繁盛店の忘新年会の時期に店舗に訪問するのはホントにいいものです。ひっきりなしに予約のお客様から電話が入って、なんだかこちらも楽しくなってきます。

ただそんな繁盛店でも最近は新年会は減ってきているのが現状のようです。その分普段を底上げしないといけないのはたいへんです。

でも、どうも上手にやっているお店は特別なことを考えていると言うよりは普通のことをちょっと工夫したり視点を変えて見て成功している場合が多いような気がします。

 魯山人が「食器は料理の着物である」といったのは有名な話ですが、確かに食器がディスプレイだとすれば商品の価値はその飾り方で上がったり下がったりするものです。照明や内装も総合的な価値アップディスプレイとも言えるわけですね。

 そういえば我々の業界ではないですがブックオフのパートから社長まで上り積めた橋本社長はパート時代、店内の照明を明るく代えるというアイデアを提案したそうです、古本を陰気な照明で売っているとイメージが悪くなるのとお客様も居心地が良くないですよね。古本だからと言って節約を優先させていたら売れ行きは今ほどなかったかもしれませんね。