今日の「報道2001」という番組に安倍、谷垣、麻生の各大臣が出演して「総裁選」について話していた。

その中で、教育問題に関して麻生大臣が、たぶんマザー・テレサの言葉だったと思うが、「愛」という言葉の反対語は何ですかと記者団に問うた話を紹介されていた。

記者団は、誰も答えられなかったとのことである。

その答えは「無関心」との事だった。

教育現場の荒廃に、家庭の問題が大きい。

母親すら子供に無関心であるなら確かにどうしようもない。

「貧乏」という言葉は嫌な響きがあるが、その環境から素晴らしい人が何人も生まれている。

豊かさという幻想を追って、金儲けに走ってしまい、あげくの果ては家庭崩壊では困ったものである。

子供を1人前に育て上げるのは、本当に難しいことは自分も実体験で身にしみている。

家族との「絆」がなくて豊かさなどないと思う。

「絆」の中には相互の関心があり、その表れがコミュニケーションであると思う。

口でなくても目のコミュニケーションを大切にして行きたい。