札幌の相続相談専門の税理士ブログ

士業ブログドットコム - Admin

　確定申告の時期となりました。給与所得者の会社員の皆さんは、年末調整で税金の清算手続きが済んでいますが、退職されて年金を受給を受けている皆さんは、確定申告が必要となります。込んでいる税務署に行く事は大変ですね。電子申告もありますが、コンピューターであれこれ入力する事を思うと、椅子に座って待っていた方が良いかもしれませんね。しかしながら、払うものは払って、年金問題やガソリンの暫定税率に対して言うべきことは言った方が良いかもしれませんね。

　今年ももう師走、毎年、年の経過、いや時間の早さを感じる季節になりました。時間を大切にとわかっていても、なかなか実行できないものです。
　先日、相続税対策のご相談がありましたが、被相続人となる方からのご相談だとよいのですが、息子さんからのお話だとなかなか相続税対策が進まないときがあります。被相続人すなわちお亡くなりになる当事者が、決断しないかぎり難しいものです。被相続人となるご本人からすれば命は永遠で、まだ早いと感じております。ごもっともなことだと思います。
　私も命は永遠と思っており、季節の移り変わりの早さを感じても、毎日いつも通りのままです。でもこの平凡さが大切なものかもしれませんね。

　今年の夏も暑い夏となりました。昨日は熊谷と多治見で日本の最高気温を更新とのこと。札幌も13日から15日までは30度を越す真夏日でした。毎年、温暖化の影響で気温が上昇しているとのことですが、どうしてこのお盆の時期にこんなに熱くなるのでしょうか。
　日ごろ不摂生でモラルに欠ける現代人にたいして、地獄の番人が怒って、かまどの炎を焚きつけているようです。
　清廉で道徳心の高かった先人の思いを大切にしていきたいものです。

　先日、主婦の方から、相続のご相談がありました。相談の内容は、実の母と同居し、食事などの面倒を見ているので、相続の時、他の相続人より多く相続したいとのお話でした。ご相談者のお気持ちは理解できるのですが、単に同居だけでは、他の相続人より多くとは行かないと思います。原則としては、法定相続分によります。そこで、お母様も含めて、生前にお話し合いをしていただくことが、一番大切です。お母様は、「兄弟姉妹仲良く」が一番の想いです。お母様が亡くなられた後も、「兄弟姉妹仲良く」するために、元気なうちにお話し合いが大切です。
ホームページ：http://tani.b-info.jp