平成18年の調査によれば、雇用者総数は5,353万人。



 その内非正規労働者は22,5%の1,205万人。



 総合労働相談件数約95万件。



 民事上の個別労働紛争相談件数約18万7000件。



 助言指導申出受理件数5761件。



 あっせん申請受理件数6924件。



 労働裁判新受理件数2035件。



 この夥しい労働紛争をみると、労使関係は根本的には対立関係なのかと思ってしまう。



 社員が成長しそれに見合う処遇をされ、会社の業績も向上するというWIN WINの関係は構築できる。



 しかし、個別の労働紛争は不可避に生じる。



 解決には、使用者の経営理念・価値観に負うところが大きいのではないか。