ふと、大学生の頃の話を思い出しましたので書きます。

大学生の頃一人暮らしでアパートに入居していました。
ふとした事情で、8月に引っ越すことになったので、大家さんに、8月で引っ越すことを伝えたところ、

「こんな時期に引越しは認められない!引っ越すなら3月までの家賃を払いなさい!」と。

学生の時すでに宅建試験に合格していた私は「は?何を言っているんだ?」という感じでしたが、大家さんは大真面目でした。

その場では埒があかないので、いったん話は打ち切りましたが、少しして、「○○さんから説明してもらってください。」と大家さんに言われました。

ちょっと学生向きなので不動産屋が仲介したわけではなく、なんかの組合が間に立っていたので宅建業法的にどうなのかは今となっては疑問でしたが。

その○○さんのところに行きました。

その○○さんは大家さんの味方でみんな学生は3月までの契約となっている。3月までの家賃を払いなさいと。

しかし、そんなことは契約書のどこにもありません。(もしあったとしても違法(当時は定期借家法はなかったので)ですが。)

世間のことを知らない学生だからだませるとでも思ったのでしょうか?

確かに学生向けのアパートをやっている大家さんにとって8月に出られるのは痛いです。

しかし、それもリスクの一つです。

それを学生が相手だからと訳のわからない理屈で言いくるめて大金を巻き上げようとする態度は許せません。

結論はこのブログの読者ならお分かりだと思いますが、全面的に私の主張が勝ちました。

しぶしぶ大家さんと○○さんは転居を認め、敷金も全額戻してもらいました。

かわいげのない学生でしたね。
東京都下水道局:内規違反とワッペン変更に3400万円 知事「くだらねえ完全主義」

 ◇細い線1本消すために…
 東京都下水道局が新調した職員の作業服用のワッペンに、波線が描かれているのは「内規違反」だとして、同局が約3400万円をかけて作り直していたことが分かった。

 細い線1本が原因で多額の公金が無駄になり、最初のデザインを決めた幹部2人が訓告処分を受けたが、あまりの「お役所仕事」ぶりに石原慎太郎知事は「くだらねえ完全主義だ。骨身にしみて反省させる」と憤慨。作り直しを決めた職員も処分する意向を示した。

 下水道局は今春、職員の作業着約2万着を一新。右胸につけるシリコーン製のワッペンを新たに縫い付けることにした。都のシンボルマークであるイチョウの横に局名を描き、その下に「水をきれいにする」というイメージを込めて、水色の波線(約5センチ)を加えたワッペンを考案した。

 だが昨年11月、局内からシンボルマークの取り扱いを決めた内規「基本デザインマニュアル」に触れるとの指摘があった。内規には「(イチョウのシンボルマーク以外の)他の要素を加えない」との規定があり、同局も波線がこれにあたると判断。完成していた2万枚のワッペンを廃棄し、新たに3400万円をかけてワッペンを作り直した。

 都は3月、最初のワッペンのデザインを決めた当時の部長と課長を訓告処分にした。下水道局は「作業服は長い間使っていくもの。基準に違反するものを使い続けるわけにはいかなかった」と説明している。

毎日新聞2009年4月11日

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まあ、ビックリする内容ですね。

仕事が無くて困っている方や、母子家庭で大変な方がたくさんいる中で。

内規に気づかなかった幹部もそうですが、あえて3400万円もかけて直す必要があったのか・・・。

それほど重要な内規なのか???

白い布を縫い付けるだけでも良かったのでは???

また、3400万円かけて2万ということは、一つ1700円ということ?

ワッペンを外して付け直す作業賃が入っているかもしれませんが高すぎるような・・・。

その作業賃分が入っているとしたら、全職員で手分けして自分でやればよかったのでは無いかと思いますが。

ある意味、いじめかもしれませんが、ミスをした職員が手作業でやるとかお金をかけない方法がいくらでもあったのでは・・・。(これに残業代とかつけられたらたまりませんが。)





09年04月15日

建物取り壊し

色々ライフプランから資金計画まで行った結果。

自宅を建て直すということがよくあります。

先日の建て直しの際に古い建物の床下の奥を見たところ、束柱がずれていたと相談者から連絡がありました。

先日の地震でずれたのか、もともと欠陥住宅だったのかはわかりませんが、建替えかリフォームかで悩んでいた相談者は、私の建替え提案にして良かったと喜んでいます。

今回の地震は幸い同じ震度6強でも建物の倒壊が少ないタイプの地震で、ほとんど建物の被害は無かったようですが、いつ建物に被害が出る地震が来るかわかりません。

家族の命を守る建物のチェックはしっかりと。


トラブル相談が多い建売住宅。

購入後しばらく経ってから、
「家にいると変な感じがする。」
「子どもがアレルギーになったのは家のせいらしい。」
というような相談もあれば、

建築途中で契約したが、想像していた完成像と違っていて
「こんな安っぽい家なら契約しなかった。」
「建具や設備の場所が違う。」
「賃貸アパートみたいなキッチンやバスルームだ。」
というのも。

建売住宅は基本業者の決めた仕様で建てられたものを購入します。注文住宅のように自分の理想のものができると思ったら大間違いです。

※不動産業者の中には自由にできると錯覚させて契約させるところもありますが。

建売の場合は完成してしまうと壁の中などの構造がしっかりしているのかチェックができません。廃材の使用や断熱材の質などによっては酷い買い物になるケースがあります。

建売住宅を購入する際は20年後や地震でダメージを受けた際には建替えるようなライフプラン・住宅ローンプランでないとお勧めしません。
生命保険の見直し業務をしていてどうも気になるところがあります。

それは、世の中の保険代理店はきちんと被保険者に健康の告知をさせているのか・・・・。

私のところには、毎月多くの保険見直し相談者がいらっしゃいます。

今の保険がムダが多いので保険の見直しで他の保険に加入しようとすると、半数近くの方がなんらかの告知事項に該当し、保険会社から、引き受け不可や、部位不担保、割り増し保険料がついたりします。

また、保険証券を見ると告知内容は無しになっているのに、私が相談者にヒアリングするとその保険の契約時に既往症について告知をしたけど加入できたとおしゃいます。

私のところ保険代理店業で成り立っているわけではないので、告知内容が悪くて保険契約が成立しなくても問題ないのですが、保険代理店にとっては、死活問題です。。。どうやっているのか・・・・。若くて健康な人だけをターゲットにしているのでしょうか・・・。

不払い問題で騒がれた保険業界ですが、告知義務違反を推奨する保険代理店やセールスがいまだに横行しているような気がしてなりません。

もしも告知義務違反を推奨してそれでいて、いざ保険金を支払う段階になって告知義務違反で払えませんでは本人も遺族も納得できませんよ。
09年04月13日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
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