08年02月09日

クレーム!

最近は一般的にクレームをつける方が、多くなったようです。

何となく世の中全体が、ぬるくなり、自分の仕事に責任を持つ気持ちが薄れているような気がします。

行政書士の場合も例外ではなく、中には無責任としか思えない方もいます。

私は東京会の総務部員ですので、クレームがあった場合の処理も大切な仕事の一つであります。この仕事は本当に大変で、苦労する仕事です。

私自身は、幸い今までにお客様とのトラブルもなく、クレームもありません。

ちょっとした感情的なもつれ、最初の取り決めに対する考え方の違い等により、お客様とのトラブルに発展してしまう場合が多いようです。

行政書士に依頼されるときは、報酬と依頼内容・範囲に関してしっかりと取り決めし、場合によっては書面を交付してもらってもいいと思います。

行政書士も、自分が自信を持ってそれだけの請求ができる仕事をしたかどうかを、しっかりと考えていただきたいと思います。


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行政書士でお金儲けができると思いますか?


行政書士を約15年やってきた私は、何の特権意識も無く普通の人と同じ目線で、仕事をしてきました。
はっきり言って、お金儲けをしようとするなら、行政書士はやめたほうがよいと思います。

行政書士で儲けている人は、「行政書士で儲ける本」を書いている人と「行政書士で儲けるセミナー」をやっている人です。

実務家として地道に顧客を増やし、誠実に仕事をしていけば、努力次第でそれなりに生活はできると思います。
ただ、その苦労に比べ、見返りが少ないと感じることも多いと思います。

行政書士のいいところは敷居の低いところです。
依頼者と同じ生活を送る普通の感覚を持っていることです。

無理にお金を儲けようとすれば、必ずお客様との間で問題が生じます。

お金を持つと人間は変わります。

だから、そんなに儲からなくても、普通でいいと思うのです。



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行政書士の業務範囲は、よく言えばとても広く、悪く言えば専門性が無い、ということになります。

一つの業務に特化し、その業務のプロとなって効率的な営業活動をすれば、それも立派な行政書士だと思います。

私の場合は、できる範囲で色々なご相談にお応えしたく、特別な専門を持ちません。しかし何でもできるということではありません。

行政書士の仕事は「簡単」と言われますが、それは間違いです。一つとして同じ仕事はないわけで、一から組み立てなければならない仕事も多く、経験を重ねれば重ねるほど、奥の深い仕事だと思い知ります。

経験の浅い新入会の方は、慎重に仕事を進めないと、それはそれは痛い目にあいます。

私は今でも恥をかきますし、知らないことなら若い人に教えを乞うことも厭いません。

知識の蓄積に際限はありませんし、覚えなければならない仕事もたくさんあります。

行政書士の仕事にゴールはありません。



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いくら仕事が欲しくても、お客様を第一に考えれば、何でもお引き受けするわけにはいきません。

行政書士が引き受けることにより、かえってお客様に不利益を与える可能性がある場合、他士業の方にお願いすることがお客様に利益をもたらすと考えられる場合、そんな場合であっても、何でも自分で引き受けてしまう行政書士がいます。

その結果、お客様から苦情を受けることになります。

私の場合は、まずご相談を受け、内容をお聞きし、私ができること、できないことをしっかりと説明し、他士業の方をご紹介したほうがよい場合は、ご希望により紹介させていただきます。

根底にある考えは、何がお客様にとって一番いい方法かということです。

しかし、お客様によっては、「とにかく自分の希望通りにして欲しい。」という方もいらっしゃいます。

マイナス面をきちんとお話してもなおご希望されるお客様は、ご依頼をお断りする場合もあります。

お客様のことを、第一に考えるということは、自分の知識と経験で、お客様の立場で真剣に考えるということであり、報酬の額には全く関係ありません。

立派なビルに事務所を構えているわけでもなく、補助者をたくさん雇用しているわけでもありませんから、こんな風に悠長に考えられるのかもしれません。

私は私の理想とする「行政書士」に近づきたいと思っています。


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たまに旨い話があります。

ところが、しばらくすると後悔となります。
旨い話には必ずリスクが伴います。

泣き寝入りはいけませんが、基本的には「自己責任」です。
ところが、旨い話にのった方は相手のことばかり責めます。

もちろん、先方に様々な責任があるのは当然のことですが、あまりに安易に旨い話に飛びつく方も少なくありません。

私はそういう旨い話があまり好きではありません。


先日もこんな電話が・・・。

「今は預金の利息も低いですし、お金を増やしていただこうというお話なんですが。」と営業マン。

「興味がありませんので。」と電話を切ろうとする私。

「ちょっと待ってください、お金を増やすことに興味が無いとは、一体どういうことですか?誰だってお金が増えればいいと思っているでしょう。」と営業マン。

「そんな簡単にお金は増えませんよ。」と私。

「それがあるのです。ぜひ一度お邪魔させていただき、お話を聞いてください。」と営業マン。

同じようなやりとりが数回・・・。

おお、しぶとい。傍で上司がモニタリングでも、してるのかもしれない、「簡単に引き下がるな」と。

ちょっと、熱くなりました。

「あのですね、いきなりの営業電話で、これだけ不快な思いをさせたあなたとあなたの会社に、私が今後何かお願いすることがあると思っているのですか。価値観とは人それぞれなんです。お金が増えて幸せな人もいれば、お金が無くても幸せに暮らしている人もいるのです。こんな私と話すより、あなたの話を必要としている方がどこかにいます、そういう方に電話をしてください。」と電話を切りました。

電話営業って、対費用効果はほとんど無いと思うのですが、一向に減りませんねえ。

そうそう、話は戻りますが、「旨い話」には必ずウラがありますから注意してください。



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