「簡単がん検査キット」“陰性”信じ、死亡の患者も
 警視庁生活環境課は18日、無承認のがん検査キットを販売したとして、薬事法違反(無許可販売)容疑で、神戸市東灘区の輸入業者「プロジェクトキャンサー」代表南秀明容疑者(63)=ら3人を逮捕した。

 検査キット約3万個を仕入れ、「尿で簡単にがん検査ができる」と宣伝し販売、約3億2000万円の利益を上げていた。この検査キットを使って「陰性」の結果が出たため手術を受けず、死亡したがん患者もいたという。

 南容疑者は容疑を認め「香港から輸入した」と供述しているという。

 ほかに逮捕されたのは医療関連会社「マリア・クォールホールディングス」代表取締役飯田祐巳容疑者(37)=東京都中央区=ら。

 調べでは、南容疑者は飯田容疑者らと共謀。2006年12月―07年12月、仙台市の健康食品会社に検査キット計1700個を計約440万円で販売するなどした疑い。

 昨年2月、マリア社の元従業員が警察に届け、事件が発覚した。
2008年07月18日 スポーツニッポン

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尿でガンの検査ができるとは、そもそもがおかしいですが知識が無い方、信じる方は信じてしまいます。

この結果で陰性を信じてしまって亡くなってしまう方がいたとすると大変です。

本当に何を信じればよいのやら・・・・。

このキットは何を根拠に陽性になるのか・・・。

健康診断でやたらめったら要再検査(たいした数字の異常でもないのに、またちょっとした影、(精密検査をすれば問題ないのに。)を出す病院も(それだけで安い共済は生命保険に加入できなくなる)どうかとは思いますが、異常をまったく感知できないものは全く意味がありません。