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2008/01/22-19:03 「訂正なし」でも4割が記録漏れ=ねんきん特別便、ヒント提供で確認−社保庁
 公的年金の加入記録に漏れがないか確認してもらう「ねんきん特別便」に「訂正なし」と回答した人を対象に、社会保険庁が改めて電話で照会したところ、4割強で記録漏れを確認できたことが22日、同庁のサンプル調査で分かった。電話照会では、基礎年金番号に統合されていない記録の事業所所在地や業種などの情報を必要に応じて本人に提供しており、こうしたヒントの提供が本人の記憶を呼び起こすのに効果があることを裏付けた格好だ。
 サンプル調査では、今月7日までに「訂正なし」と回答した約14万人の中から1000人を抽出。このうち、未統合記録の持ち主である可能性が高い530人に同庁職員が直接電話をかけ、連絡が取れた266人に確認作業を行った。その結果、117人は記録漏れを確認、147人はヒントを提供しても記録漏れはないと回答したという。 (時事通信社)

 今送られているねんきん特急便は記録漏れの可能性が高い人たちのもの。

 それでも、ほとんどの方が記録漏れだということに気付かない。

 社会保険庁は記録漏れを解消する気があるのか。

 「ねんきん特急便は送ったから、あとは自分で調べてね。言ってこなければ、支給漏れの年金は払わないよ。」

 という姿勢が見えてきます。

 どうしたらいいものか。社会保険庁の人間を全員解雇!という声が出てきますが、公務員という壁に守られている。こういう方たちが社会保険庁以外の部署に行って税金で払われる給料分の仕事をしてくれるか・・・。

 社会保険庁にいて、今までどおり仕事をしていいが、記録漏れのねんきんの正体を明らかにするのを月何件以上というノルマを課す。

 ノルマに達しない場合は大幅に減棒にする。

 それくらいしないと解決しないのでは。

 しかし、ノルマにすればまたノルマ達成のためにいい加減な記録統合をするという恐れも・・・。

平成20年4月から高齢者の医療制度が変わります。

どう変わるかは、別として目的と内容は高齢者にも保険料負担をしっかりしてもらうのと、自己負担額を増やして医療機関に行かないようにすることです。

サラリーマンの子どもの扶養になっていた方は半年後、1年後、2年後にじわじわと負担が増えていきます。

そうでない国民健康保険の方は注意が必要です。
所得に対して保険料が掛かる上に、年金から自動的に天引きされます。

各世帯によって状況が違いますが、ある程度年金や収入があって夫婦で年齢差がある場合は特に注意が必要です。

今までは夫婦で年間56万円だった保険料が約2倍の年間106万円になるかもしれません。

やっかいなのが、前年の所得で計算するのでうっかり生命保険の満期を迎えたり、解約したり、不動産を売ってしまって所得が増えてしまった場合1年以上になって多額の保険料を納めなくてはいけません。

これをしらずに満期金や、不動産の代金を投資信託などにあててしまうと大変ですl。保険料を払うために早期解約をしてペナルティで元本割れしてしまうかもしれません。

更に所得が一時的にでも増えたことによって医療費の自己負担が増えます。

驚くべきことに、これは地方自治体の職員も知らなかったこと。私が窓口で質問して、

「ああ、そういうこともありますね。」とのこと。

保険屋や不動産屋の安易な勧めに乗らないでください。楽しい老後が一転して暗い老後になるかもしれません。