裁判員制度が本日よりスタートしました。


裁判員になられた人が受ける

日当や旅費について。


まず、日当についていくら支払われるのか?

裁判員候補者・選任予定裁判員については

1日当たり8,000円以内、

裁判員・補充裁判員については1日当たり1万円以内で、

決められます(裁判員の参加する刑事裁判に関する規則7条)。
 

仕事の内容からすると1万円か〜という感じですね。


旅費については、

鉄道(JR、私鉄、地下鉄、モノレール、路面電車、

新交通システム等)運賃、船舶運賃、航空運賃が支払われます。


 また、鉄道・船・飛行機以外(例えば、バス、自家用車、徒歩等)

の区間は、距離に応じて1km当たり37円で計算した金額が

支払われます(裁判員の参加する刑事裁判に関する規則6条)。

 旅費の額は、原則として、最も経済的な(安価な)経路・

交通手段で計算されますので、実際にかかった交通費と

一致しないこともあります。


実費にしてもらったほうが、

最短で便利な方法が使えると思うのですが。



そして、もらった日当や旅費はどうなるのか?


所得税では雑所得になるということです。

普通のサラリーマンの人で、給料以外に所得のない人は

雑所得の金額が20万円以下の場合は、

申告の必要はありませんが、


それ以外の人は

確定申告する必要がでてきそうです。