厚生労働省所管の独立行政法人「年金積立金管理運用」は、公的年金積立金の2008年10−12月期の市場運用損益が5兆7398億円の赤字だったと発表した。四半期ごとの運用成績を比べると、自主運用を始めた2001年度以降では過去最悪の赤字幅。運用利回りはマイナス6.09%で、01年7−9月期(マイナス7.84%)に次ぐ低水準となった。
運用赤字は2・四半期連続。この結果、今年度4−12月の運用損益は8兆6738億円の赤字で、利回りはマイナス9.13%に悪化。
先日の100年安心した年金には「想定運用利回り4.3%」とありました。こりゃ安心できるわけもないですね。