07年12月04日
細川たかしさん紅白辞退。
歌手・細川たかしが年末の『NHK紅白歌合戦』出場を辞退したことを3日(火)、公式ホームページで明らかにした。これにより初出場から昨年まで32回にわたって続いた連続出場記録は途絶えることとなった。
細川はNPO法人あかりが主催するコンサート等の出演について、「世間に対して多大なるご心配をおかけした事を大変申し訳なく思っております。つきましては、先月29日に『NHK紅白歌合戦』の出場を辞退させて頂きたい旨、申し入れをした次第です」とコメント。最後に「今後とも歌謡界全体のために、尽力していく所存です」と締めくくった。
NPO法人あかりは多くの有名歌手による無料コンサートを開催し、広告塔として会員集めに利用していたことなどで社会問題となっている。
(12月4日オリコン)
NPOが犯罪の隠れみのに チェック限界「すべて善良は幻想」
(2007年10月 15日 産経新聞 東京朝刊 社会面)
NPO法人(特定非営利活動法人)が悪質商法や犯罪の隠れみのになるケースが後を絶たない。出資法違反容疑で警視庁など合同捜査本部の捜索を受けた健康商品販売業「エル・アンド・ジー(L&G)」(東京都新宿区、波和二会長)も、傘下のNPO法人による無料コンサートや勧誘で出資者を募っていた。「行政の認証」「非営利」という安心感を悪用したとされるが、行政のチェックには限界があり、「NPOを盲目的に信用すべきではない」との指摘が多い。(森浩)
■「公的機関が認定」…信用
「NPOだから安心してしまった」
エル社に数千万円を出資した鹿児島県の60歳代の主婦は悔やむ。1年ほど前、友人からエル社への出資を勧誘された。案内のあった無料コンサートの主催者は「内閣府認証NPO法人あかり研究所」となっており、「公的機関から認められている」と信用した。
エル社は平成17年6月に内閣府の認証を受け、NPO法人「あかり研究所」を設立。理事には波会長の息子が就き、井上幸彦元警視総監らを顧問に招いた。設立目的には「新しい経済システムを構築する『経済ルネッサンス運動』を提唱する」と記載している。
しかし、同研究所の実態は「エル社の事実上の一部門」(波会長に損害賠償を求める民事訴訟の弁護人)。有名演歌歌手を招いた無料コンサートを主催し、開演前に「後援企業のコマーシャル」として、エル社の電子通貨「円天」の仕組みなどを紹介していた。
内閣府は4月、コンサート事業について、「特定の法人の利益を目的としてはならない」と定めた「特定非営利活動促進法」に抵触する可能性があるとして、説明を要求。あかり研究所はエル社を「後援企業」としたうえで、「活動内容を紹介する映像を流したのは事実だが、(エル社が)独自に流した」と回答し、エル社の利益活動への関与を否定していた。
紅白歌合戦でNPOの問題がクローズアップ。
、「特定の法人の利益を目的としてはならない」と定めた「特定非営利活動促進法」に抵触する可能性があるとのこと。
これで連想されるのが仙台のあのNPO。
消費者の味方とうたって広告を出しているが実態は特定の業者の受注のための広告部門。
※特定の業者の実情にも問題がありますがそれは今回は触れず。
1けん1000万円単位の話ですからかなりのもの。もしもこの仙台のNPOにこの違反で捜査が入ったらどうなるのか?
書店で売っている雑誌にもNPOと特定業者の関係が書いてあるし。
NPOだからと安心できるわけではありません。きちんと実態はを確かめましょう。
細川はNPO法人あかりが主催するコンサート等の出演について、「世間に対して多大なるご心配をおかけした事を大変申し訳なく思っております。つきましては、先月29日に『NHK紅白歌合戦』の出場を辞退させて頂きたい旨、申し入れをした次第です」とコメント。最後に「今後とも歌謡界全体のために、尽力していく所存です」と締めくくった。
NPO法人あかりは多くの有名歌手による無料コンサートを開催し、広告塔として会員集めに利用していたことなどで社会問題となっている。
(12月4日オリコン)
NPOが犯罪の隠れみのに チェック限界「すべて善良は幻想」
(2007年10月 15日 産経新聞 東京朝刊 社会面)
NPO法人(特定非営利活動法人)が悪質商法や犯罪の隠れみのになるケースが後を絶たない。出資法違反容疑で警視庁など合同捜査本部の捜索を受けた健康商品販売業「エル・アンド・ジー(L&G)」(東京都新宿区、波和二会長)も、傘下のNPO法人による無料コンサートや勧誘で出資者を募っていた。「行政の認証」「非営利」という安心感を悪用したとされるが、行政のチェックには限界があり、「NPOを盲目的に信用すべきではない」との指摘が多い。(森浩)
■「公的機関が認定」…信用
「NPOだから安心してしまった」
エル社に数千万円を出資した鹿児島県の60歳代の主婦は悔やむ。1年ほど前、友人からエル社への出資を勧誘された。案内のあった無料コンサートの主催者は「内閣府認証NPO法人あかり研究所」となっており、「公的機関から認められている」と信用した。
エル社は平成17年6月に内閣府の認証を受け、NPO法人「あかり研究所」を設立。理事には波会長の息子が就き、井上幸彦元警視総監らを顧問に招いた。設立目的には「新しい経済システムを構築する『経済ルネッサンス運動』を提唱する」と記載している。
しかし、同研究所の実態は「エル社の事実上の一部門」(波会長に損害賠償を求める民事訴訟の弁護人)。有名演歌歌手を招いた無料コンサートを主催し、開演前に「後援企業のコマーシャル」として、エル社の電子通貨「円天」の仕組みなどを紹介していた。
内閣府は4月、コンサート事業について、「特定の法人の利益を目的としてはならない」と定めた「特定非営利活動促進法」に抵触する可能性があるとして、説明を要求。あかり研究所はエル社を「後援企業」としたうえで、「活動内容を紹介する映像を流したのは事実だが、(エル社が)独自に流した」と回答し、エル社の利益活動への関与を否定していた。
紅白歌合戦でNPOの問題がクローズアップ。
、「特定の法人の利益を目的としてはならない」と定めた「特定非営利活動促進法」に抵触する可能性があるとのこと。
これで連想されるのが仙台のあのNPO。
消費者の味方とうたって広告を出しているが実態は特定の業者の受注のための広告部門。
※特定の業者の実情にも問題がありますがそれは今回は触れず。
1けん1000万円単位の話ですからかなりのもの。もしもこの仙台のNPOにこの違反で捜査が入ったらどうなるのか?
書店で売っている雑誌にもNPOと特定業者の関係が書いてあるし。
NPOだからと安心できるわけではありません。きちんと実態はを確かめましょう。
07年12月04日12:10:47 |
Category: ファイナンシャルプランナーとして
Posted by: fplifewv