07年04月27日
睡眠のお話
春眠、暁を覚えずとか言いますが、歳を取り始めると眠りも浅くなる傾向になるようです。
しかし、若者達は眠りたい盛りのようで…
子供も居候も、朝7時起床の約束が、たいてい起こさないと降りて来ないっ。
二度寝をするから、目覚ましかけても意味ないじゃないか。
自律・自立の課題は、朝一番の起床から始まるのですがねえ。
睡眠の目的は、心身の休息、記憶の再構成など高次脳機能にも深く関わっているとされています。
脳下垂体前葉は、2時間から3時間の間隔で成長ホルモンを分泌します。
放出間隔は睡眠によって変化しませんが、よく眠ると放出量は多くなるのです。
したがって、子供の成長や、傷や病気の治癒、肌の新陳代謝は、睡眠時に特に促進されるので、
夜更かしは、成長にも美容と健康にもよろしくないのですよ。^^;
その他、免疫力のアップややストレス物質の除去なども、睡眠が大切な影響を与えているといわれています。
眠っているとき、眼球がキョロキョロ動くときがレム睡眠、動かない睡眠がノンレム睡眠と呼ばれる睡眠ですね。
レム睡眠は記憶の固定に関係しているといいます。
ノンレム睡眠は、血圧や体温が下がって脳や体が休息状態になるとともに、
老廃物の除去や細胞の修復が行われるといいます。
寝入りばなのノンレム睡眠を、「徐波睡眠」といいます。
これが浅いと、寝た気がしない・疲れが取れない・免疫力の低下をもたらすなどの影響が出るそうです。
人間に必要な睡眠量はもちろん個体差がありますが、6〜8時間の場合が多いそうです。
ただ、統計的には、7時間の場合に平均余命が最も長くなるという報告があります。
睡眠が不足した場合に、最も影響のある精神活動は、集中力です。
計算能力、記憶能力、連想能力などはあまり低下しないのですが、作業に没頭したり、
根気良く集中を維持することは、ハンディを負うことになりますね。^^;
現代、日本人の5人に1人は睡眠障害だといわれています。ーー
睡眠障害には、なかなか寝付けない入眠障害と、すぐ目が覚めてしまう熟睡障害があります。
睡眠の取りやすさにも個人差がある上、入眠時の身体状態や精神状態、外部環境にも依存するため、
同じ人でも状態による差が大きいものです。
ナポレオンは3時間の睡眠で過ごしたなどと言われますが、居眠りで落馬したことも多かったとか?
トーマス.エジソンは4時間の睡眠、レオナルド・ダビンチにいたっては、
4時間に15分の仮眠、すなわち、一日90分の睡眠ですごしたと言います。
私は20歳のとき、脳生理学を実験し、一日90分の睡眠を続けましたが、40日目に倒れました。(自爆)
平均睡眠時間が6時間以下の人々を、ショートスリーパーといいますが、日常の私にも当てはまることです^^;
ショートスリーパーの睡眠は、深いノンレム睡眠時間の割合が長く、普通の8時間寝る人より長いのです。
つまり、睡眠が足りない分、質で補おうとするのです。
この現象を「睡眠の跳ね返り現象」といいます。
そして、個人差はありますが、誰でも、ある程度は、訓練すると睡眠時間を短縮できるのだそうですよ。
これに対し、9時間以上寝る人をロング・スリーパーといいます。
有名なのが、アインシュタインで、毎日10時間以上寝たそうです。
動物には、驚くほどのロング・スリーパーがいます。
ナマケモノは20時間、アルマジロは18時間、犬や猫、ハムスターは14時間も寝るのだそうです。
逆に短いのは、馬が2時間、ハヤブサが5時間、シャチが1.3時間などといわれています。
寝る子は育つといいますが、このことわざは科学的に正しいのです。
もちろん、個人差はありますが、日本人の理論上の最終身長は次の式で表されるのだそうです。
男子の身長=(母親の身長+父親の身長+13)/2
女子の身長=(母親の身長+父親の身長-13)/2
身体の成長のためには、幼稚園までは10時間以上、小学校低学年で10時間、
小学校高学年〜中学にかけては9.5時間が望ましいそうです。
ところで、骨の成長には、カルシュウムが必要ですが、実はカルシュウム自体には
身長 を伸ばす作用は無いのです。^^;
軟骨細胞に必要な蛋白質や、軟骨細胞の分裂を促すのは、亜鉛が重要だそうですよ。
こうしてできた軟骨細胞が、睡眠時に出る成長ホルモンの働きで、カルシウム石灰化によって、骨になっていくわけです。
あとは、適度な全身運動も重要だといわれています。
眠りにくい方は、寝酒と言う手がありますが、確かに入眠作用はあるのですが、
強い覚醒作用があるため、良くないのだそうですよ。
入眠ニューロンは体温の上昇によって活動が亢進するため、入眠前の入浴や入眠時に寝室を暖かくすることが有効です。
日中、運転中などに眠くてしょうがないときは、仮眠をとるのが良いのです。
ただし、仮眠は10分から20分が適当でこれ以上寝ると、深い睡眠になり、却って逆効果になります!
これを防ぐには、座ったまま寝るようにすると、深い睡眠にならないといいます。
皆さんも、効果的な睡眠を。^^v
さて、今夜は楽しい夢を見たい。
枕の下に、写真を忍ばせ。(ウソ。笑)
しかし、若者達は眠りたい盛りのようで…
子供も居候も、朝7時起床の約束が、たいてい起こさないと降りて来ないっ。
二度寝をするから、目覚ましかけても意味ないじゃないか。
自律・自立の課題は、朝一番の起床から始まるのですがねえ。
睡眠の目的は、心身の休息、記憶の再構成など高次脳機能にも深く関わっているとされています。
脳下垂体前葉は、2時間から3時間の間隔で成長ホルモンを分泌します。
放出間隔は睡眠によって変化しませんが、よく眠ると放出量は多くなるのです。
したがって、子供の成長や、傷や病気の治癒、肌の新陳代謝は、睡眠時に特に促進されるので、
夜更かしは、成長にも美容と健康にもよろしくないのですよ。^^;
その他、免疫力のアップややストレス物質の除去なども、睡眠が大切な影響を与えているといわれています。
眠っているとき、眼球がキョロキョロ動くときがレム睡眠、動かない睡眠がノンレム睡眠と呼ばれる睡眠ですね。
レム睡眠は記憶の固定に関係しているといいます。
ノンレム睡眠は、血圧や体温が下がって脳や体が休息状態になるとともに、
老廃物の除去や細胞の修復が行われるといいます。
寝入りばなのノンレム睡眠を、「徐波睡眠」といいます。
これが浅いと、寝た気がしない・疲れが取れない・免疫力の低下をもたらすなどの影響が出るそうです。
人間に必要な睡眠量はもちろん個体差がありますが、6〜8時間の場合が多いそうです。
ただ、統計的には、7時間の場合に平均余命が最も長くなるという報告があります。
睡眠が不足した場合に、最も影響のある精神活動は、集中力です。
計算能力、記憶能力、連想能力などはあまり低下しないのですが、作業に没頭したり、
根気良く集中を維持することは、ハンディを負うことになりますね。^^;
現代、日本人の5人に1人は睡眠障害だといわれています。ーー
睡眠障害には、なかなか寝付けない入眠障害と、すぐ目が覚めてしまう熟睡障害があります。
睡眠の取りやすさにも個人差がある上、入眠時の身体状態や精神状態、外部環境にも依存するため、
同じ人でも状態による差が大きいものです。
ナポレオンは3時間の睡眠で過ごしたなどと言われますが、居眠りで落馬したことも多かったとか?
トーマス.エジソンは4時間の睡眠、レオナルド・ダビンチにいたっては、
4時間に15分の仮眠、すなわち、一日90分の睡眠ですごしたと言います。
私は20歳のとき、脳生理学を実験し、一日90分の睡眠を続けましたが、40日目に倒れました。(自爆)
平均睡眠時間が6時間以下の人々を、ショートスリーパーといいますが、日常の私にも当てはまることです^^;
ショートスリーパーの睡眠は、深いノンレム睡眠時間の割合が長く、普通の8時間寝る人より長いのです。
つまり、睡眠が足りない分、質で補おうとするのです。
この現象を「睡眠の跳ね返り現象」といいます。
そして、個人差はありますが、誰でも、ある程度は、訓練すると睡眠時間を短縮できるのだそうですよ。
これに対し、9時間以上寝る人をロング・スリーパーといいます。
有名なのが、アインシュタインで、毎日10時間以上寝たそうです。
動物には、驚くほどのロング・スリーパーがいます。
ナマケモノは20時間、アルマジロは18時間、犬や猫、ハムスターは14時間も寝るのだそうです。
逆に短いのは、馬が2時間、ハヤブサが5時間、シャチが1.3時間などといわれています。
寝る子は育つといいますが、このことわざは科学的に正しいのです。
もちろん、個人差はありますが、日本人の理論上の最終身長は次の式で表されるのだそうです。
男子の身長=(母親の身長+父親の身長+13)/2
女子の身長=(母親の身長+父親の身長-13)/2
身体の成長のためには、幼稚園までは10時間以上、小学校低学年で10時間、
小学校高学年〜中学にかけては9.5時間が望ましいそうです。
ところで、骨の成長には、カルシュウムが必要ですが、実はカルシュウム自体には
身長 を伸ばす作用は無いのです。^^;
軟骨細胞に必要な蛋白質や、軟骨細胞の分裂を促すのは、亜鉛が重要だそうですよ。
こうしてできた軟骨細胞が、睡眠時に出る成長ホルモンの働きで、カルシウム石灰化によって、骨になっていくわけです。
あとは、適度な全身運動も重要だといわれています。
眠りにくい方は、寝酒と言う手がありますが、確かに入眠作用はあるのですが、
強い覚醒作用があるため、良くないのだそうですよ。
入眠ニューロンは体温の上昇によって活動が亢進するため、入眠前の入浴や入眠時に寝室を暖かくすることが有効です。
日中、運転中などに眠くてしょうがないときは、仮眠をとるのが良いのです。
ただし、仮眠は10分から20分が適当でこれ以上寝ると、深い睡眠になり、却って逆効果になります!
これを防ぐには、座ったまま寝るようにすると、深い睡眠にならないといいます。
皆さんも、効果的な睡眠を。^^v
さて、今夜は楽しい夢を見たい。
枕の下に、写真を忍ばせ。(ウソ。笑)