08年04月02日
現代酔態考(酔い始めに現れる心理とは)
酒は飲め、飲め。飲むならば♪っと。^^
皆さん、順調に楽しく晩酌を楽しんでますか?
私も連日連夜、幸せな気分を味わっていますよっ。(自爆)
うん、うん。今晩は「魔界への誘い」か「魔界のXOど黒」をロックで。(魅笑)
古今東西、酔うとその人の本音や本性が表れると言いますね。
大脳皮質がアルコールで麻痺して、古皮質の情動が現れやすくなるためですが、
さて、行動心理学の観点から、酔うと現れるその人の傾向についてお話しましょう。
その人への理解のために、またご自身の潜在的心理状態について、お役立てくださいね。^^v
ここでは、10種のパターンをご紹介しましょう。
1.よくしゃべる人。
無口気味の人が、アルコールが入ってよくしゃべるようになるのは・・・
平素の人間関係に、緊張がありすぎる場合ですっ。^^;
このタイプは、普段は礼儀正しい人が多く、性格は几帳面で、粘り強さがあります。
目上や年長者にはきちんとした態度をとり、女性に対しても普段はマジメそのものですね。
2.動作が活発になる人。
アルコールが入ると、動作が大きくなったり、さかんに身体を動かす人は・・・
性格的に反抗心が強く、欲求不満があるのです。^^;
既成の型にはまることを嫌っているのですが、どうしても相手や周囲に自分を合
わせていかなければならない状態が続いているとき、人はよくそうなるものです。
また、何か劣等感が強かったり、同僚や先輩にも不満を持っていることが多いも
のです。
3.しょんぼりして沈み込む人。
いつもは活発で行動的であったり、積極的に自分の考えを行動に移しているよう
に見える人が、何か心に引っかかるものがあると、黙り込んでこういう酔態にな
る場合が多いです。
攻撃に強く、何をやっても思うようになる一方、敵も多く、常に不安も持ち合わ
せているのです。
自分の生活や日常を変えたいと思っていることも多いものです。
普段、バリバリと頑張っている人が、ふとしょんぼりと沈み込むのは・・・
心理学的に診て、極めて危険な兆候なのですよ。^^;
4.涙もろくなり涙を流す人。
このタイプの人は、情熱家でロマンチストなのです。
恋したり愛する人には情が深く、自分の感情を抑えきることは難しいです。
また、毎日の生活で努力を傾け、誠意を尽くしているのに、報われていないとか
期待を裏切られているとかの不満が強い場合も多いものです。
アルコールが入ったときに涙もろくなる人は・・・
セックスに対して欲求度が強い場合も多くあります。^^;
5.人の身体に触りたがる人。
アルコールが入ると、タッチングをしたがる人は・・・
セックスの衰えや自分の欲求を、うまく発散できない人です。^^;
または、金銭上の問題があったり、仕事で自分にはやる気のないことをしなけれ
ばならない不平不満があるときに、この酔態が出る場合が多いものです。
中小企業のバイタリティ溢れる社長や、平素緊張度の高い役職の男性には、お触
り好きな人は多いものですね。^^;
6.歌を唄ったり、メロディを口ずさむ人。
この人は、陽気で明るく社交的なタイプで、世話好きな人が多いものです。
仕事は仕事、私生活は私生活と、はっきり区別して生活できるドライさも持ち合
わせていますので、将来性もあり、頼りがいもあるタイプですね。^^
失敗も怖れず、自分の技術や個性を、うまく仕事にあわせていけるタイプです。♪
(最近、歌ってないなあ。。。自滅^^;)
7.ケンカ腰になる人。
酔うに連れて、ケンカ腰になったり、周囲や傍にいる人に文句を言ったりする人は・・・
実は粘り強さがあり、行動型で、男性的なスポーツマンタイプの人が多いです。
後で酔いが醒めると、謝ったり、人間関係が悪化しないようにフォローするのですが、
荒れてるときには、まるで聴く耳を持っていません。><
平素は、マジメで、優しかったり大人しい人なのですが、なんでこんなに変わる
のよ?とか、酒癖悪いね!と言われちゃいますね。^^;
普段、もっと聞いて、聴いて、と話す欲求が高まっていることも多いものです。。
8.眠ってしまう人。
酒を飲むと、すぐ眠くなったり、腕組みをしてコックリコックリと白川夜船を漕
ぐ人は・・・
性格的には内向的で、実は意志の弱い人に多いものです。^^;
周囲にいつも同調する「イエスマン」タイプで、目上や親に反対されると、反抗
する勇気には欠けるタイプです。
おとなしく、度胸や気概には欠けますが、異性にとっては操縦しやすいパートナー
ですよ。^^
9.普段とあまり変わらない人。
酒が、あるいは酒に強いということでもありますが・・・
御免なさいね、面白みに欠けて。^^;
酔っても、本音や感情を表したり、自分を表に出したりしない人は・・・
過去にアルコールで失敗したとか、自分の欠点や失敗に必要以上の警戒心を抱い
ている場合が多いものですよ。^^;
10.酒がまるで飲めない人。
人にはそれぞれ体質があり、奈良漬でも酔ってしまう人もありますね。^^;
アルコールを飲むのは、社会的な体験と結びつきがあり、人付き合いのために飲
めるようになる人は多いものです。
アルコールをほどほどに楽しむ人と、まったく飲まない人では、性格や社交性の
面でも、かなりの違いがあると報告されています。
先ず、絶対に酒は飲まないという人は、かなり人間関係が片寄ったり、みんなと
ワイワイ楽しむことを嫌う、孤立型の人に多いものです。
自分の考えが正しいと思うと、なかなか相手に妥協しませんし、自分なりのモラ
ルや考え方に従って、相手を自分の枠の中に入れようとする傾向が働きます。
相手のミスを許さない厳しい性格の人が多く、大変頑固強情なところがあって、
金銭的にもうるさい人が多いものです。
相手の欠点や自分の尺度が、普通の人より気になり、完璧主義に陥りやすいタイ
プとなります。
一般に、丸顔でアルコールを飲まない人は、独りよがりで子供っぽい人が多く、
ほっそり顔でアルコールを飲まない人は、頑固型で不満が高くなると怒りっぽく
なる人が多いと発表されています。
さて、あなたの普段の酔態は?^^
周囲に飲ませて、マン・ウォッチングしてみますか?(笑)
ついでに言うと、お酒の勧め方にも、その人の心理状態が表れるのですよ。^^v
相手に、「飲みますか?」と訊いてから、酒を注ぐタイプの人は・・・
自分の考えを強引に押し出さないし、ソフトな性格が表れています。
相手の意向にかまわず、酒を注いでしまうタイプは・・・
自分の思うままに、相手をリードしたいという期待や希望の表れです。
また、全部飲んでいないのに、酒を注いでグラスに一杯にするのは・・・
その相手を誘惑したいとか、早く相手を自分の思うままにしたいという欲求の表れですよ。^^;
やたらと「乾杯!」を繰り返すのは・・・
優しそうでも、意外とこの人は強情であり、思い遣りがありそうでも、大変冷た
い性格があることを表しているのですよ。(コワイ笑)
皆さん、順調に楽しく晩酌を楽しんでますか?
私も連日連夜、幸せな気分を味わっていますよっ。(自爆)
うん、うん。今晩は「魔界への誘い」か「魔界のXOど黒」をロックで。(魅笑)
古今東西、酔うとその人の本音や本性が表れると言いますね。
大脳皮質がアルコールで麻痺して、古皮質の情動が現れやすくなるためですが、
さて、行動心理学の観点から、酔うと現れるその人の傾向についてお話しましょう。
その人への理解のために、またご自身の潜在的心理状態について、お役立てくださいね。^^v
ここでは、10種のパターンをご紹介しましょう。
1.よくしゃべる人。
無口気味の人が、アルコールが入ってよくしゃべるようになるのは・・・
平素の人間関係に、緊張がありすぎる場合ですっ。^^;
このタイプは、普段は礼儀正しい人が多く、性格は几帳面で、粘り強さがあります。
目上や年長者にはきちんとした態度をとり、女性に対しても普段はマジメそのものですね。
2.動作が活発になる人。
アルコールが入ると、動作が大きくなったり、さかんに身体を動かす人は・・・
性格的に反抗心が強く、欲求不満があるのです。^^;
既成の型にはまることを嫌っているのですが、どうしても相手や周囲に自分を合
わせていかなければならない状態が続いているとき、人はよくそうなるものです。
また、何か劣等感が強かったり、同僚や先輩にも不満を持っていることが多いも
のです。
3.しょんぼりして沈み込む人。
いつもは活発で行動的であったり、積極的に自分の考えを行動に移しているよう
に見える人が、何か心に引っかかるものがあると、黙り込んでこういう酔態にな
る場合が多いです。
攻撃に強く、何をやっても思うようになる一方、敵も多く、常に不安も持ち合わ
せているのです。
自分の生活や日常を変えたいと思っていることも多いものです。
普段、バリバリと頑張っている人が、ふとしょんぼりと沈み込むのは・・・
心理学的に診て、極めて危険な兆候なのですよ。^^;
4.涙もろくなり涙を流す人。
このタイプの人は、情熱家でロマンチストなのです。
恋したり愛する人には情が深く、自分の感情を抑えきることは難しいです。
また、毎日の生活で努力を傾け、誠意を尽くしているのに、報われていないとか
期待を裏切られているとかの不満が強い場合も多いものです。
アルコールが入ったときに涙もろくなる人は・・・
セックスに対して欲求度が強い場合も多くあります。^^;
5.人の身体に触りたがる人。
アルコールが入ると、タッチングをしたがる人は・・・
セックスの衰えや自分の欲求を、うまく発散できない人です。^^;
または、金銭上の問題があったり、仕事で自分にはやる気のないことをしなけれ
ばならない不平不満があるときに、この酔態が出る場合が多いものです。
中小企業のバイタリティ溢れる社長や、平素緊張度の高い役職の男性には、お触
り好きな人は多いものですね。^^;
6.歌を唄ったり、メロディを口ずさむ人。
この人は、陽気で明るく社交的なタイプで、世話好きな人が多いものです。
仕事は仕事、私生活は私生活と、はっきり区別して生活できるドライさも持ち合
わせていますので、将来性もあり、頼りがいもあるタイプですね。^^
失敗も怖れず、自分の技術や個性を、うまく仕事にあわせていけるタイプです。♪
(最近、歌ってないなあ。。。自滅^^;)
7.ケンカ腰になる人。
酔うに連れて、ケンカ腰になったり、周囲や傍にいる人に文句を言ったりする人は・・・
実は粘り強さがあり、行動型で、男性的なスポーツマンタイプの人が多いです。
後で酔いが醒めると、謝ったり、人間関係が悪化しないようにフォローするのですが、
荒れてるときには、まるで聴く耳を持っていません。><
平素は、マジメで、優しかったり大人しい人なのですが、なんでこんなに変わる
のよ?とか、酒癖悪いね!と言われちゃいますね。^^;
普段、もっと聞いて、聴いて、と話す欲求が高まっていることも多いものです。。
8.眠ってしまう人。
酒を飲むと、すぐ眠くなったり、腕組みをしてコックリコックリと白川夜船を漕
ぐ人は・・・
性格的には内向的で、実は意志の弱い人に多いものです。^^;
周囲にいつも同調する「イエスマン」タイプで、目上や親に反対されると、反抗
する勇気には欠けるタイプです。
おとなしく、度胸や気概には欠けますが、異性にとっては操縦しやすいパートナー
ですよ。^^
9.普段とあまり変わらない人。
酒が、あるいは酒に強いということでもありますが・・・
御免なさいね、面白みに欠けて。^^;
酔っても、本音や感情を表したり、自分を表に出したりしない人は・・・
過去にアルコールで失敗したとか、自分の欠点や失敗に必要以上の警戒心を抱い
ている場合が多いものですよ。^^;
10.酒がまるで飲めない人。
人にはそれぞれ体質があり、奈良漬でも酔ってしまう人もありますね。^^;
アルコールを飲むのは、社会的な体験と結びつきがあり、人付き合いのために飲
めるようになる人は多いものです。
アルコールをほどほどに楽しむ人と、まったく飲まない人では、性格や社交性の
面でも、かなりの違いがあると報告されています。
先ず、絶対に酒は飲まないという人は、かなり人間関係が片寄ったり、みんなと
ワイワイ楽しむことを嫌う、孤立型の人に多いものです。
自分の考えが正しいと思うと、なかなか相手に妥協しませんし、自分なりのモラ
ルや考え方に従って、相手を自分の枠の中に入れようとする傾向が働きます。
相手のミスを許さない厳しい性格の人が多く、大変頑固強情なところがあって、
金銭的にもうるさい人が多いものです。
相手の欠点や自分の尺度が、普通の人より気になり、完璧主義に陥りやすいタイ
プとなります。
一般に、丸顔でアルコールを飲まない人は、独りよがりで子供っぽい人が多く、
ほっそり顔でアルコールを飲まない人は、頑固型で不満が高くなると怒りっぽく
なる人が多いと発表されています。
さて、あなたの普段の酔態は?^^
周囲に飲ませて、マン・ウォッチングしてみますか?(笑)
ついでに言うと、お酒の勧め方にも、その人の心理状態が表れるのですよ。^^v
相手に、「飲みますか?」と訊いてから、酒を注ぐタイプの人は・・・
自分の考えを強引に押し出さないし、ソフトな性格が表れています。
相手の意向にかまわず、酒を注いでしまうタイプは・・・
自分の思うままに、相手をリードしたいという期待や希望の表れです。
また、全部飲んでいないのに、酒を注いでグラスに一杯にするのは・・・
その相手を誘惑したいとか、早く相手を自分の思うままにしたいという欲求の表れですよ。^^;
やたらと「乾杯!」を繰り返すのは・・・
優しそうでも、意外とこの人は強情であり、思い遣りがありそうでも、大変冷た
い性格があることを表しているのですよ。(コワイ笑)
08年03月05日
三月のご挨拶
衣を更に重ね着るべきという、寒い如月(きさらぎ)を過ぎると、
草木の芽がいやましに生い茂るという、弥生の月です。
3月6日の啓蟄の頃から、蟲は地中から這い出す陽気で、桃の花が咲き始め、
鶯がさえずり始めるといわれています。
地球温暖化とはいえ、今年の節分までの木気不及の気を受けて、雪に霜降り、
寒さがぶり返しますので、草木や花の開花は遅れそうですね。^^;
2008年の傾向にも書きましたが・・・
今年は火気大過で、夏は炎熱となりますので、春の期間は短くなる傾向が働きます。
「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざがありますが、3月初旬は暖かくなっても、
急に天候が冬に逆行するような寒冷や雪の日もあることでしょう。
冷えと風邪には、くれぐれもご用心を。
暖房よりも衣服を暖かく着て、お部屋の加湿を十分にして下さいね。^^v
今年の彼岸の入りは、3月17日。
三日後の20日が春分で、昼夜の長さが等分し、陰陽調和する日です。
春分・秋分は、太陽が真東から出て真西に沈む日で、古来から太陽信仰の上からも、
非常に重要な節目に日とされてきました。
「日の願」という言葉もあり、これから「日願」になったとも言われています。
「日天願」と呼ぶ地方もあるそうですね。
彼岸(ひがん)とは「彼の岸」ですので、「岸の向こう」。
此岸(しがん)であるこの世の向こう岸とは、つまりあの世で、悟りの世界のことです。
彼岸は、サンスクリットではパーラミター(波羅蜜多)といいます。
様々な苦に悩む煩悩の世界(此岸)に対する言葉ですが、日本では、お彼岸には墓参りし、
既に彼岸の世界へ行った人たちを供養するとともに、まだ辿り着けずにいる人たちに、
早く向こうへ辿り着けるように祈る、というのがこの彼岸の仏事の趣旨となります。
春分・秋分の時期にこの彼岸法要を行うのは、太陽が阿弥陀如来の浄土の方角である真西に
沈むためであるといわれています。
真西に沈む荘厳な太陽を仰ぎ見て、阿弥陀浄土を観じるのには最適の日ですし、
迷っている霊にとっては太陽の方角が成仏への進むべき道ということになりますね。
歴史的には、大同元年(806年)に、早良親王の霊を慰めるため行われたのが最初とされ、
平安時代以降、ずぅっと続いて来た日本の伝統行事です。
供養の心は持ちつつも・・・私はこの頃、灼熱の国に往っております。
蓮華部上座仏教の寺院や国技道場に居るか、はたまた紅灯の巷に居るのか?(笑)
炎暑の陽気を蓄えつつ、長男との旅と遊行(ゆぎょう)を楽しんできます。^^v
不動尊の日には帰国予定ですが、どうか3月のご相談・ご予約はお早めにお願いします。m(__)m
春分を過ぎれば、「玄鳥至り雷声を発す」とありますので、ツバメとともに帰り来て、
帰国一番、稲妻の疾さで、闇を切り裂く稲光の如き仕事振りをと。(笑)
草木の芽がいやましに生い茂るという、弥生の月です。
3月6日の啓蟄の頃から、蟲は地中から這い出す陽気で、桃の花が咲き始め、
鶯がさえずり始めるといわれています。
地球温暖化とはいえ、今年の節分までの木気不及の気を受けて、雪に霜降り、
寒さがぶり返しますので、草木や花の開花は遅れそうですね。^^;
2008年の傾向にも書きましたが・・・
今年は火気大過で、夏は炎熱となりますので、春の期間は短くなる傾向が働きます。
「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざがありますが、3月初旬は暖かくなっても、
急に天候が冬に逆行するような寒冷や雪の日もあることでしょう。
冷えと風邪には、くれぐれもご用心を。
暖房よりも衣服を暖かく着て、お部屋の加湿を十分にして下さいね。^^v
今年の彼岸の入りは、3月17日。
三日後の20日が春分で、昼夜の長さが等分し、陰陽調和する日です。
春分・秋分は、太陽が真東から出て真西に沈む日で、古来から太陽信仰の上からも、
非常に重要な節目に日とされてきました。
「日の願」という言葉もあり、これから「日願」になったとも言われています。
「日天願」と呼ぶ地方もあるそうですね。
彼岸(ひがん)とは「彼の岸」ですので、「岸の向こう」。
此岸(しがん)であるこの世の向こう岸とは、つまりあの世で、悟りの世界のことです。
彼岸は、サンスクリットではパーラミター(波羅蜜多)といいます。
様々な苦に悩む煩悩の世界(此岸)に対する言葉ですが、日本では、お彼岸には墓参りし、
既に彼岸の世界へ行った人たちを供養するとともに、まだ辿り着けずにいる人たちに、
早く向こうへ辿り着けるように祈る、というのがこの彼岸の仏事の趣旨となります。
春分・秋分の時期にこの彼岸法要を行うのは、太陽が阿弥陀如来の浄土の方角である真西に
沈むためであるといわれています。
真西に沈む荘厳な太陽を仰ぎ見て、阿弥陀浄土を観じるのには最適の日ですし、
迷っている霊にとっては太陽の方角が成仏への進むべき道ということになりますね。
歴史的には、大同元年(806年)に、早良親王の霊を慰めるため行われたのが最初とされ、
平安時代以降、ずぅっと続いて来た日本の伝統行事です。
供養の心は持ちつつも・・・私はこの頃、灼熱の国に往っております。
蓮華部上座仏教の寺院や国技道場に居るか、はたまた紅灯の巷に居るのか?(笑)
炎暑の陽気を蓄えつつ、長男との旅と遊行(ゆぎょう)を楽しんできます。^^v
不動尊の日には帰国予定ですが、どうか3月のご相談・ご予約はお早めにお願いします。m(__)m
春分を過ぎれば、「玄鳥至り雷声を発す」とありますので、ツバメとともに帰り来て、
帰国一番、稲妻の疾さで、闇を切り裂く稲光の如き仕事振りをと。(笑)
08年01月06日
2008年の傾向
2008年は、戊子・一白水星本宮の年です。
黄帝内経を紐解くと、戊の年は、火運太過。
太過の気は、天の時に先立って到来するといいます。
火運太過の年は、炎暑が広がり、火剋金の理で、肺の金気が害を受けやすくなり
ます。
人は流行病に罹りやすくなって、呼吸が弱くなり、咳や息切れがして、血を吐い
たり鼻血が出たりしやすくなります。
また、大小便に血が混じり、大便が水状になる病にも注意が必要です。
そして、咽喉が渇き、耳が聞こえなくなったり、胸の中が熱くなって、肩や背中
の発熱などが起こりやすくなります。
これに対応して、天上では、火星の光が強くなるといいます。
火気が盛んになり過ぎると、胸の中が痛み、脇の下が張って痛んだり、胸、背、
肩胛骨の間や両腕の内側が痛むようになります。
また、発熱し、皮膚に痛みが出て、湿疹や爛れが起きやすくなります。
子年は、少陰が天を司ります。
少陰が天を司る年は、熱気を主としますので、火熱の気はさらに盛んになり、焼
かれるような炎暑になり、火剋金の症状はひどくなると予想されます。^^;
水枯れや植物も枯れやすく、咳とあえぎはひどくなり、喘息から呼吸困難に陥っ
たり、熱に浮かされてうわごとを言うようになったり、大小便に血が混じって止
まらなくなるような病気が起きやすくなるでしょう。
黄帝内経、素問の五常正大論によると、前半年に、異常な気温の上昇や大雨あっ
て、喘息、嘔吐、悪寒発熱の繰り返し、くしゃむ、鼻水、鼻づまりの症状が出や
すくなります。
心肺に熱あって、気持ちがイライラし、咽喉が渇き、右側脇肋部が肥大して、肩
背上・前腕や鎖骨上クボミが痛んだり、足が腫れたりします。
また、皮膚が痛んだり、悪くするとデキモノができたり、足が腫れて、黄色尿や
血便が出たりすることもあります。
金気が不足する人は、特にご注意くださいね。
夏でもクーラーの冷えに用心し、寝過ぎに注意しましょう。
辛味を補い、白い食物や衣服をよく用いると良いですね。
栗、桃、鶏肉、ネギが家庭薬膳のネタになります。
金気の根である、土気も補強し、黄緑色野菜、天然の甘味も補うとよろしいです。
火気は極限に達すると必ず衰え、水剋火の理で、寒水がこれに乗じて来たり、雨
や下が降り、氷が張って寒くなります。
これに対応して、天上の水星の光が強くなるといいます。
年が遅くなって水気が逆襲せずとも、黄砂はよく降り、雨が降るときは、どしゃ
降りや集中豪雨になりやすいでしょう。
一白水星中宮の年は、六白金星が暗剣殺に当たります。
欲を出したり大きな事業を計画して失敗したり、地位ある人と新しい交際が始まっ
て損失を招いたり、家族や部下・雇い人のことで悩みが生じたり、色情難や火難
・水難・盗難にも遭わないようにしたいですね。^^;
警察問題や裁判・訴訟事とか勝負事で失敗せぬよう、病気や怪我では頭部・心肺
にご用心を。^^
一白水星は、水の象意。
雲の自在さで拘らずに発想し、海の心で受け容れて、大河の如く悠々と動きたい
ものですね。^^v
黄帝内経を紐解くと、戊の年は、火運太過。
太過の気は、天の時に先立って到来するといいます。
火運太過の年は、炎暑が広がり、火剋金の理で、肺の金気が害を受けやすくなり
ます。
人は流行病に罹りやすくなって、呼吸が弱くなり、咳や息切れがして、血を吐い
たり鼻血が出たりしやすくなります。
また、大小便に血が混じり、大便が水状になる病にも注意が必要です。
そして、咽喉が渇き、耳が聞こえなくなったり、胸の中が熱くなって、肩や背中
の発熱などが起こりやすくなります。
これに対応して、天上では、火星の光が強くなるといいます。
火気が盛んになり過ぎると、胸の中が痛み、脇の下が張って痛んだり、胸、背、
肩胛骨の間や両腕の内側が痛むようになります。
また、発熱し、皮膚に痛みが出て、湿疹や爛れが起きやすくなります。
子年は、少陰が天を司ります。
少陰が天を司る年は、熱気を主としますので、火熱の気はさらに盛んになり、焼
かれるような炎暑になり、火剋金の症状はひどくなると予想されます。^^;
水枯れや植物も枯れやすく、咳とあえぎはひどくなり、喘息から呼吸困難に陥っ
たり、熱に浮かされてうわごとを言うようになったり、大小便に血が混じって止
まらなくなるような病気が起きやすくなるでしょう。
黄帝内経、素問の五常正大論によると、前半年に、異常な気温の上昇や大雨あっ
て、喘息、嘔吐、悪寒発熱の繰り返し、くしゃむ、鼻水、鼻づまりの症状が出や
すくなります。
心肺に熱あって、気持ちがイライラし、咽喉が渇き、右側脇肋部が肥大して、肩
背上・前腕や鎖骨上クボミが痛んだり、足が腫れたりします。
また、皮膚が痛んだり、悪くするとデキモノができたり、足が腫れて、黄色尿や
血便が出たりすることもあります。
金気が不足する人は、特にご注意くださいね。
夏でもクーラーの冷えに用心し、寝過ぎに注意しましょう。
辛味を補い、白い食物や衣服をよく用いると良いですね。
栗、桃、鶏肉、ネギが家庭薬膳のネタになります。
金気の根である、土気も補強し、黄緑色野菜、天然の甘味も補うとよろしいです。
火気は極限に達すると必ず衰え、水剋火の理で、寒水がこれに乗じて来たり、雨
や下が降り、氷が張って寒くなります。
これに対応して、天上の水星の光が強くなるといいます。
年が遅くなって水気が逆襲せずとも、黄砂はよく降り、雨が降るときは、どしゃ
降りや集中豪雨になりやすいでしょう。
一白水星中宮の年は、六白金星が暗剣殺に当たります。
欲を出したり大きな事業を計画して失敗したり、地位ある人と新しい交際が始まっ
て損失を招いたり、家族や部下・雇い人のことで悩みが生じたり、色情難や火難
・水難・盗難にも遭わないようにしたいですね。^^;
警察問題や裁判・訴訟事とか勝負事で失敗せぬよう、病気や怪我では頭部・心肺
にご用心を。^^
一白水星は、水の象意。
雲の自在さで拘らずに発想し、海の心で受け容れて、大河の如く悠々と動きたい
ものですね。^^v
08年01月02日
正月太りにご用心。
の〜んびり過ごすのは、お正月の醍醐味ですね。^^
外は寒いし、運動もおっくう。
動物は冬は太るモノですが、この時期、体重の増加は気になりませんか?(笑)
仕事もないし、時間はあるしと、正月の解放感から、ついつい食べ過ぎる。
おまけに、あまりお腹は減ってなくても、お菓子や果物、おツマミなどを間食する。
こうして、食べる量を意識しない「だらだら食い」は、最も太る原因です。^^;
そのほか、体重を増加させる過ごし方として・・・
○食事の時間を決めずに、適当に食べる。
○テレビやビデオを観ながら、食べ続ける。
○食べては転寝、寝ては食べと食っちゃ寝、寝ちゃ食いをする。
○ずっとウェストがルーズなズボンやスカートで過ごす。
ほんに、だらだら過ごしは、体重の増加も凄し。(笑)
せっかくの料理を、ダイエットのために食べないなんて、サビカナしいし、怨念が残る。(爆)
食べすぎを防ぐため、食べ方に工夫しましょう。^^v
例えば、おせち料理や皿鉢料理の場合、あらかじめ自分の食べたい分量を定め、
その分量だけを自分の皿に盛って食べることで、量を過ごしませぬ。^^
鍋料理の場合、
白菜や春菊、キノコ類などの低カロリーで食物繊維がたっぷりの野菜や、
豆腐などでボリューム感を出して、これらを先に食べ、主役の肉や魚を後から食べるようにすれば、
カロリーを摂り過ぎることなく、満腹感・満足感を味わうことができます。^^
また、鍋料理の場合、特にカニやアンコウ、太刀魚など、殻や骨が付いている食材を使うと、
食べるのに時間がかかるため、意識することなく食べすぎを防ぐことができます。
体調を整えるには、食べ合わせも重要ですね。
消化を促し、内臓の働きを助けてくれる食べ合わせを心がけましょう。^^
例えば、お餅などの炭水化物を食べるときは、大根おろし、カブラ、ヤマイモなどと一緒に食べると、
消化が良くなり、代謝しやすくなります。
油物を食べるときには、納豆、落花生、トウモロコシなどが、消化を助けてくれます。
肉を食べるときには、野菜を一緒にたっぷり食べ、不足しがちなビタミンや食物繊維を摂るように心がけましょう。
なお、油物や肉を食べるときに、米やパン、麺類など、炭水化物もたっぷり食べると・・・必ず、太りますっ!(爆)
もう、太ってしまった方は、これからでんぷん・糖質を減らして行きましょうね。^^;
不規則な生活リズムなどで胃の具合が悪い方、今日食べ過ぎや飲み過ぎた方は翌朝の養生法。^^v
胃の調子を整え、胃壁粘膜を修復してくれる食材、レモン、ミカン、リンゴなどを朝食にしましょう。
え?どうしても、米が食べたい?^^;
じゃ、梅干しで、おかゆにしてください。^^
夜更かしなどの不規則な生活は、胃酸過多につながるものです。^^;
胃部の圧迫感や胸焼け、げっぷなどの症状が出た場合は、キャベツ、アスパラカス、レタスなどを、
サッと湯がいて、おひたしや野菜シャブシャブにして食べると、胃酸の分泌を抑えて、荒れた胃壁が修復できますよ。
食べ過ぎたからといって、絶食で食事のリズムを破るより、
節食で淋しく哀しく食事の量をやたらと減らすことよりも、
栄養と代謝のバランスを考えながら、
規則正しく、楽しく美味しい食生活と適度な運動を心がけましょうね。^^v
愛と調和ある食事、適度な運動あれば、うん、うん。
外は寒いし、運動もおっくう。
動物は冬は太るモノですが、この時期、体重の増加は気になりませんか?(笑)
仕事もないし、時間はあるしと、正月の解放感から、ついつい食べ過ぎる。
おまけに、あまりお腹は減ってなくても、お菓子や果物、おツマミなどを間食する。
こうして、食べる量を意識しない「だらだら食い」は、最も太る原因です。^^;
そのほか、体重を増加させる過ごし方として・・・
○食事の時間を決めずに、適当に食べる。
○テレビやビデオを観ながら、食べ続ける。
○食べては転寝、寝ては食べと食っちゃ寝、寝ちゃ食いをする。
○ずっとウェストがルーズなズボンやスカートで過ごす。
ほんに、だらだら過ごしは、体重の増加も凄し。(笑)
せっかくの料理を、ダイエットのために食べないなんて、サビカナしいし、怨念が残る。(爆)
食べすぎを防ぐため、食べ方に工夫しましょう。^^v
例えば、おせち料理や皿鉢料理の場合、あらかじめ自分の食べたい分量を定め、
その分量だけを自分の皿に盛って食べることで、量を過ごしませぬ。^^
鍋料理の場合、
白菜や春菊、キノコ類などの低カロリーで食物繊維がたっぷりの野菜や、
豆腐などでボリューム感を出して、これらを先に食べ、主役の肉や魚を後から食べるようにすれば、
カロリーを摂り過ぎることなく、満腹感・満足感を味わうことができます。^^
また、鍋料理の場合、特にカニやアンコウ、太刀魚など、殻や骨が付いている食材を使うと、
食べるのに時間がかかるため、意識することなく食べすぎを防ぐことができます。
体調を整えるには、食べ合わせも重要ですね。
消化を促し、内臓の働きを助けてくれる食べ合わせを心がけましょう。^^
例えば、お餅などの炭水化物を食べるときは、大根おろし、カブラ、ヤマイモなどと一緒に食べると、
消化が良くなり、代謝しやすくなります。
油物を食べるときには、納豆、落花生、トウモロコシなどが、消化を助けてくれます。
肉を食べるときには、野菜を一緒にたっぷり食べ、不足しがちなビタミンや食物繊維を摂るように心がけましょう。
なお、油物や肉を食べるときに、米やパン、麺類など、炭水化物もたっぷり食べると・・・必ず、太りますっ!(爆)
もう、太ってしまった方は、これからでんぷん・糖質を減らして行きましょうね。^^;
不規則な生活リズムなどで胃の具合が悪い方、今日食べ過ぎや飲み過ぎた方は翌朝の養生法。^^v
胃の調子を整え、胃壁粘膜を修復してくれる食材、レモン、ミカン、リンゴなどを朝食にしましょう。
え?どうしても、米が食べたい?^^;
じゃ、梅干しで、おかゆにしてください。^^
夜更かしなどの不規則な生活は、胃酸過多につながるものです。^^;
胃部の圧迫感や胸焼け、げっぷなどの症状が出た場合は、キャベツ、アスパラカス、レタスなどを、
サッと湯がいて、おひたしや野菜シャブシャブにして食べると、胃酸の分泌を抑えて、荒れた胃壁が修復できますよ。
食べ過ぎたからといって、絶食で食事のリズムを破るより、
節食で淋しく哀しく食事の量をやたらと減らすことよりも、
栄養と代謝のバランスを考えながら、
規則正しく、楽しく美味しい食生活と適度な運動を心がけましょうね。^^v
愛と調和ある食事、適度な運動あれば、うん、うん。
07年12月27日
冬に悪化しやすい慢性腰痛に
秋冬は乾燥と寒涼の季節ですね。
体も季節の影響を受けまうので、皮膚も縮む傾向にあり、お肌もカサついて、シワも目立つようになります。^^;
筋や筋肉も同様で、この季節は動きが硬くなってきます。
そこに寒涼の外気の影響を受けると、痛みの訴えが多くなってくるのですよ。
体に保湿と保温して、乾燥と寒涼から身体を守りましょうね。^^
腰痛は、一度起きると再発したり、慢性化することが多々多々あり、予防的な治療が大切です。
しかし、既に、腰痛のある成人は3人に1人という時代に入っています。^^;
鍼灸や整体など、各種治療院へ来られる方の症状の御三家。
それが、腰痛・肩こり・膝関節痛です。w
病院で検査を受けても、西洋医学的にははっきりした原因が解からず、
自分でも思い当たるふしがなく、タタリじゃ!(笑)と思ってしまう痛みが、日常的には多いものです。
特に、腰痛の場合、
1. 中年以降に発症した
2. 腰以外に痛みがない
3. 安静時には痛みが軽いか感じない
4. 歩いたり階段を昇り降りすると痛みが強くなる
5. 気候変化で痛んだり加重する
6. 経過が長くなかなか治らない
7. 炎症性の症状はほとんどなく、温めると痛みが和らぐ
などの方は残念ながら、老化や今までの習慣による痛みで、
鎮痛剤や消炎剤効果がないばかりか、却って害になることもあります。
病院へ行っても、腰痛や神経痛に対しては、痛み止めを射つくらいで、治らぬことの多いこと。−−
鎮痛を繰り返してる間に、ふと痛みが引いてくれれば、もう大丈夫と思うけど、
実際のところは根本的に治っていないので、いつかまた必ず再発し、さらに症状は悪くなるもの。−−;
それこそが、タタリじゃ。(爆!)
手遅れで既に骨が変形し、「椎間板ヘルニア」と診断されたとしても、
「切ったら治る。」と請け合う医師は、多分世界に一人もいないのでは?^^;
漢方では、腰は「腎の府」といわれ、腰は腎と密接に関係していると捉えています。
加齢による腰痛はもちろん、ギックリ腰や若い人の腰痛にも必ず腎が関係していて、
腎の働きに異常(腎虚:腎の気の相対的な不足)があれば、必ず腰に症状が現れ、
慢性的に重だるく、うずくような痛みを感じるようになります。
漢方では腰痛の原因を、エネルギーや栄養などの流れを妨げるものがあるか、
加齢や過労によりエネルギーや栄養が不足したために、
腰にその活動の源であるエネルギーや栄養素が届かないからであると捉えていますが、
実際にはこの混合型で起こっていることが多いものです。
また、痛みの性質も、人それぞれですね。
(1)重だるく痛む
(2)冷えて痛む
(3)張ったように痛む
(4)引きつるように痛む
(5)綿綿とずっと痛む
(6)熱感があり痛む
(7)刺すように痛む
慢性の場合は(1)〜(5)の痛み方が多いようです。
最近、漢方治療を取り入れている病院や医院が増えたのは、大変喜ばしいのですが、
今までやって来た西洋医学のやり方で、病名で漢方薬を当てはめてるところは、
大いなる間違いと不勉強過ぎます。
「重く痛む」のは 、胃腸機能低下(脾の運化)や腎の機能低下(腎虚)で生じた
過剰な水分が体に停滞しているためで、雨の前に症状がでることが多いものです。
漢方の処方では、茯苓(ぶくりょう)、白朮(びゃくじゅつ)、蒼朮(そうじゅつ)などで
胃腸機能を高め、余分の水を出して、改善します。
「冷えて重く痛む」のは、過剰な水分の停滞に寒さによる冷えが加わった状態に多いものです。
さすったり温めると楽になり、これも、雨の前に悪化しやすいのです。
処方では、 肉桂(にくけい)、麻黄(まおう)、乾姜(かんきょう)、附子(ぶし)などで体を温め、
茯苓、白朮、蒼朮などで胃腸の働きを高め、余分の水を出して改善します。
「ひきつるように痛む」場合は、 腎の働きとともに肝機能に問題があり、
寒冷の刺激が引き金となって腰痛が起こることがあります。
この場合、腰痛とともに男性は内股の付け根が、女性では会陰がひきつるように痛みます。
冷えに対する反応も極端で、冷えたものに少しでも座っただけで発症します。
処方では、桂枝(けいし)、生姜(しょうきょう)、細辛(さいしん)、呉茱萸(ごしゅゆ)、
当帰(とうき)などで気を補い温めて、患部にエネルギー・栄養物を送り改善します。
「夜間に痛みが強くなる」場合は、
肝の働きが落ちて血液の成分が不足しているときに、冷えや湿気が加わると、
エネルギーや血液のめぐりが悪くなり、やがて血液が滞るようになり、この時期に発症します。
処方では、当帰、芍薬(しゃくやく)、地黄(じおう)、川キュウ(せんきゅう)などの血を補うことを主に、
血の滞りを改善する生薬や、冷え、過剰な水を除く生薬を配合し改善を図ります。
「重だるい慢性腰痛」は 年配の人に多く、腎そのものが衰えている場合に多い訴えです。
若い人でも、精神的・肉体的な過労、性生活や食生活の不摂生などが続くと、
腎が一時的に衰えて、重だるい腰痛が起こることがよくありますよ。^^;
処方は、地黄、山薬(さんやく)、枸杞子(くこし)、山茱萸(さんしゅゆ)などをベースにして、
冷える人は肉桂や附子を加えて、温めて陽気を補います。
肉桂や桂枝はシナモン、姜とはショウガ、山薬はヤマイモのこと、
細辛はトウガラシ、地黄はゴマの葉を代用したりして、薬膳を楽しむのもいいですね。^^
(私は、時々漢方生薬を料理に使うことはあるけど、附子=トリカブトなんかの毒草は使わないから、
講座や水曜会の方々、ご安心めされよ。爆!)
さて、お待たせしました。
手っ取り早く、痛みを即効治療する、経絡治療法をご紹介することにしましょう。^^v
腰痛ならば、急性であろうが慢性であろうが、この方法が即効的です。
1.患側(痛む側)の外関「ガイカン」
(手首を反らせ、甲に最も近い横ジワの中央から、指3本分だけひじ寄りの点)に
金シール(10円玉)を貼る。
健側(痛まない側)の臨泣「リンキュウ」
(足の第4指と第5指の間を手の指ですりあげ、指の止まるところ)に
銀シール(1円玉)を貼る。
2.健側の後ケイ「ゴケイ」手を握ると小指の側面にできる太い折りジワの先端)に銀シール(1円玉)を貼る。
患側の申脈「シンミャク」(足の外くるぶしの下縁中央から1cm下のくぼみ)に金シール(10円玉)を貼る。
3.左右の大腸愈「ユ」(字がもぉ^^;腸骨(骨盤といえば分かりやすい?)の左右上縁を結んだ線の高さが、腰椎4,5番の間のくぼみになるんだけど、その中央から外側に指2本幅の点)に、タバコ灸を10回ずつ繰り返す。
4.左右の腎ユ(大腸ユの直上で、腰椎2つ上のくぼみ。第2,3腰椎の間。)に、タバコ灸を10回ずつ繰り返す。
銀シールを貼って、タバコ灸をすると、さらに効きますよ。
ただし、火傷にご用心。熱が集中しますからね。^^;
5.腰を動かしてみて、痛みのある点があれば、銀シール(1円玉、もしくは米ツブ)を貼っておく。
また身動きして、違うところが痛めば、その関連痛も、同様に次々と貼っていく。
効果はてきめんですので、痛むときには、ぜひお試し下さい。^^v
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体も季節の影響を受けまうので、皮膚も縮む傾向にあり、お肌もカサついて、シワも目立つようになります。^^;
筋や筋肉も同様で、この季節は動きが硬くなってきます。
そこに寒涼の外気の影響を受けると、痛みの訴えが多くなってくるのですよ。
体に保湿と保温して、乾燥と寒涼から身体を守りましょうね。^^
腰痛は、一度起きると再発したり、慢性化することが多々多々あり、予防的な治療が大切です。
しかし、既に、腰痛のある成人は3人に1人という時代に入っています。^^;
鍼灸や整体など、各種治療院へ来られる方の症状の御三家。
それが、腰痛・肩こり・膝関節痛です。w
病院で検査を受けても、西洋医学的にははっきりした原因が解からず、
自分でも思い当たるふしがなく、タタリじゃ!(笑)と思ってしまう痛みが、日常的には多いものです。
特に、腰痛の場合、
1. 中年以降に発症した
2. 腰以外に痛みがない
3. 安静時には痛みが軽いか感じない
4. 歩いたり階段を昇り降りすると痛みが強くなる
5. 気候変化で痛んだり加重する
6. 経過が長くなかなか治らない
7. 炎症性の症状はほとんどなく、温めると痛みが和らぐ
などの方は残念ながら、老化や今までの習慣による痛みで、
鎮痛剤や消炎剤効果がないばかりか、却って害になることもあります。
病院へ行っても、腰痛や神経痛に対しては、痛み止めを射つくらいで、治らぬことの多いこと。−−
鎮痛を繰り返してる間に、ふと痛みが引いてくれれば、もう大丈夫と思うけど、
実際のところは根本的に治っていないので、いつかまた必ず再発し、さらに症状は悪くなるもの。−−;
それこそが、タタリじゃ。(爆!)
手遅れで既に骨が変形し、「椎間板ヘルニア」と診断されたとしても、
「切ったら治る。」と請け合う医師は、多分世界に一人もいないのでは?^^;
漢方では、腰は「腎の府」といわれ、腰は腎と密接に関係していると捉えています。
加齢による腰痛はもちろん、ギックリ腰や若い人の腰痛にも必ず腎が関係していて、
腎の働きに異常(腎虚:腎の気の相対的な不足)があれば、必ず腰に症状が現れ、
慢性的に重だるく、うずくような痛みを感じるようになります。
漢方では腰痛の原因を、エネルギーや栄養などの流れを妨げるものがあるか、
加齢や過労によりエネルギーや栄養が不足したために、
腰にその活動の源であるエネルギーや栄養素が届かないからであると捉えていますが、
実際にはこの混合型で起こっていることが多いものです。
また、痛みの性質も、人それぞれですね。
(1)重だるく痛む
(2)冷えて痛む
(3)張ったように痛む
(4)引きつるように痛む
(5)綿綿とずっと痛む
(6)熱感があり痛む
(7)刺すように痛む
慢性の場合は(1)〜(5)の痛み方が多いようです。
最近、漢方治療を取り入れている病院や医院が増えたのは、大変喜ばしいのですが、
今までやって来た西洋医学のやり方で、病名で漢方薬を当てはめてるところは、
大いなる間違いと不勉強過ぎます。
「重く痛む」のは 、胃腸機能低下(脾の運化)や腎の機能低下(腎虚)で生じた
過剰な水分が体に停滞しているためで、雨の前に症状がでることが多いものです。
漢方の処方では、茯苓(ぶくりょう)、白朮(びゃくじゅつ)、蒼朮(そうじゅつ)などで
胃腸機能を高め、余分の水を出して、改善します。
「冷えて重く痛む」のは、過剰な水分の停滞に寒さによる冷えが加わった状態に多いものです。
さすったり温めると楽になり、これも、雨の前に悪化しやすいのです。
処方では、 肉桂(にくけい)、麻黄(まおう)、乾姜(かんきょう)、附子(ぶし)などで体を温め、
茯苓、白朮、蒼朮などで胃腸の働きを高め、余分の水を出して改善します。
「ひきつるように痛む」場合は、 腎の働きとともに肝機能に問題があり、
寒冷の刺激が引き金となって腰痛が起こることがあります。
この場合、腰痛とともに男性は内股の付け根が、女性では会陰がひきつるように痛みます。
冷えに対する反応も極端で、冷えたものに少しでも座っただけで発症します。
処方では、桂枝(けいし)、生姜(しょうきょう)、細辛(さいしん)、呉茱萸(ごしゅゆ)、
当帰(とうき)などで気を補い温めて、患部にエネルギー・栄養物を送り改善します。
「夜間に痛みが強くなる」場合は、
肝の働きが落ちて血液の成分が不足しているときに、冷えや湿気が加わると、
エネルギーや血液のめぐりが悪くなり、やがて血液が滞るようになり、この時期に発症します。
処方では、当帰、芍薬(しゃくやく)、地黄(じおう)、川キュウ(せんきゅう)などの血を補うことを主に、
血の滞りを改善する生薬や、冷え、過剰な水を除く生薬を配合し改善を図ります。
「重だるい慢性腰痛」は 年配の人に多く、腎そのものが衰えている場合に多い訴えです。
若い人でも、精神的・肉体的な過労、性生活や食生活の不摂生などが続くと、
腎が一時的に衰えて、重だるい腰痛が起こることがよくありますよ。^^;
処方は、地黄、山薬(さんやく)、枸杞子(くこし)、山茱萸(さんしゅゆ)などをベースにして、
冷える人は肉桂や附子を加えて、温めて陽気を補います。
肉桂や桂枝はシナモン、姜とはショウガ、山薬はヤマイモのこと、
細辛はトウガラシ、地黄はゴマの葉を代用したりして、薬膳を楽しむのもいいですね。^^
(私は、時々漢方生薬を料理に使うことはあるけど、附子=トリカブトなんかの毒草は使わないから、
講座や水曜会の方々、ご安心めされよ。爆!)
さて、お待たせしました。
手っ取り早く、痛みを即効治療する、経絡治療法をご紹介することにしましょう。^^v
腰痛ならば、急性であろうが慢性であろうが、この方法が即効的です。
1.患側(痛む側)の外関「ガイカン」
(手首を反らせ、甲に最も近い横ジワの中央から、指3本分だけひじ寄りの点)に
金シール(10円玉)を貼る。
健側(痛まない側)の臨泣「リンキュウ」
(足の第4指と第5指の間を手の指ですりあげ、指の止まるところ)に
銀シール(1円玉)を貼る。
2.健側の後ケイ「ゴケイ」手を握ると小指の側面にできる太い折りジワの先端)に銀シール(1円玉)を貼る。
患側の申脈「シンミャク」(足の外くるぶしの下縁中央から1cm下のくぼみ)に金シール(10円玉)を貼る。
3.左右の大腸愈「ユ」(字がもぉ^^;腸骨(骨盤といえば分かりやすい?)の左右上縁を結んだ線の高さが、腰椎4,5番の間のくぼみになるんだけど、その中央から外側に指2本幅の点)に、タバコ灸を10回ずつ繰り返す。
4.左右の腎ユ(大腸ユの直上で、腰椎2つ上のくぼみ。第2,3腰椎の間。)に、タバコ灸を10回ずつ繰り返す。
銀シールを貼って、タバコ灸をすると、さらに効きますよ。
ただし、火傷にご用心。熱が集中しますからね。^^;
5.腰を動かしてみて、痛みのある点があれば、銀シール(1円玉、もしくは米ツブ)を貼っておく。
また身動きして、違うところが痛めば、その関連痛も、同様に次々と貼っていく。
効果はてきめんですので、痛むときには、ぜひお試し下さい。^^v