07年02月02日
受給資格創業支援助成金は意外と知らない人が多い
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。
今日は「受給資格者創業支援助成金」をお客さまにご案内しました。
そして、お話しを聞いた結果、受給の可能性が高く、申請代行業務を受託しました。
この助成金は「脱サラ」して事業を立ち上げ、雇用保険に加入する従業員を雇用するともらえる助成金。上限が200万円です。
しかし、他のブログでも何度も指摘しましたが、事業を始めてしまうとこの助成金の
手続きができません。事前に法人等設立事前届の提出が必要だからです。
雇用保険の失業給付に関する説明会では説明しているようですが、起業を考えている方は、出席しないことが多いとか。それが原因のようですね。
もっとも、雇用保険の給付は、本来独立目当てで会社を辞めた方向けではないので、当然とも言えますが・・・
とは言っても、創業期には資金繰りが大変です。
支援策があるのであれば、積極的に勧めたいですね。
この助成金は私が今まで関与してきた中で「実はもらえたのに!」という悔しい
思いをしたことが一番多いものです。
みなさんのお知り合いで起業をお考えの方がいらっしゃいましたら、一度声を
かけてみて下さい。
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07年02月01日
1時間かけないと病院がないなんて!
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。
夜の9時に大変なことが怒りました。
ウチの子供が洗面所で口をぶつけ、歯を折ってしまったようです。
何とか血は止まったのですが、そのままにしておけないので病院へ連れて行くことに。
ただ、近くの救急医療を行う病院は歯科について対応してませんでした。
結局、隣の新潟市、しかも中心地を超えて西のはずれまで行く事になりました。
雪が降っていましたので病院まで1時間弱、かなり時間がかかりました。
おかげさまで先生に診てもらうことができましたが、歯が折れた?と思われる部分を
固定して、明日再度外来で正確なところを検査することになりました。
それにしても、夜間に歯科医師の診察を受けるのに、こんなに苦労するとは思いませんでした。
私の住んでいる新発田市は一応10万人の市であり、そこそこ救急医療の体制は整っていると思っていたのですが・・・。
山間部の人はもっと大変なんでしょうね。
救急医療のことを考えると、もっと一般道や高速道を整備する必要があると言われている意味がよくわかりました。
それにしても子供の歯は元にもどるんでしょうか・・・
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07年01月31日
9年ぶりに有効求人倍率が・・・
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。
新潟労働局が12月の有効求人倍率を発表しました。
新潟 | 1.01(0.98) |
新発田 | 0.83(0.68) |
新津 | 0.74(0.75) |
巻 | 1.18(0.84) |
佐渡 | 0.75(0.66) |
村上 | 1.18(0.93) |
長岡 | 1.61(1.64) |
三条 | 1.20(1.16) |
十日町 | 1.03(0.99) |
小千谷 | 1.00(0.81) |
南魚沼 | 1.14(0.91) |
上越 | 1.17(0.97) |
柏崎 | 1.16(1.09) |
糸魚川 | 1.31(1.06) |
妙高 | 0.90(1.16) |
全県の有効求人倍率は1.14倍で先月と同じとなっています。
一方2006年通期でみますと新潟県の有効求人倍率は1.11倍です。
有効求人倍率が1倍を超えたのは1997年以来で9年ぶりということです。
ニュースでは採用による不足従業員の補充が予定通り進んでいないという報道もありました。
いよいよ、団塊の世代の引退や少子化による人手不足や求人難が本格的になってきたようですね。
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07年01月30日
人の上に立つものの心得
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。
ニュースを見ていると、柳沢大臣の問題発言がどこでも取り上げられています。
現在最新のニュースを探してみたら以下の記事が見つかりました。
民主党の小沢代表、社民党の福島党首、国民新党の綿貫代表は30日昼、国会内で会談し、「(女性は)子供を産む機械」と発言した柳沢厚生労働相の辞任を求め、辞任しなければ31日以降の衆院予算委員会の審議に応じない方針を決めた。(ヤフーニュースより)
問題発言は重大な過ちであり、国内だけでなく国際的にも波紋を広げる可能性がありそうですね。少子化問題の担当大臣ということを考えると、辞任すべきという発言も理解できます。
ただ、単に批判の道具にされる、対決姿勢打ち出す道具にされるのが怖いですね。
重要法案が目白押しです。
表向きは「問題発言」の審議ばかりクローズアップされ、気が付いたら重要な法案がいつのまにか可決されている。このようなことになるのが怖いですね。
それにしても柳沢大臣、上に立つ方にしては不用意な発言です。
自分の話す一言一言は常に大きな影響をもつということをもっと考えて欲しいですね。
これは会社でも同じです。
社長や管理職の発言は、本人が考えている以上に大きな影響を与えます。
何でも気軽に発言してしまうと、気づかないうちに思わぬトラブルを招くことがありますので注意しましょう。
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07年01月29日
賃金規程作成を依頼されると・・・
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。
今日は主にクライアントから依頼のあった賃金規程を作成。
業務として請け負ったのですが、私は賃金規程の作成という業務には違和感を覚えます。
賃金規程は賃金を決めるためのルールなのですが、一番大切な賃金の決め方は規定しないことがほとんどだからです。
もちろん賃金表を記載する場合はありますが、大事なのは金額の根拠であり、その決め方ですね。
賃金の決め方で必ず必要となるのが人事評価制度。
みなさん、この制度導入に及び腰なことが多いですね。
人事評価制度は立派なものが必要とは限りませんが、なくてはならないものです。
この制度なくしてどのようにして賃金を決めるのでしょうか。
もちろん、どのような制度にするか考えがまとまらなければ着手できません。
是非、ご検討頂けるよう、説得したいと思っています。
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