板橋区の内野行政書士事務所ブログ

先日、ある役所でショッキングな場面に遭遇しました。

私より先に申請書を提出している、お歳を召した行政書士さんがいました。

すると、部屋いっぱいに響くお役人の声。

「行政書士さんなんだから、もっと勉強してくださいよ！」
「あなた、プロなんでしょ！」
「これでメシ食っているのに、何でこんなこともわからないんですか？」
「全然わかっていないで、よく申請できますね！」等々。

周りには行政書士以外の大勢の人がいました。
行政書士さんは、しどろもどろ・・・。

私が申請を終わっても、まだ絞られていました。

私は、その行政書士さんに言いたかったです。
「勉強して、お役人になめられないようにしましょうよ」と。

お役人にも言いたかったです。
「ちょっとそれは言い過ぎでしょ、初めてこの仕事をする行政書士もいるんですよ」と。

ところがこの日は会務があり、すでに遅刻の状態でありましたので、すぐにその場を後にしました。

どっちもどっちなのですが、何となく悔しかったですねえ。

なぜか、「頑張ろう」と思った私でした。



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本当に時々ですが、役所で少々もめることがあります。

見解の違いから、自分の納得できないことを役所が要求してくることがあります。

そんな時、私はお客様のことを最優先させます。

そこで時間がかかることがお客様にとってよくないことであれば、自分の考えを主張するよりも役所の考えに従います。

どうしても納得できないのであれば、後日、抗議なり申し入れをすればよいと思うからです。

私達行政書士の地位向上のため、役所に考え方を変えていただくことには大賛成ですが、そのために現在のお客様の利益を損なうことがあってはならないと考えます。
役所とケンカすることが、行政書士全体にとってよくないイメージをもたれる場合もあります。

実は私はこういう申し入れを、時々しています。
感情的になったり、責めるような口調ではなく、あくまでもお願いという形です。

役所とは対等な関係であるべきですし、もちろんお客様とも対等にお話させていただきます。

でも、基本的にはどちらにも低姿勢です。（笑）



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責任感のない人が増えているようです。

あらゆる場面で、「責任を持つこと」への希薄さが目立ちます。

一人一人が責任を持って行動すれば、信頼が生まれるはずです。

巷間、様々な問題が起きていますが、関わる各々の責任感の欠如に起因していると感じます。

日本の国全体がそんな風になってきていないでしょうか。

自分さえよければ人のことなどどうでもよい、金儲けのためなら平気で嘘もつく、そんな考えが横行しています。

そんな考えをしていれば、いずれは自分の首を絞めることになるのです。

行政書士も例外ではありません。
お客様への責任をしっかりと持つべきだと感じています。
それさえ持っていれば、お客様とのトラブルはほとんどなくなるはずです。

無責任による信頼感の欠如は、全てを沈滞させます。


愚痴でした・・・。




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世の中には「お金で動く人」と「お金では動かない人」がいます。

「お金で動く人」の考えも、もっともだと思います。
何人も否定をできるものではありません、仕事なのですから。

しかし、私はやっぱり、「お金」ではなく「気持ち」で動く男になりたいと思っています。

「お金」は人を変えます。
「お金で動く人」の周りには「お金で動く人」が集まります。

熱い「気持ち」で動く人のところには、「気持ち」で動く人が応援してくれる、そんな気がします。

そういうところでできた絆は、大切にしたいと思います。



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今年は夏休みをとることができませんでしたので、この３日間が遅めの夏休みとなりました。

本当に何の心配もなく、何の予定も入れていない３日間です。
少し体調も思わしくありませんので、ゆっくり休みたいと思います。

もともと忙しいのがあまり好きではありませんが、休みがなく、家族にも心配と迷惑を掛けました。

私が休みでも、子どもたちは予定が入っていますので、妻と散歩でもしたいと思います。

休みなんですが、やはり仕事のことを考えてしまうのです・・・、いけない、いけない・・・。

ゆっくり休みます。




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これは行政書士に限ったことではないのですが、どうも困った倫理観を持った人が増えているような気がします。

私たちの小さい頃には、社会全体にある一定の共通認識のようなものがあり、それに反することは「恥ずかしいこと」でありました。

最近では、各々が違った倫理観を持つようになり、「人に迷惑を掛けない」とか「決められたルールを守る」というような社会生活における根本的な共通認識が薄れていっているように思います。

価値観の多様化はいいと思いますが、同時に、自己中心的な人たちが増えている気がしてなりません。

「自分さえうまくいけば、人のことはどうでもいい」はずがありません。

社会生活を営む以上、他人とのかかわりなしで生きていくことは難しいことです。
プライドを持つことは大切ですが、人に見せつけるものではありません。

「恥」というものを自覚できる人間になりたいと、思います。



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何一つ不自由がなく幸せそうに見える方でも、悩みを抱えていたり、背負っているものが必ずあるような気がします。

「どうして自分だけが・・・」と考えがちですが、ほとんどの方が何かを背負いながら、懸命に生きています。

もちろん私もそうです。

歳を重ねれば、そういうものが増えていきます。

仕事、家族、友人、金銭等、どなたでも何かしらの悩みがあるものです。

その中には時間が解決してくれるものもあります。
逆に、早めに手を打たねばならないものもあります。

悩むこと、何かを背負うことは、自分にとって必ずプラスになるはずです。

今は苦しいかもしれませんが、耐えていれば、状況は必ず変わると、そう信じたいと思います。




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最近よくこういうお問合せがあります。

私の考え方に賛同の言葉をいただき、「補助者の募集は、ありませんか？」と・・・。

大変嬉しく思いますが、「残念ながら・・・」とお断りをしています。
正直な話、補助者がいると助かるなあ、と思うことはありますが、「自分で全て対処しなければ気がすまない」私には無理なのです。

私自身は補助者の経験があります。

その中で感じたことですが、事務所が大きくなり、補助者を抱えれば、自分とお客様との関係がだんだん希薄になり、お互いの顔も忘れるようになります。
仕事も補助者任せになり、お客様とのトラブルの原因にもなります。

報酬が高いのは、様々な費用が乗せてあるからです。

小さな事務所には小さな事務所のいいところがあるのです。
お電話をいただいた場合、基本的には私本人が必ず出ます。
私が初めから終わりまで責任を持って、仕事をいたします。

そんな行政書士が全国津々浦々で活躍すればいいと思います。




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