家づくりのコンペをする際に参加する業者は様々です。

相談者が私に相談にくる前から検討しているハウスメーカーが入ることも多数あります。

私の紹介の工務店ではなく、相談者が自分で見つけて検討している工務店が入ることもありますが、その際はその工務店の経営状況や評判をチェックします。

倒産リスクが非常に高いわけではない(なんとかあと5年以上は持つ)工務店であればそのまま参加してもらいますが、欠陥リスクが高い、2年程度でも倒産しそうな場合は相談者に説明して、コンペから抜けさせることもあります。

それでも3社に満たない場合は、私が紹介する工務店が入ります。

もちろん、まったく業者のあてが無い方は、私から3社を紹介します。

その3社は、欠陥住宅を作らない。万一不備があっても誠実に対応する。消費者に極端に不利な契約を結ばない。施工などを私がチェックしたい場合はきちんとOPENにする。経営状況をチェックして10年以上続けられるところのみです。

なかなか完全に満たす業者は見つからなくて悩んでいます。現在7社程度です。それでも工法やコストや得意な工事に違いがあるので、相談者の要望にあった業者を3社出すのは苦しいです。

しかし、いい加減な業者を紹介するわけにはいきませんので、地道に業者チェックをして紹介可能な業者を増やしていこうと思っています。

私の基準からすれば、宮城県内の数千社の業者の中で信頼できるのは7社程度ということです。

難しいとこです。
09年03月17日

不動産業者の犯罪

毎日のように建売やマンションのチラシや広告を目にします。

それらのチラシに釣られて業者に電話したり現地に行くと大変です。

彼らはえさにかかった獲物は必死に捕まえようとします。

とにかく契約を結ぶように。

『とりあえず申込金10万円はらっていただければ物件は押さえますよ。』

『間取りは後で自由に変えますから早く契約してください。次の方にとられちゃいますよ!』
(契約書をよく読むと自由には変えられないケースがほとんど)

など。

契約前に私のところに相談していただければ、それらの手口を説明してあげます。

その上で、もういちど冷静になって物件や条件をチェックしてもらいます。

大抵の方は冷静に考えるとこの物件は自分の希望のものではなかったことに気付きます。

そこで、契約をやめると言うと、業者とのバトルが勃発します。私も数々のバトルを経験しました。

そのバトルがいやで希望物件でもないのに契約してしまうことも。

これは、脅迫という犯罪かもしれません。

物件の悪いところを隠して契約させれば詐欺かもしれません。

実際そんなことがあっても警察は民事不介入で関与してくれません。

自分を守るには自分しかいません。
それが無理なら本当に信頼できる相談者を見つけてください。
ハウスメーカーは営業がすごいです。

とにかく早く契約をさせる。契約後の多少のプラン変更は大丈夫かのように匂わせて。

しかし、実際は契約をしたら契約が全てです。

仕様書があれば、そのとおり。ハウスメーカー標準品というあいまいなキッチン、お風呂、トイレなどがあります。

「ハウスメーカーだから立派なキッチンだろう」とお客様が勝手に勘違いして、トラブルになります。

ハウスメーカー標準品を実際見てみたらとても安っぽいもので、良いものに変えてもらったら、追加料金をたっぷりとられたなんてことも。

契約では、ハウスメーカー標準品となっていますから、契約した後ではどうにもなりません。

後悔しても後の祭りです。

そうならないように事前に相談してください。
09年03月13日

別途工事の不備

ハウスメーカーは坪単価を安く見せるために、本体工事の見積もりとそれ以外の工事を分けて出します。

カーテン工事や、床暖房工事、エアコン空調工事など。
これらは最初のプランに基づいて出されたままになっている場合があります。

打ち合わせの際に間取りなどを変更したとします。そうなれば、当然上記の別途工事のお金が変わります。

窓が増えればカーテンは増える。エアコンが増えればエアコン空調工事も増える。床暖房も面積が増えれば増える。

当然、見積もりも上がるはずです。

しかし、別途工事はそのままで契約をさせようとするケースが実際にあります。

担当者のミスなのか、故意なのかわかりませんが。

契約してしまったら後の祭りです。建物が完成した後に

「カーテンが足りませんでしたので追加になります。」

「全面床暖房のはずが、半分だけだった!」

などの問題がわかります。

担当者にクレームを言ったとしても、契約した時の別途工事の見積もりが全てです。

見積もりをチェックしないで契約したたお客さんが悪いということに。
今回も保険営業の迷言・珍言から

乗り合い代理店の女性プランナー。

『どの代理店も医療保険は売りやすいからゴリ押ししてくる。』

本当にそうです。保険の●●とかに相談に行って、私のところへ相談に来る方が提案されたもの見ると、これでもか!というくらい医療保険が手厚い設計になっています。

なんども書いていますが、今の医療保険はほとんどが意味がありません。

生涯で2〜300日くらい入院してやっと払った保険料分の保険金が受け取れるものがほとんどです。

また、『どの店に行っても勧められるのは同じ商品ですよ。』

も納得。少なくとも私のところに相談にくれば、医療保険は必要ないといったり、グループ保険や共済でカバーすることを勧めたりしますので、同じ商品を勧めるようなことはありません。

ただ、確かに似たようなショッピングセンター内にあるような代理店はどこも同じような設計(商品は違いますが)をしてきます。

最近は私は相談者の契約している保険商品を見ただけで『保険の●●で契約しましたね。』というのもわかるようになってきました(笑)。

お客様に合わせてベストの組み合わせを提供すると言っているのに、どんなお客様もほとんど同じ保険設計になっているのは、びっくりとがっかりします。

きちん設計すれば夫婦の年齢・子どもの年齢・親の年齢・公的年金や死亡退職金の有無などで一人一人違う条件なので、変わってくるはずなのですが・・・。
09年03月12日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
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