板橋区の内野行政書士事務所ブログ

行政書士は、住民票・戸籍謄本等の職務上請求ができます。

しかし最近では、不正な請求事件が何件かあったため、行政書士の職務上請求に対し、いろいろ言う方も出てきています。

行政書士会は、モラルの徹底を呼びかけ、自ら襟を正すという意味も含め統一用紙に「依頼者」の名称を記載する欄を設けました。

私は「行政書士の守秘義務」が第一と考え、今まで、「依頼者」の名称を記載しませんでした。

そのことに対し、役所に何も言われたことはありませんでしたが、先日初めて、ある役所で記入するように言われました。
今後、やむを得ない場合は、必要に応じ記載することもあると思います。

行政書士は依頼された業務で必要があれば、職務上請求ができますが、住民票・戸籍謄本等のみ取得することはできません。

私のところへも、「住民票をとってほしい。」とか「家系図の作成をお願いしたい。」等の電話があります。
もちろん全てお断りしています。

行政書士は、どんなことがあっても、人権を常に意識し、被請求者に不利益が生じないよう、注意をしなければならないと思います。

それができなければ、行政書士という資格は、国民から必要とされない資格となってしまうことでしょう。


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「○○申請は、いくらでやって貰えます?」

電話に出るといきなり、このようなお問合せがありました。

私の場合、ＨＰに「報酬の安さに自信がある行政書士ではありません。」と書いていますので、滅多にこういうお問合せはありません。

こういう時私は、かえって高く申し上げたりします。実際は違いますけど・・・。(内緒です。）

お客様からするとお支払いは少ないに越したことはありませんが、安い報酬が結局は高くつく
ことがあります。

では、何を基準に選んでいただけばよいか？

やはり、依頼する行政書士と直接会って、話をするのが一番ではないかと思います。信頼でき
そうもなければ二度と連絡しなければよいことですし。

いい士業の方を探すのは、結構大変なことなのです。


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難しい案件に光が見えてきました。

まだ確定ではありませんが、書類が揃っていけば、可能性が出てきました。役所の方と何回か折衝をした結果です。

もちろん手引きに載っているような疎明資料ではありません。
これがもし通れば、また一つ私の自信にもなりますし、お客様にも喜んでいただけること
でしょう。

しかし、許可になるまでは安心できません。
気を抜かず、一生懸命やります。


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行政書士は自らが行う業務に関して、それぞれが自分のノウハウを持っています。

経験を重ねるたびに、このノウハウは多くなります。

これは、巷にあふれる行政書士関係の本に載っているようなものではありません。

何の仕事でもそうですが、ノウハウは、失敗しながら、恥をかきながら、自分で身に付けるものです。

そして、それが自分の財産となり、お客様の利益となります。

行政書士の業務は、一見誰が申請しても同じ結果になるようなものでも、実は奥の深いものである場合が多く、依頼する行政書士によっては全く違う結果となることも少なくありません。

私はわからないことは、「わかりません。」と正直に言います。そのうえで、お客様がある程度の答えを必要とされる場合は、それぞれの専門家の方にお聞きしてから、お答えします。

知ったかぶりをして、お客様に不利益を与えてはいけませんから。


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疎明書類が乏しく難しい申請の件で、何とかしようと知恵を絞っております。

たぶん、今までで一番困難かもしれません。

こういう難しい案件に直面すると、私は燃えてきます。

何とかなった時の達成感は、何事にも変えがたく、頑張ろうと思っています。

ただ、お役所が相手ですので、どうにもならない時もあります。

そんなわけで、相変わらず貧乏暇なしで、確定申告ができません。

マズイです・・・。


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