今日ここ数年寝たきりの老婦人お宅で、確定申告の手続きを行ってきました。「これも私の運命なのです」と、女性90・男性80才長寿社会の到来はいい事ばかりでないことを強く感じました。何とかしなければとの思い出受講した「市民後見人養成講座」の修了証が高齢社会NGO連携協議会から届けられ、あらためて考えさせられた。


(遅れる対応)

 高齢者社会に向けての対応を、士業での公益的業務としての取組を「弁護士・司法書士会との三者懇談会http://plaza.rakuten.co.jp/taxoffice/diary/200802050000/」で取り上げ、
一般市民の取組を「市民後見人セミナー受講記http://plaza.rakuten.co.jp/taxoffice/diary/200712240000/」で報告させて頂きました。成年・任意後見人制度でも財産管理はできても、満足な身上介護には十分でなく、後見人による使い込みなどの社会問題発生への対応はこれからであります。


(シニアの会では・・・)

 私は、ロッキード事件での有名になられ、お母さんの介護を経験・看取られた堀田力氏「さわやか福祉財団」が提唱した「NPO法人 シニアのための財産と生活を守る会(シニアの会)」に共鳴し、長野市での活動に従事しております。目的は「高齢者の方々が安心して暮らせる社会をめざします」とされ、事業として、弁護士・司法書士の協力を得て相続・遺言・権利擁護などのよろず相談、高齢者向け施設見学会、遺言書の書き方指導、公正証書遺言作成立ち会い、各種セミナーなどを毎月開催しています。


(連携する仲間達)

 私どもシニアの会はまた、日野原重明先生(聖路加国際病院名誉院長)が提唱する「新老人」の理念に基づく、元気な新しい老人の生き方を創る「新老人の会」、自然環境を保護・育成することにより、CO2を削減し地球の森を美しくし、未来の子供達のいのちを守る運動を行う「NPO法人 いのちと平和の森」、看護師・ヘルパー・保育士などの資格者に限らず、”生活の知恵”を出し合い、生活支援事業を通じ地域福祉の広げる「NPO法人 オフィスりらの会」、会員相互扶助を目的とした「時間預託制度」、地域と一体となって取り組む三世代子育て支援事業で有名な「NPO法人 ナルク」の皆さんと一緒となり、安心・安全な老後の生活をめざして活動しています。


(税理士に期待・・・)

 現在、後見人は身内の方が大多数ですが、遣込・虐待など問題が多い。税金の専門家としての限られた領域で活躍してきた税理士も、現実社会を前提として存在する訳ですので、資格停止を担保条件として、財産管理にその専門知識を活かす公益的業務に従事し、上記ボランティア・NPO法人の活動を側面から支援することを望みたい。


星野会計事務所 http://www.tkcnf.com/hoshino/pc/
シニアのための財産と生活を守る会 http://plaza.rakuten.co.jp/sinianagano/
ライオンズクラブ 334E地区マール委員会 http://blog.goo.ne.jp/hsntdnb/
長野ライオンズクラブ http://plaza.rakuten.co.jp/lcnagano