13年12月10日

ウソの保険営業

ある相談者から

「この保険会社のこの保険商品は保険会社が倒産(破綻)しても元本が守られる商品です!」

と勧められているという相談を受けました。

そんなものがあるはずは無いと思いましたが、念のためその保険会社に問い合わせることに。

問い合わせの結果、やはり保険会社が倒産(破綻)したら元本は守られない。生命保険保護機構の取り扱いのとおりで、元本が保証されるものではありませんでした。

その旨を相談者に説明して差し上げました。

その後相談者から
「西村先生のおっしゃるとおりに、保険営業の方に話をしたら、先生の予想どおり『破綻しても元本保証されるなんて言ってない!』と言われました。」

こんな保健営業がまだまだあるんだなと、がっかりするのと同時に私の活動が不足しているのかなと思いました。
13年12月10日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
お問い合わせいただいても、なかなかブログで説明するのが難しいですが、ダイヤモンドのオンラインの記事がありましたので、URLを記載しておきます。

http://diamond.jp/articles/-/32754?page=4
13年11月07日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
13年11月07日

誤表示問題

レストランメニューの誤表示問題が取り上げられております。

数年前に食材メーカーの偽装問題などありましたね。

誤表示で済まされるのか偽装なのかはとても気になりますが、FPとして
とある、保険見直しショップのキャッチコピーが下記のとおりです。

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今、この国には数千もの保険商品があると言われています。
これは、安心の数でもあり、同時に“最適”な保険選びを難しくする要因にもなっています。

2000年〇月、来店型保険ショップのパイオニアとして誕生した「〇〇〇グループ」は
お客様にとっての“最適”をずっと考えてきました。

お客様が納得の保険、希望にぴったり合った“最適”な保険が選べるよう、
私たちはこれからも、お客様のいちばん身近な相談相手でありたい、と思います。
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ここも色々問題が指摘されておりました。

内容も【最適な保険が選べるような、相談相手でありたい】と言葉を濁しております。

以前はもっと強い表現だったと思います(過去のチラシとか広告を探せばすぐ見つかります)。

その強い表現だったときに契約したお客様にとっては、それは【誤表示】なのか【偽装】なのか。

私はいつも自信持って相談者にあったプランを提案しています。
それでも、その後別商品が発売になってそちらの方がいい場合は、何十万円ものコストをかけて既契約の方にも案内したりしています。(保険代理店としては早期解約のペナルティがかかるのも承知で)

誤表示ではありませんが、できることはやっていく姿勢を。

学資保険、元本割れ返還へ 住友生命、和解勧告受け入れ

朝日新聞デジタル 10月28日(月)5時30分配信より転載

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学資保険、元本割れ返還へ 住友生命、和解勧告受け入れ

「元本割れ」を返すよう求めた男性が長女のために入った子ども保険

 【松田史朗】子どもの教育資金をためる「子ども保険(学資保険)」で、支払った保険料よりも受け取る額が少ない「元本割れ」が起きたとして、大阪府に住む男性(51)が元本割れした分を返すよう求めた訴訟が大阪高裁であり、今月、和解が成立した。元本割れ分の返還を高裁が勧告し、保険会社が受け入れた。

 元本割れの穴埋めを高裁が勧告したのは、保険を勧めた外交員が、元本割れする可能性について十分説明していなかったと判断したためだ。金融トラブルに詳しい弁護士によると、子ども保険の元本割れは最近相次ぎ、訴訟も多いが、生保会社がその穴埋めに応じるのは異例という。同様の訴訟に与える影響は大きく、生保各社に今後、説明の徹底を強く促す効果がある。

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ちょっと影響が大きそうな裁判ですね。

元本割れの子ども保険・学資保険の契約者はおそらく数万人規模でいらっしゃるでしょう。

どのような裁判の経緯なのかわかりませんが、元本割れの学資(こども)保険を販売していた大手生保会社はたくさんあります。それらが全部穴埋めをするのかどうか・・・。

私の相談者でも元本割れを知らずに加入されていた方も多くいらっしゃいます。

元本割れの事実を知ったとしても中途解約をすると満期まで持つよりも損が大きいのでそのままにせざるを得ないケースがほとんどでした。

ただ、気になるのは既存の子ども保険が元本割れすることを指摘して、解約させて自分のところの保険商品に加入させたケースはどうなるのか?

解約返戻金で損した分よりも新しく加入した保険商品の利益の方が大きい場合は問題ないでしょうが(私もまれに提案しますが)、そうでは無かった場合は?その提案をした保険営業の責任問題にはならないか?

特に変額保険系を提案しているような場合はもっとひどいこともあるでしょう。

引き続き注目が必要です。
13年10月28日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
消費税増税も決まり、いよいよもって家計節約の気合を入れていかなくてはならないところです。

細かいところの見直しよりもまずは大きな固定費の生命保険。

特に死亡保障と医療保障については、本質と隠れた保険商品の存在を理解していないといけません。

それを理解していれば、何百万円と違うのですから。

私自身も死亡保障の保険を見直しを1年半前くらいにしました。結果、保障額は大幅UPした上に掛け捨て保険料はトータル200万円以上の差に。

現在はその商品は販売中止となっているので、そこまでの効果はありませんが、それでも100万円単位で将来の貯蓄額が変わってきます。

生命保険見直しセカンドオピニオンに頼むのは・・・今!
13年10月03日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
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