08年06月12日
どうにかしてる確認申請・・・
住宅の確認申請でも、妙な感じで馴染めない。なぜあのようにややこしくなったのでしょう。書類優先で、変更しないことに気を使いすぎていて、「良い建築」を創る意欲が薄れてきている。本当にこれでいいのでしょうか?改善策はないのでしょうか?凄く疑問です・・・
08年04月09日
金閣寺
先日京都を旅してまいりました。多分修学旅行以来でしょうか、何十年ぶりでしょうか・・・久しぶりに行ったので見方も感じ方も随分変わりました。年のせいかもしれません。経験を積んだと考えましょう。本当は銀閣寺の庭園が観たかったのですが、時間の都合で金閣寺を観に行きました。ご存知でしょうが、金閣寺は、一層は寝殿造(シンデンヅクリ)で法水院(ホッスイイン)、二層は武家造(ブケヅクリ)で潮音洞(チョウオンドウ)とよばれています。三層は、中国風の禅宗仏殿造で究竟頂(クッキョウチョウ)とよばれ、三つの様式を見事に調和させた室町時代の代表的な建物と言えます。二・三層に金箔張りで上に鳳凰が乗っかっていて、実に成金・・・いや見事。凄いと言えば、たしかに凄い・・・なんとも表現しずらい気持ちになりました。
07年11月30日
個展
今年の夏は、初めて「作品展」をすることができました。いろいろなことがありましたが、思い出深い出来事のひとつでした。
2007/07/18〜8/03まで福岡市天神 LAV STAGE Pro ショールームにて建築作品展を行いました。「建築とアートのかかわり」というテーマのもとに福岡で活躍中の4人の芸術家作品を展示しました。メンバーには、CG;戸谷 悟氏 彫刻;大塚 豊氏 風水;蘭鳳氏と共に展示会を楽しむことができました。多くの人たちから協力を得て、盛り上げていただき、また、多くの方々に足を運んできていただけてことに感謝しています。これからも年に1回くらいは「作品展」を行いたいと思いますので、その際は足を運んでいただけると幸いです・・・
2007/07/18〜8/03まで福岡市天神 LAV STAGE Pro ショールームにて建築作品展を行いました。「建築とアートのかかわり」というテーマのもとに福岡で活躍中の4人の芸術家作品を展示しました。メンバーには、CG;戸谷 悟氏 彫刻;大塚 豊氏 風水;蘭鳳氏と共に展示会を楽しむことができました。多くの人たちから協力を得て、盛り上げていただき、また、多くの方々に足を運んできていただけてことに感謝しています。これからも年に1回くらいは「作品展」を行いたいと思いますので、その際は足を運んでいただけると幸いです・・・
07年11月27日
伝統工芸
先日引渡した和風住宅の建築主のために和風の家具をデザインしてるのですが、これがなかなか難しい。大川で製作中なのですが、工場の製作者に意思が伝わらない。週末見に行く予定だけど、少し怖い・・・伝統的な組方に拘って製作してみることにした。色合いは草木染めの仕上げなので美しい。日本の伝統工芸には捨ててはいけない素晴らしいものがある・・・
07年11月26日
自然との折り合い
今日は、「自然との折り合い」について、
人間は、自分たちの生活のために、自然を壊し、他の生き物を殺し、生きていく生き物である。他の動物たちも生きるためには、同じ事をしているが、人間との違いは、「楽しむ」という事の違いである。他の動物達は、生きるために必要だから、必要なだけ殺して生きていってるが、人間は違う。生活を楽しむため、あるいは快適さを求めて自然を破壊しているのである。つまり、人間は地球にとっては、害虫”なのである。とりわけ僕は、その中でも最も悪質な「建設業」の仕事に携わっているのである。「環境に配慮した建築」だとか、「環境の重みに対決した建築」だとか、建築家の多くは、いろんな事を言っているが、そんなのは、良いわけに過ぎない。土地の開発や建築は、明らかに「自然の破壊」なのである。かといっている僕も、自然の役に立つようなことは、なにも出来ていないのです。せいぜい建設現場に、ブナやコナラを植えたり、アスファルトやコンクリートで敷地を殺さないよう気を使う程度である。実際どうして良いかわからないのです。・・・・・・・
だから、僕は「木を植える」。暇さえあれば「木を植える」田舎に行っては「木を植える」・・・・・・・・・・これが僕の「自然と適当に折り合いをつける」唯一の手段なのであり、自然に対する罪のつぐないかたなのである。
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人間は、自分たちの生活のために、自然を壊し、他の生き物を殺し、生きていく生き物である。他の動物たちも生きるためには、同じ事をしているが、人間との違いは、「楽しむ」という事の違いである。他の動物達は、生きるために必要だから、必要なだけ殺して生きていってるが、人間は違う。生活を楽しむため、あるいは快適さを求めて自然を破壊しているのである。つまり、人間は地球にとっては、害虫”なのである。とりわけ僕は、その中でも最も悪質な「建設業」の仕事に携わっているのである。「環境に配慮した建築」だとか、「環境の重みに対決した建築」だとか、建築家の多くは、いろんな事を言っているが、そんなのは、良いわけに過ぎない。土地の開発や建築は、明らかに「自然の破壊」なのである。かといっている僕も、自然の役に立つようなことは、なにも出来ていないのです。せいぜい建設現場に、ブナやコナラを植えたり、アスファルトやコンクリートで敷地を殺さないよう気を使う程度である。実際どうして良いかわからないのです。・・・・・・・
だから、僕は「木を植える」。暇さえあれば「木を植える」田舎に行っては「木を植える」・・・・・・・・・・これが僕の「自然と適当に折り合いをつける」唯一の手段なのであり、自然に対する罪のつぐないかたなのである。