07年03月27日
花粉症対策
花粉が多く飛ぶ日とは、晴れて気温が高い日や乾燥して風が強い日ですが、
雨の日の翌日で晴れた日は最悪日となります。
雨で地面に落ちていた花粉が一気に舞い上がり、二日分の花粉が飛散する怖ーい一日なのです。
花粉が多く飛ぶ時間については
1.日が上り、気温が上がってくるとスギの雄花が開花し始め、やがて街に飛散し始めます。
お昼前後に飛散量が最大になるので外出時には注意を。
2.夕方、日がかげり気温が下がってくると、上空まで飛散していた花粉が地上まで下がってきます。
そのために再び花粉量が増加します。
この時間帯にも注意が必要です。
花粉の多い日や時間帯には外出しないにこしたことはないのですが、
仕事や家事でそうもいきません。
フル装備は以下を参考にしてください。
まず、マスク。
これはもう必需品ですね。
この季節、街はマスクをした人であふれ、遠くから見てもお仲間が来たとわかって、
なんだか安心したりします(^-^)
もちろん花粉を吸い込んでしまうのを防ぐという意味で重要なアイテムなのですが、
満員電車で突然流れて落ちる鼻水対策にもなります。
突然で止められないのが花粉症の鼻水ですからね。
マスクには、価格の安い普通のガーゼで作ったものから、
0.1ミクロンの空中微粒子までもカットする使い捨てのものまでいろいろとあります。
ちなみに、スギの花粉の大きさは30〜50ミクロンです。
一日外にいなければならない日には、細かい粒子までもカットするマスクが欲しいですね
その日の行動や花粉飛散状況によって使い分けるとよいでしょう。
次にメガネです。
特に目は痒くなります。
ゴシゴシまぶたをこすると、目が真っ赤になって充血し、今度は目の周りが痛くなります。
目の粘膜に花粉をつけないのが一番ですから、予防にはやはりメガネです。
サイドにガードが付いている花粉症専用のメガネや、
最近はおしゃれなサングラスタイプも発売されています。
もちろん専用メガネじゃなくても、普通のメガネでもかなりの効果があります。
また、帽子・洋服とヘアスタイルにも留意してください。
髪についた花粉はやっかいです。
夜なら洗髪できますが、日中はそういうわけにもいきません。
お出かけには帽子の着用が有効です。
帽子の素材もさらさらと花粉が落ちそうなのがお勧めで、
花粉が付きにくい帽子というのも発売されています。
帽子と同様に、上着もさらさらと花粉が滑り落ちそうなのがお勧めです。
ウールや毛皮の素材は花粉が付きやすいので避けたほうが賢明です。
とにかく、外で浴びた花粉を屋内に持ち込まないことが大切です。
髪の毛は、花粉が溜まりやすいのです。
できれば坊主頭がよいのですが、そういうわけにはいきませんので、
髪の長い方は、ひとつにまとめて帽子の中に隠しておくのが有効です。
また、家の中に花粉を持ち込まないために次の手立てがあります。
・ 洗濯物、布団を外に干さない。
・ 空気清浄機で花粉を吸い取る。
・ 家に入る前に衣類の花粉を払う。
・ まめに掃除機をかける。
・ 帰宅したら、うがい・手洗い・目や鼻を洗浄する・シャワーを浴びるなどして花粉を洗い流す。
さらに重要なことは、花粉症などのアレルギー反応は、
その原因物質を知ることにより対策方法を考えなくてはいけません。
スギ花粉やヒノキ花粉など飛散時期も違い、
どの時期にどういう対応をしなければならないかは、
まず、どの花粉に反応しているかを知ることが重要です。
花粉症といっても一概に花粉そのものがアレルゲンとしてタタリを為しているとは限らないのです。
ハウスダスト、ダニ、排気ガスなども大きな疑いがあります。
アレルギー科や耳鼻咽喉科でアレルギー検査をしてもらうのが賢明です。
サプリメントや食養生でアレルギー対策に有効なのは、
ハーブ系では ネトル、バラ、ユーカリなど
食品では リンゴ、トマト、パパイヤ、落花生、紫蘇、納豆、
カリブ海ヨーグルト、甜茶、霊芝茶、天然ニガリなど
根気よく、毎日摂り続けることが大切なのです。
目安としては、3ヶ月を超えると体質は変わってきて、6ヶ月を超えると安定しやすくなります。
花粉症の薬としては、第2世代抗ヒスタミン薬が有効です。
ヒスタミンは、神経や血管にとりついて花粉症の症状を引き起こします。
神経や血管にはヒスタミンを受け取る役目をするヒスタミン受容体があります。
抗ヒスタミン薬は神経や血管の受容体に先回りしてとりついてしまい、
ヒスタミンが働けないようにしてしまうのです。
こうして花粉症の症状が抑えられます。
かつて、抗ヒスタミン薬は即効性はあるけれど眠くなるなどといわれていました。
しかし、最近の第2世代抗ヒスタミン薬は即効性があり、
まったく眠くならない(中枢抑制作用が少ない)ものがあります。
薬店で気軽に買える花粉症の薬(抗ヒスタミン薬)は第1世代です。
第2世代の抗ヒスタミン薬は、お医者さんの処方が必要です。
また,科学伝達物質遊離抑制薬も有効です。
化学伝達物質遊離抑制薬は、肥満細胞の膜が破られるのを防ぐ働きがあります。
肥満細胞とは、花粉症の症状を引き起こすヒスタミンなどの
化学伝達物質が入っている細胞のことです。
この細胞の膜が破れなければ化学伝達物質は飛び出すことがなく、
刺激が伝わらないので花粉症の症状が起こらないわけです。
ただし、抗ヒスタミン薬に比べると即効性はありません。
初期療法とはいえ、花粉症の対症療法ですから完全な予防はできません。
しかし、症状の発言を遅くできて、しかも花粉症の治療期間が短く済みます。
細胞から出てしまったヒスタミンを抑えることは大変ですが、
症状の出る2週間前から予防しておけば、
3ヶ月以上の期間をこれまでよりも快適に過ごすことができるのです。
季節中は薬を続けることが必要です。
普通は1月、2月から抗ヒスタミンなどの投与を始めるのです。
甜茶やシソ茶など、ポリフェノールなど花粉症に効くものや、
スギ・ヒノキ茶など免疫をつくるものも、同様に、1月、2月から服用することが効果的なのです。
特にシソは日本を代表するハーブ。^^
アトピー・皮膚炎・喘息・健胃・解毒作用・疲労回復・精神安定などの効果が
期待されるものです。
シソ茶は、買わなくても、簡単にできるものです。
ご紹介しておきましょう。^^v
【1】紫蘇の葉を水洗いして汚れを落とす。
【2】2日間、陰干しをする。
【3】できた茶葉を、茶筒やビン、ビニール袋など密閉できる容器に入れて保存する。
入れ方は、鍋に20〜30枚ほどの紫蘇(しそ)を入れ、
約2リットルの水で、約30分弱火で煮出します。
飲み方の目安は、1回に茶碗1杯ほどを、1日3回くらい飲むと良いのです。
花粉症に対して、有効な漢方薬には、症状を抑える(標冶)のには、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)があります。
漢方薬は身体の免疫力を調整することによって、花粉症の症状を改善します。
西洋薬と違って、眠くなったり腫れたりなどの副作用はありません。
体質を改善し、花粉症にかからぬ身体を作るには、根本的な治療(本冶)が必要です。
これは、その人個人の陰陽五行のバランスを取るため、専門的に診ることが必要です。
専門の漢方医にかかることをお勧めします。
雨の日の翌日で晴れた日は最悪日となります。
雨で地面に落ちていた花粉が一気に舞い上がり、二日分の花粉が飛散する怖ーい一日なのです。
花粉が多く飛ぶ時間については
1.日が上り、気温が上がってくるとスギの雄花が開花し始め、やがて街に飛散し始めます。
お昼前後に飛散量が最大になるので外出時には注意を。
2.夕方、日がかげり気温が下がってくると、上空まで飛散していた花粉が地上まで下がってきます。
そのために再び花粉量が増加します。
この時間帯にも注意が必要です。
花粉の多い日や時間帯には外出しないにこしたことはないのですが、
仕事や家事でそうもいきません。
フル装備は以下を参考にしてください。
まず、マスク。
これはもう必需品ですね。
この季節、街はマスクをした人であふれ、遠くから見てもお仲間が来たとわかって、
なんだか安心したりします(^-^)
もちろん花粉を吸い込んでしまうのを防ぐという意味で重要なアイテムなのですが、
満員電車で突然流れて落ちる鼻水対策にもなります。
突然で止められないのが花粉症の鼻水ですからね。
マスクには、価格の安い普通のガーゼで作ったものから、
0.1ミクロンの空中微粒子までもカットする使い捨てのものまでいろいろとあります。
ちなみに、スギの花粉の大きさは30〜50ミクロンです。
一日外にいなければならない日には、細かい粒子までもカットするマスクが欲しいですね
その日の行動や花粉飛散状況によって使い分けるとよいでしょう。
次にメガネです。
特に目は痒くなります。
ゴシゴシまぶたをこすると、目が真っ赤になって充血し、今度は目の周りが痛くなります。
目の粘膜に花粉をつけないのが一番ですから、予防にはやはりメガネです。
サイドにガードが付いている花粉症専用のメガネや、
最近はおしゃれなサングラスタイプも発売されています。
もちろん専用メガネじゃなくても、普通のメガネでもかなりの効果があります。
また、帽子・洋服とヘアスタイルにも留意してください。
髪についた花粉はやっかいです。
夜なら洗髪できますが、日中はそういうわけにもいきません。
お出かけには帽子の着用が有効です。
帽子の素材もさらさらと花粉が落ちそうなのがお勧めで、
花粉が付きにくい帽子というのも発売されています。
帽子と同様に、上着もさらさらと花粉が滑り落ちそうなのがお勧めです。
ウールや毛皮の素材は花粉が付きやすいので避けたほうが賢明です。
とにかく、外で浴びた花粉を屋内に持ち込まないことが大切です。
髪の毛は、花粉が溜まりやすいのです。
できれば坊主頭がよいのですが、そういうわけにはいきませんので、
髪の長い方は、ひとつにまとめて帽子の中に隠しておくのが有効です。
また、家の中に花粉を持ち込まないために次の手立てがあります。
・ 洗濯物、布団を外に干さない。
・ 空気清浄機で花粉を吸い取る。
・ 家に入る前に衣類の花粉を払う。
・ まめに掃除機をかける。
・ 帰宅したら、うがい・手洗い・目や鼻を洗浄する・シャワーを浴びるなどして花粉を洗い流す。
さらに重要なことは、花粉症などのアレルギー反応は、
その原因物質を知ることにより対策方法を考えなくてはいけません。
スギ花粉やヒノキ花粉など飛散時期も違い、
どの時期にどういう対応をしなければならないかは、
まず、どの花粉に反応しているかを知ることが重要です。
花粉症といっても一概に花粉そのものがアレルゲンとしてタタリを為しているとは限らないのです。
ハウスダスト、ダニ、排気ガスなども大きな疑いがあります。
アレルギー科や耳鼻咽喉科でアレルギー検査をしてもらうのが賢明です。
サプリメントや食養生でアレルギー対策に有効なのは、
ハーブ系では ネトル、バラ、ユーカリなど
食品では リンゴ、トマト、パパイヤ、落花生、紫蘇、納豆、
カリブ海ヨーグルト、甜茶、霊芝茶、天然ニガリなど
根気よく、毎日摂り続けることが大切なのです。
目安としては、3ヶ月を超えると体質は変わってきて、6ヶ月を超えると安定しやすくなります。
花粉症の薬としては、第2世代抗ヒスタミン薬が有効です。
ヒスタミンは、神経や血管にとりついて花粉症の症状を引き起こします。
神経や血管にはヒスタミンを受け取る役目をするヒスタミン受容体があります。
抗ヒスタミン薬は神経や血管の受容体に先回りしてとりついてしまい、
ヒスタミンが働けないようにしてしまうのです。
こうして花粉症の症状が抑えられます。
かつて、抗ヒスタミン薬は即効性はあるけれど眠くなるなどといわれていました。
しかし、最近の第2世代抗ヒスタミン薬は即効性があり、
まったく眠くならない(中枢抑制作用が少ない)ものがあります。
薬店で気軽に買える花粉症の薬(抗ヒスタミン薬)は第1世代です。
第2世代の抗ヒスタミン薬は、お医者さんの処方が必要です。
また,科学伝達物質遊離抑制薬も有効です。
化学伝達物質遊離抑制薬は、肥満細胞の膜が破られるのを防ぐ働きがあります。
肥満細胞とは、花粉症の症状を引き起こすヒスタミンなどの
化学伝達物質が入っている細胞のことです。
この細胞の膜が破れなければ化学伝達物質は飛び出すことがなく、
刺激が伝わらないので花粉症の症状が起こらないわけです。
ただし、抗ヒスタミン薬に比べると即効性はありません。
初期療法とはいえ、花粉症の対症療法ですから完全な予防はできません。
しかし、症状の発言を遅くできて、しかも花粉症の治療期間が短く済みます。
細胞から出てしまったヒスタミンを抑えることは大変ですが、
症状の出る2週間前から予防しておけば、
3ヶ月以上の期間をこれまでよりも快適に過ごすことができるのです。
季節中は薬を続けることが必要です。
普通は1月、2月から抗ヒスタミンなどの投与を始めるのです。
甜茶やシソ茶など、ポリフェノールなど花粉症に効くものや、
スギ・ヒノキ茶など免疫をつくるものも、同様に、1月、2月から服用することが効果的なのです。
特にシソは日本を代表するハーブ。^^
アトピー・皮膚炎・喘息・健胃・解毒作用・疲労回復・精神安定などの効果が
期待されるものです。
シソ茶は、買わなくても、簡単にできるものです。
ご紹介しておきましょう。^^v
【1】紫蘇の葉を水洗いして汚れを落とす。
【2】2日間、陰干しをする。
【3】できた茶葉を、茶筒やビン、ビニール袋など密閉できる容器に入れて保存する。
入れ方は、鍋に20〜30枚ほどの紫蘇(しそ)を入れ、
約2リットルの水で、約30分弱火で煮出します。
飲み方の目安は、1回に茶碗1杯ほどを、1日3回くらい飲むと良いのです。
花粉症に対して、有効な漢方薬には、症状を抑える(標冶)のには、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)があります。
漢方薬は身体の免疫力を調整することによって、花粉症の症状を改善します。
西洋薬と違って、眠くなったり腫れたりなどの副作用はありません。
体質を改善し、花粉症にかからぬ身体を作るには、根本的な治療(本冶)が必要です。
これは、その人個人の陰陽五行のバランスを取るため、専門的に診ることが必要です。
専門の漢方医にかかることをお勧めします。