13年06月22日

顧客なしで独立

独立して8年。

色々ありましたが、本当に最初は大変だった。

直前まで東京でつとめていましたので、仙台にはまったく顧客が無い。

よく保険代理店さんが独立するケースですと、給料が保障されながら保険会社勤務時代に開拓した顧客については、そのままつれていっていい。

安定給料をもらいながら、独立後の安定収入を得る顧客を開拓できる。
ある意味すばらしい制度です。

実際私も保険代理店としてのやることを勧められました。

しかし、私の目指すFP像とは違う。
ベストではない保険商品を無理に勧めるのであれば、ただの保険代理店。

独立した後に「実は他社の商品の方が良かったんです・・・。」なんていえません。

独立まで3年経っていれば、3年間そのお客さまにうそをつくことになりますので。

※ただの保険代理店としてやる方は別にウソというか自分の所属会社商品を高くても勧めるのは当然なので、それを批判はしません。

あえてイバラの道を選び、今の私がありますが、お客さまに対して自分のやってきたアドバイスや仕事に自信を持っていることができますし、これからもそうしていけます。
FPとして様々なご相談を受けてしております。

マイホーム購入や住宅ローンについてなど。

その中でどうしても家計や貯蓄状況を知るため、保険証券なども確認しています(貯蓄性かどうかなど)。

そうしているとどうも見直しをしたほうがいい保険設計のものも目に入るのですが、ご相談者が希望されない場合は保険診断はいたしません。

数十万円の損をするものであっても、それ自体に満足していらっしゃればそれはそれで構いません。

親戚や友人に頼まれて加入しているものものあります。

数十万円の損をしてでもその方のお願いをきくのはその方の選択ですので。

ただ、その数十万円の損をするということを知らないで加入している方にはホンネを言えば見直しをお勧めしたく思ってはいます。
13年06月21日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
G8が開催され、アベノミクスへの評価などが言われていますが、
ここ半年間の株価上昇、円安について投資を煽ったFPがかなりいらしたと思いますが、今はどこへ?

たまに週刊誌が、自省しているような記事を見たりしますが。

リーマンショック前もそうでしたが、うまくいっているとき煽って、それにのせられて失敗してしまう方もいます。

私なんかも「今が投資のチャンスだ」的なコメントを出してください的な依頼を受けたりしますが、きっぱり断ってきています。

そのため、今も自信を持って一般消費者の味方のFP、本当の独立系FPを名乗れています。

ときどきそれで金融機関(保険会社が主)とケンカしますけど(笑)。

「それ(損失)はお客の自己責任なんだから、関係ないですよ。」って。

ブラック企業について昨今言われています。

私も独立前は勤めていましたが、毎月のように月●●●時間以上時間外労働していましたね。
肉体労働とデスクワークや接客では違うとは思いますが。
普通に過労死認定出るレベルでしょう。

残業代が出たかって?まあそこは触れずに・・・(苦笑)。

ただ、自分の将来に役に立つ仕事や勉強だと思える部分についてはつらくはありませんでした。

もちろん法令順守は大事ですのでブラック企業を擁護するつもりはありません。

定時で会社は退社してそのあと将来の仕事のためのスクールに通う方もいるでしょう。自宅で勉強する人もいるでしょう。それも私は価値があると思います。

私の場合はそこにお金と時間をかけるよりも勤務先でやった方がお金の節約できるしより実践的なものになると思ったからやっていただけです。

ただ、いくら考えても納得がいかない仕事、無意味な仕事、なにか怪しい仕事、ためにならない仕事についてはいくらやっても意味がないどころかマイナス(体調不良や時間のムダ)になるので正直やりたくありませんでしたね。

人より倍以上の濃縮した時間を若いときに経験し、今は独立して自分の責任で時間管理も仕事内容も責任もってやれています。もちろん忙しいときやらないときは時間なんて考えてられません。

こういった若いころの経験があるからこそ誰にも負けないアドバイスやコンサルティングができるのだと自信持って言えるとも。

一度しかない人生、ライフプランニングをしっかり持って仕事もしていただきたいと思います。そのためには若いころからしっかりお金や生き方についての勉強をしていただきたい。

中学生や高校生の前で講座を開く機会があれば喜んで行います。
金融庁は7日、少子高齢化時代の保険商品やサービスのあり方についてまとめた報告書を決定した。複数の保険会社の商品を扱う「乗合代理店(保険ショップ)」への規制強化や、保険金の代わりに介護・葬儀などのサービスを選べる保険の解禁などを盛り込んだ。

 7日の金融審議会(首相の諮問機関)の保険作業部会に報告書の最終案を示し、委員から了承を得た。内容は新商品・サービスの解禁、保険募集の規制強化など。保険業法の改正が必要なものは来年の通常国会への提出を目指す。

 保険ショップは駅前やショッピングセンターなどで急増している。消費者が誤解しないよう保険会社側の代理店であるという立場を明示させ、顧客に特定の商品を勧める際はその理由を説明するよう求める。

日本経済新聞平成25年6月7日

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中立の立場でベストの保険を提案するとうたっていながら、実態は代理店手数料が高い商品を勧めたり、代理店契約維持や代理店料率維持のためにベストといえない保険会社の商品を提案したりしている保険ショップ。

登場当初から、私は問題点を指摘し続けてきましたが、やっとのことで規制に乗り出す
とのこと。

どういった規制なのか、骨抜きの規制にならないか。

むしろきちんとやっている乗り合い保険代理店が苦しくならないか心配です。

私が問題の根源と思うのは保険ショップの高コスト体質ですから。

ぜひともコストの明示を義務つけていただきたい。
テナント料・広告費・人件費など。

ちなみに私の場合(保険代理店業務部分)は
テナント料月3万円くらい?(自宅併用店で、住宅ローンが月9万円くらいなので面積按分すると)
広告費月1万円年間12万円くらい?
人件費・・私だけなので月3万円くらい?

というところです。

そうでなければコストを払うために、本来お勧めでない商品もお勧めしなくてはならなくなるので。
13年06月11日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
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