保険見直し会社のおかしな見直しその2

『一番安い商品を提案しない。』

まず、保険見直し会社は共済商品は提案しません。

掛金は安いですが、必ずしもお得とは限らないのですが、加入者のニーズに合っている場合はとても重宝します。

都道府県民共済商品について
http://fplifewv.com/fp/c00g04p01.html

保険会社の商品でも一番安い商品をなぜか提案しません。

保険会社が違う時はもちろん、同じ保険会社の商品でも3番目くらいに安い商品しか提案しません。

相談者からすれば、一番良い商品を複数の保険会社の商品の中から提案してくれると思っているのに、これはその期待を裏切っています。

では、なぜ、1番良い保険商品を提案しないのか。

理由は

『保険見直し会社はお得意さまに保険見直しを繰り返してもらわないと儲からないから。』
だと私は考えます。

3番目に安い商品を提案して契約してもらえば、2〜3年後になって2番目に安い商品を提案することができます。
さらに2〜3年後になって1番安い商品を提案することができます。

保険見直し会社は見直しをすればするだけ儲かります。

その儲けは相談者が払う保険料の中から出ています。

本当は損する保険見直しを提案されているかもしれません。

本当に得する保険見直しは、一度見直しをしたら生涯見直す必要がない見直しです。結果、余計なお金を見直し会社に払わなくてすむのです。
07年10月22日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
保険見直し会社のおかしな見直し?

『保険料を安くしていない!』

保険を見直したいと思っている方の動機のひとつに

『現在の保険料が高いのを安くしたい。』

というのがあります。

しかし、保険見直し会社に相談に行っても保険料が下がる提案をしてくれることはとても少ないようです。

当初の保険契約よりも年齢が上がっているという理由はあるのですが、月3万円これまで払っていた家庭に対しては、保険の見直しをしても月3万円は変わらない。もしくはそれより高くなる見直し提案をしてきます。

また、月保険料を3万円だったのを2万5千円に減らす提案をしたとしても、保険料を払う期間を長く、終身や80歳のようにして、生涯で払う保険料総額はむしろ増えてしまうような提案をしているのを良くみます。

これは、相談者を騙しているのでは?と思います。実際私のところに相談にいらして、保険料総額を計算してさしあげるとビックリされます。

保険見直し会社は保険料を多く払っていただく保険見直しをしていただかないと売上がきちんと入りませんので、仕方ないことかもしれませんが、相談者を騙すような見直し提案は企業モラルとして問題かと思います。

そのような姿勢が結果保険業界全体の信頼を下げるのですが・・・。

食品業界の不祥事に近いところもありますね。
07年10月21日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦は11日、東京・有明コロシアムで行われ、チャンピオンの内藤大助(宮田)が世界初挑戦の同級14位、亀田大毅(協栄)を3―0の判定で下し、今年7月に獲得したタイトルの初防衛に成功した。

亀田大毅選手の反則行為などが話題となり、1週間以上が過ぎました。

それでもまだ話題になっています。FP的にボクシングと絡むところはないのですが、内藤大助選手のトランクスにスポンサー名で出た『保険見直し本舗』が注目されているようです。

『保険見直し本舗』は複数の保険会社の商品を扱う保険代理店のようです。

ネーミングもあって、保険見直しに関心がある方が問い合わせをしているようですね。

私が主に活動している仙台に同店舗は無いので、どのような保険見直しを提案しているのかはわかりません。

ただ、仙台で営業している同種の保険見直しの会社の見直しは???という保険見直しをしていらっしゃるというのが私の感想です。

保険見直し会社に相談に行ったが、どうもおかしいということで私のところ相談にいらっしゃる方が大変に多いのです。

そこで、保険見直し会社の見直し案を私が見るとビックリします。

『本当に相談者のことを考えての見直し案なのか?』


という見直しなのです。


具体的にどのような保険見直しなのかは次回以降でご説明いたします。

07年10月20日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
アリコジャパンに排除命令=医療保険で誇大広告−公取委
10月19日18時1分配信 時事通信

 『生命保険のアリコジャパン(東京)が販売する医療保険の新聞広告に誇大表示があったとして、公正取引委員会は19日、景品表示法違反(優良誤認)で同社に排除命令を出した。
 公取委によると、同社は「元気によくばり保険」の新聞広告とパンフレットに、「悪性新生物 一括300万円」「ガン診断一時金250万円+生活習慣病一時金50万円(上皮内新生物の場合は一括60万円)」などと記載。上皮内新生物と診断されただけで、60万円の一時金が支払われるような表示をした。実際には60万円は入院し手術をした際のみ支払われる決まりだった。
 パンフレットには小さな字でただし書きがあったが、公取委は不十分と判断した。』


保険会社や銀行の商品広告には、ありがちなお話です。今回はちょっと酷かったため処分になったようです。

前にもブログでかきましたが、三大疾病特約もこれに近いです。

『ガン、急性心筋梗塞、脳卒中になったら500万円!』

そんな感じのパンフレットで大手の生命保険会社さんが特約としてつけています。

いかにも簡単にもらえそうですが、ほとんどの保険会社の場合は次のポイントがあります。

?上皮内ガンは対象外
?急性心筋梗塞、脳卒中の場合は60日以上の障害状態が続かないと対象外。統計からみても60日以上になるのはきわめて稀なケースのみ。
?一度もらえば再発しても対象外。

とにかく、広告のキャッチコピーだけで契約しないで、セカンドオピニオンとしてきちんとデメリットも説明をしてくれるところ。つまり売り手以外の人の話も聞いた上で契約してください。

07年10月19日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
07年10月09日

がっちり年金SP

私の好きな番組にTBSのガッチリマンデーがあります。

わかりやすく経済や経営のコツを番組にして視聴者に伝えています。

そこが秋のスペシャルで10月1日の19時から年金スペシャルを放映しました。

忙しくて見られなかったのですが、やっと録画した物をみました。

竹中平蔵氏や社会保険労務士が年金制度について解説

年金制度が損な制度ではないという国の広報的な意味合いが強かったと思います。

年金制度自体の良し悪しはそれぞれですので、そこは触れませんが、間違った情報を視聴者・国民に対して発して、年金制度が良いというのは、酷いと思いました。

間違っているポイントその1

【年金は7年もらえば元がとれる。という説明をしました。
40年間で払う保険料総額に受取る年金総額が到達するのに7年(72歳)で元が取れるのでお得です。】

と説明していました。

しかし、その説明では保険料の金利計算をしていません。国民年金に払う保険料を金利数%で運用したらどうなるか、元大臣が知らないはずないんですけどね。

年金制度には障害者や遺族に対する保障があるので、単純に掛け損とかの話はしないですが、少なくとも視聴者・国民の騙すような話はしないでいただきたいですね。

ページ移動 前へ 1,2, ... ,156,157,158, ... ,175,176 次へ Page 157 of 176