●標準報酬改ざん問題で戸別訪問を開始(10月17日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
社会保険庁は、厚生年金の標準報酬改ざん問題に関して、記録が
改ざんされた疑いが強い65歳以上の約2万人に対する聞き取り調
査を行うための戸別訪問を開始した。初日となった16日は、東京で
31件、大阪で7件を訪問した。

●標準報酬改ざん問題で調査ホットラインを開設(10月15日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
舛添厚生労働大臣直属の「標準報酬遡及訂正事案等に関する調査
委員会」は、厚生年金の標準報酬月額の改ざん問題に関して、国民
から広く情報を集めるためのホットライン(電話:080-2073-3498、
080-2073-3499)を開設すると発表した。専門の調査委員が電話を
受けて改ざんの実態などについて聞き取りを行う。

●「宙に浮いた年金」約4万5,000人の受給者が否定の回答(10月15日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「宙に浮いた年金記録」の持ち主である可能性が高いとの、社会
保険庁による電話や戸別訪問による再三の問い合わせに対して、
「記録は自分のものではない」などと回答している年金受給者が
約4万5,000人いることがわかった。