07年09月04日
最近の動き
メタボリック健診で健保組合に補助金支給へ 厚労省
厚生労働省は、メタボリック症候群の予防・改善を目的として2008年4月から実施される特定健診(40歳以上の保険加入者が対象)と保健指導にかかる健康保険組合のコスト負担増を和らげるため、補助金を支給することを明らかにした。健診や保健指導にかかるコストの3分の1を助成する方針。
厚生労働省は、メタボリック症候群の予防・改善を目的として2008年4月から実施される特定健診(40歳以上の保険加入者が対象)と保健指導にかかる健康保険組合のコスト負担増を和らげるため、補助金を支給することを明らかにした。健診や保健指導にかかるコストの3分の1を助成する方針。
07年08月22日
最近の動き
◆厚年基金の納付記録と社保庁管理の記録を照合へ◆
社会保険庁は、企業が厚生年金基金に通知した加入者情報と基金を同庁に通知した情報の食い違いによる年金の支給漏れを防止するため、基金の年金保険料の納付記録と同庁で管理する記録との照合を2008
年度中に実施する方針を示した。同庁は、基金が提出した被保険者のリストなどをもとに納付記録を確認し記録漏れがあった場合は訂正する。
◆社保事務所が保険料の延滞金を不正に減額◆
健康保険・厚生年金の保険料を滞納した場合に事業所から徴収する「延滞金」について、愛知県と愛媛県の一部の社会保険事務所が不正に減額していたことが、社会保険庁の調査でわかった。保険料の支払いと引き換えに延滞金の減額に応じていたもので、判明分だけで216事業所に対して総額約6,800万円が減額されていた。同庁では、同様のケースがないか全国調査を実施するとしている。
社会保険庁は、企業が厚生年金基金に通知した加入者情報と基金を同庁に通知した情報の食い違いによる年金の支給漏れを防止するため、基金の年金保険料の納付記録と同庁で管理する記録との照合を2008
年度中に実施する方針を示した。同庁は、基金が提出した被保険者のリストなどをもとに納付記録を確認し記録漏れがあった場合は訂正する。
◆社保事務所が保険料の延滞金を不正に減額◆
健康保険・厚生年金の保険料を滞納した場合に事業所から徴収する「延滞金」について、愛知県と愛媛県の一部の社会保険事務所が不正に減額していたことが、社会保険庁の調査でわかった。保険料の支払いと引き換えに延滞金の減額に応じていたもので、判明分だけで216事業所に対して総額約6,800万円が減額されていた。同庁では、同様のケースがないか全国調査を実施するとしている。
07年07月30日
最近の動き
◆「年金記録第三者委員会」が新たに8件を記録訂正へ◆
「年金記録確認中央第三者委員会」は、第1回目(13日:15件)に続き、新たに8件(国民年金7件、厚生年金1件)の年金記録の訂正を求めるあっせん案を決定した。同委員会は、社会保険庁から依頼された292件の給付判断を9月末までに終えるとしている。今月17日から開始された「地方版第三者委員会」には、22日までに1,352件の申立てがあった。
◆「年金時効撤廃特例法」適用 さらに108人に支給認定◆
社会保険庁は「年金時効撤廃特例法」に基づき、第1回目(19日:145人)に続いて、新たに108人に未支給分の年金を支払うことを発表した。
対象者の平均年齢は76歳、平均支給額は84万円だった。認定者された人には、8月15日に未支給分が銀行口座などに振り込まれる。
「年金記録確認中央第三者委員会」は、第1回目(13日:15件)に続き、新たに8件(国民年金7件、厚生年金1件)の年金記録の訂正を求めるあっせん案を決定した。同委員会は、社会保険庁から依頼された292件の給付判断を9月末までに終えるとしている。今月17日から開始された「地方版第三者委員会」には、22日までに1,352件の申立てがあった。
◆「年金時効撤廃特例法」適用 さらに108人に支給認定◆
社会保険庁は「年金時効撤廃特例法」に基づき、第1回目(19日:145人)に続いて、新たに108人に未支給分の年金を支払うことを発表した。
対象者の平均年齢は76歳、平均支給額は84万円だった。認定者された人には、8月15日に未支給分が銀行口座などに振り込まれる。
07年07月24日
最近の動き
◆時効分の年金を145人に支給へ 特例法を初適用◆
社会保険庁は、7月6日に施行された「年金時効撤廃特例法」(年金記録が訂正された場合は5年の時効を適用せず過去の不足分を全額補償する)に基づき、145人に対して時効となっていた未払い分の年金(総額7,423万円)を来月15日に支給すると発表した。同法が適用される初めてのケースで、今後も額が確定したものから順次支給していくとしている。
◆「地方版第三者委員会」が申立て受付開始 初日は382件◆
年金記録が無いとされた人が記録訂正の審査を求める「年金記録確認地方第三者委員会」への申立て受付が今月17日に始まり、初日は382件(国民年金195件、厚生年金187件)の申立てがあったことがわかった。
申立ては全国309の社会保険事務所で受け付けられ、全国50カ所に設置された地方第三者委員会に送付され、審査される。
社会保険庁は、7月6日に施行された「年金時効撤廃特例法」(年金記録が訂正された場合は5年の時効を適用せず過去の不足分を全額補償する)に基づき、145人に対して時効となっていた未払い分の年金(総額7,423万円)を来月15日に支給すると発表した。同法が適用される初めてのケースで、今後も額が確定したものから順次支給していくとしている。
◆「地方版第三者委員会」が申立て受付開始 初日は382件◆
年金記録が無いとされた人が記録訂正の審査を求める「年金記録確認地方第三者委員会」への申立て受付が今月17日に始まり、初日は382件(国民年金195件、厚生年金187件)の申立てがあったことがわかった。
申立ては全国309の社会保険事務所で受け付けられ、全国50カ所に設置された地方第三者委員会に送付され、審査される。
07年07月18日
最近の動き
◆保険料未納企業の従業員救済のための特例法案提出へ◆
政府・与党は、企業の横領や払い忘れにより、厚生年金保険料を支払っていたのに未納扱いとなっている従業員への年金支給を可能にする特例法案を、今秋の臨時国会に提出する方針を固めた。未納企業からは時効期間2年を超えて保険料を徴収し、すでに企業が存在しない場合は当時の取締役から保険料を徴収することも検討する。
◆「年金記録問題検証委員会」が中間報告を発表◆
年金記録漏れ問題の原因分析や責任追及を行う総務省の「年金記録問題検証委員会」が中間報告をまとめ、一連の問題の原因は「社会保険庁のガバナンスやコンプライアンスの欠如」や「事務処理システムの不備」にあると指摘した。今後実態調査を行い、今秋をめどに最終報告をまとめるとしている。
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政府・与党は、企業の横領や払い忘れにより、厚生年金保険料を支払っていたのに未納扱いとなっている従業員への年金支給を可能にする特例法案を、今秋の臨時国会に提出する方針を固めた。未納企業からは時効期間2年を超えて保険料を徴収し、すでに企業が存在しない場合は当時の取締役から保険料を徴収することも検討する。
◆「年金記録問題検証委員会」が中間報告を発表◆
年金記録漏れ問題の原因分析や責任追及を行う総務省の「年金記録問題検証委員会」が中間報告をまとめ、一連の問題の原因は「社会保険庁のガバナンスやコンプライアンスの欠如」や「事務処理システムの不備」にあると指摘した。今後実態調査を行い、今秋をめどに最終報告をまとめるとしている。