査が多い季節です。皆さんのところは調査がいつ来ても大丈夫ですか。

◆最後に◆
先日、ある保険会社の方から「ネ−ムウォッチング」って姓名判断みたいなものをいただきました。それによると性格が「型にはまらない創造的な生き方と独自の価値観を持つ自由人」だそうです。

あたっているような、違うような。よく分かりませんが良いことは憶えて、悪いことは忘れます。(いい性格です!何ごともPositive Thinking!)

では、今日はこのへんで。