07年01月14日
大手スーパーが深夜業を縮小
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。
普段時間がないので休日にニュースをまとめ読みします。
私は以前大手スーパーに勤務していましたので、どうしても流通業のニュースは気になります。
中でも気になったのが、「スーパー大手、深夜営業縮小・人件費上昇で採算悪化」というニュース。
・大手スーパーが相次ぎ深夜営業の縮小に転じ、閉店時間を早めている。
・イオンは2006年度に開店した総合スーパーの24時間営業を見送った。
・イトーヨーカ堂も最も遅い午後11時閉店の店を3年で半減させている。
要約しますと、こんな感じです。
一時期元旦営業や365日営業と並び、売上拡大のために大手スーパーは競うように24時間営業店舗を増やしていました。
しかし、思うように客数や売上が伸びず、人件費を中心とした経費増に頭を悩まし、24時間営業や深夜営業を短縮する動きが増えてきました。
採算よりもシェアや売上拡大に走ったのも限界に達したようですね。
もとより採算をとるのは難しかった上に肝心な売上が伸びないのではダメですね。
スーパー業界では「レジ袋有料化の問題」「短時間パートの社会保険加入」といった問題も抱えています。
デフレが続き売上が伸び悩む中、大変な状態が続くようですね。
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