07年02月07日
売り土地の買いの客は不動産業者の客ではなくカモ。
最近の相談でのショッキングなできごとがありました。
Aさん
「夢のマイホームが手に入るはずが、貯めた頭金1000万円が無くなりました。」
Aさんはマイホームを手に入れるためにコツコツ頭金を1000万円貯めた方。
売り地の看板を見つけて、不動産屋へ連絡。
「マイホームを建てたいのでこの土地がいくらか知りたいのですが。」
不動産屋は
「ちょうど値下げしたところなんですよ。今買えばお得ですよ。」
と言った。
手数料を含めて1000万円で買えると言います。
ちょうどマイホームを買うための1000万円があります。
不動産屋は
「すぐ契約しないと、他の方が検討していますので売れてしまいますよ。」
と言い、その言葉を信じて、全額現金で土地を購入してしまいました。
その後、土地の上に家を建てようと金融機関に住宅ローンの相談に行ったところ。
金融機関は
「残念ですが、あなたは住宅ローンの審査が通りません。」
その方は天国から地獄へ突き落とされました。
理由は色々ありますが、頭金が無いことが主な原因です。頭金相当の担保価値が土地にあればまだ可能性はありますが、担保価値は売買価格を大幅に下回ったのです。
土地を買うときに住宅と合わせて住宅ローンの審査などをかければ、審査が通った可能性が高かったのですが。残念な結果です。
Aさんは「マイホームを手に入れるために土地が欲しい」と不動産屋に言いました。
ここで不動産屋が「住宅ローンの審査を土地と建物を一緒に申請した方がいいですよ。」とアドバイスしてくれれば良かったのに・・・。
そもそも「他の方が検討しているのですぐ売れてしまう」というのも契約を急がせるための嘘の場合が多いのです。(この場合が嘘だったかはわかりませんが)
不動産屋にとっては、Aさんがマイホームを手に入れるかどうかはどうでも良かったのです。
その土地が売れて手数料約60万円(両手の場合売り主から3%、買主からも3%もらえるので)をもらえることを優先させました。
売主は喜んだ。不動産屋も手数料がもらえて喜んだ。
しかし、買主のAさんはマイホームが立てられない土地を得ただけ。しかも固定資産税を払い続けなければなりません。また頭金を貯めるのはいつまでかかるでしょうか。その間に住宅ローンの金利も上がります。Aさんのマイホームの夢はどうなるのか・・・・。
知り合いの不動産屋にこのことを言ったら
「そんなの当たり前。住宅ローンが通るとかは業務外。売主が売りたい土地を早く売るのが不動産屋の仕事。」と言われました。
そうなのかもしれませんが、Aさんという被害者を出すようなことがまっとうな商売なのでしょうか。
また、このあとの一つの予測があります。
Aさんはマイホームが欲しいのでこの土地を売却して、頭金を取り戻したいと思います。
そうなるとやはり不動産業者に仲介を頼まざるを得ません。運良く買った値段で売れたとしたら、また不動産業者は60万円の手数料を得る事ができます。
カモに不動産を売って、失敗させて、また不動産を売らせる。それを繰り返すことで不動産屋だけが儲かる。
こんな不動産屋がまだまだたくさんいるようです。
絶対に不動産など高い買い物をする時には、売り手でない第三者のアドバイスが無いと大変なことになります。
ファイナンシャルプランナーの必要性をつくづく感じました。
Aさん
「夢のマイホームが手に入るはずが、貯めた頭金1000万円が無くなりました。」
Aさんはマイホームを手に入れるためにコツコツ頭金を1000万円貯めた方。
売り地の看板を見つけて、不動産屋へ連絡。
「マイホームを建てたいのでこの土地がいくらか知りたいのですが。」
不動産屋は
「ちょうど値下げしたところなんですよ。今買えばお得ですよ。」
と言った。
手数料を含めて1000万円で買えると言います。
ちょうどマイホームを買うための1000万円があります。
不動産屋は
「すぐ契約しないと、他の方が検討していますので売れてしまいますよ。」
と言い、その言葉を信じて、全額現金で土地を購入してしまいました。
その後、土地の上に家を建てようと金融機関に住宅ローンの相談に行ったところ。
金融機関は
「残念ですが、あなたは住宅ローンの審査が通りません。」
その方は天国から地獄へ突き落とされました。
理由は色々ありますが、頭金が無いことが主な原因です。頭金相当の担保価値が土地にあればまだ可能性はありますが、担保価値は売買価格を大幅に下回ったのです。
土地を買うときに住宅と合わせて住宅ローンの審査などをかければ、審査が通った可能性が高かったのですが。残念な結果です。
Aさんは「マイホームを手に入れるために土地が欲しい」と不動産屋に言いました。
ここで不動産屋が「住宅ローンの審査を土地と建物を一緒に申請した方がいいですよ。」とアドバイスしてくれれば良かったのに・・・。
そもそも「他の方が検討しているのですぐ売れてしまう」というのも契約を急がせるための嘘の場合が多いのです。(この場合が嘘だったかはわかりませんが)
不動産屋にとっては、Aさんがマイホームを手に入れるかどうかはどうでも良かったのです。
その土地が売れて手数料約60万円(両手の場合売り主から3%、買主からも3%もらえるので)をもらえることを優先させました。
売主は喜んだ。不動産屋も手数料がもらえて喜んだ。
しかし、買主のAさんはマイホームが立てられない土地を得ただけ。しかも固定資産税を払い続けなければなりません。また頭金を貯めるのはいつまでかかるでしょうか。その間に住宅ローンの金利も上がります。Aさんのマイホームの夢はどうなるのか・・・・。
知り合いの不動産屋にこのことを言ったら
「そんなの当たり前。住宅ローンが通るとかは業務外。売主が売りたい土地を早く売るのが不動産屋の仕事。」と言われました。
そうなのかもしれませんが、Aさんという被害者を出すようなことがまっとうな商売なのでしょうか。
また、このあとの一つの予測があります。
Aさんはマイホームが欲しいのでこの土地を売却して、頭金を取り戻したいと思います。
そうなるとやはり不動産業者に仲介を頼まざるを得ません。運良く買った値段で売れたとしたら、また不動産業者は60万円の手数料を得る事ができます。
カモに不動産を売って、失敗させて、また不動産を売らせる。それを繰り返すことで不動産屋だけが儲かる。
こんな不動産屋がまだまだたくさんいるようです。
絶対に不動産など高い買い物をする時には、売り手でない第三者のアドバイスが無いと大変なことになります。
ファイナンシャルプランナーの必要性をつくづく感じました。
07年02月07日19:00:00 |
Category: マイホーム業者のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv