こんにちは、新潟中央社労士事務所・社会保険労務士のにいじまです。
このブログでは、就業規則、法改正関連の情報をお伝えしています。


雇用保険法の改正案について昨日10日より審議がはじまりました。

今回の審議のポイントを整理すると以下のようになります。

・失業手当てを受ける要件 
雇い止めの場合、保険料納付期間を「6ヶ月以上」に短縮で一致

・雇用保険に入る要件
(政府案……6ヶ月以上雇用されることが見込まれること
民主・社民案……31日以上雇用されることが見込まれること)

・雇用保険料
(政府案……原稿の1.2%を0.8%に引き下げる
民主・社民案……今後失業給付の増加が見込まれるため、料率は現状を維持し、国庫負担を増やす)

・その他
(民主・社民案……
(1)失業給付が切れた長期失業者らが職業訓練を受けた場合に最高月額12万円を支給する求職者支援法案
(2)採用内定取り消し条件を厳格化する労働契約法改正案 )

・成立時期
年度末前に改正を急ぐということで一致


雇用保険料と雇用保険の加入要件をめぐって引き続き協議が続く予定です。



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