09年08月17日

暫しの景色

以前リフォームをした依頼主から先日連絡が有り、2階が何だか雨
漏れしているようなので見て欲しいと言われ、天井裏に潜ったり屋
根をベランダから覗いてみたりした結果、瓦の破損が見つかり、リ
フォーム時には問題が無かったのですが、この際屋根を軽くする為
にも葺き替える事になったので、今日は早朝から現場にて現場立会
いして来ました。

ベランダか覗いた時には見つからなかった所も屋根に実際に上がれ
ば良く判り、やはり屋根の葺き替えは必要な時期になったと確信で
きたのです。

このような事はそう多くは有りませんので、上ったついでに周りを
見渡せばそこには、あの石山修武氏の「世田谷村」の屋上に設けら
れた換気塔が静かに回転している姿が有りました。世田谷村は冷房
設備を設けていないくて、自然化換気で過ごしていると言う事なの
で、この換気塔が回転していると言う事は室内の空気が出ていると
言う事です。

20090817_01.jpg

暫し、辺りを見渡して屋根を降りたのですが、屋根は釉薬瓦なので
屋根瓦を葺き替えるためにこの瓦を取り除くのですが、その途中で
の屋根面は棟瓦の下地に使用した土が屋根面に散乱するので滑りや
すいので注意して降りたのでした。
09年08月17日 | Category: 工事
Posted by: shimasekkei
09年06月25日

動画の効用

世の中の変化は様々ですが、裁判員制度が始まり、以前から議論は
有りましたが呼応するように警察の取調べの問題から取調室の可視
化の事が取り沙汰されえいます。

建築界では耐震偽装問題が発生して依頼、建築中の工事現場に居住
者となる、マンション購買者に、現場見学を行うなど、出来上がる
と見えなくなってしまう所の可視化に努めている会社も出てきまし
たが、それとて躯体が出来上がってからの話で、それ以前の現場見
学は難しいようです。

個人住宅の場合は何時でも現場を見る事ができるのでそのような問
題は有りませんが、多くの場合、建築主が家としての感覚が持てる
ようになるのは壁等が出来上がってきた時点の事で、それ以前は見
ていてもよく判らない?との事で記憶に留まる事は少ないのが現実
です。


20090625_01.jpg

(画像をクリックすると動画(AVI形式)に成りますので、音声に気を
付けてください。)

建築は基礎が大事とは誰も考えますが、基礎以前に地盤が大事で、
地盤調査の結果、補強が必要になった時に地盤補強をしている様子
を動画に納めるのも監理上有効な手段と考えて、我が事務所では動
画にして建築主に配信しています。

当然ですが、写真での報告はしていますので、両方合わせて何時で
もフィードバックが出来ると言う訳です。
09年06月25日 | Category: 工事
Posted by: shimasekkei
09年05月09日

完了検査

昨日の世田谷は、凄い雨で、おまけに雷も伴うと言う天気で「開感
な家」の完了検査を受ける日としてはあまり嬉しくない朝でした。

その天気も現場に着いて見ればすっかりと止んでいて、検査体制万
全となり、いざ検査となったのですが、検査員が確認申請書類と監
理報告書を照らし合わせながら、高さを測ったり、隣地距離を確認
したりして検査をしたのですが、何の指摘事項も無くあっさりと検
査合格と相成りました。

20090509_01.jpg

まぁ自信は有った物の検査員も人の子ですから、何を言われるのか
判らないのが世の常で、少し身構えて臨んでいたので、こうあっさ
りと終了しては何か拍子抜けの感も有りながらの完了検査でした。

20090509_02.jpg

検査も終わり事務所に戻って来た時には写真のような良い天気で
何とも気持の良い天気に変わっていました、しかし、この写真だと
明るくて午後2時頃の様に見えますが駅についたのは5時過ぎなの
で、こうしてみて見ると大分日が延びましたねぇ・・・。
09年05月09日 | Category: 工事
Posted by: shimasekkei
09年04月23日

全体像

先週話した通り足場が取れた「開感な家」です。仮設足場と養生
シートが無くなり家の全体像が表われたので、今まで模型などで想
像していたのが現実の物となり、建築主にどのような評価をされる
のか気になるところです。

20090423_01.jpg

この様な仮設物が無くなる事は、工事はいよいよ最終段階になる訳
で、何時もの事ながらホッとするようなちょっと寂しいような複雑
な気持が交錯する分節点です。
09年04月23日 | Category: 工事
Posted by: shimasekkei
09年03月30日

現場は生きている

今月も、もう月末となってしまい、今月の初めに上棟となった「開
感な家」も1ヶ月近く経った今、工事も大分進んで来ています。

20090330_01.jpg

そんな事なので、先週末には連日現場に行って、工事の内容を見て
は、細かい事まで指摘するので、現場に疎まれ気味かな?

そんな事は気にせず、建築主のための良い家を作ってくれるように
頑張って欲しくて予定外の日にも現場に行くのですが、どれほど理
解さているのか判りません。現場が始まって何時も気に掛けるのは
”誰のための家造りなのか”を職人さん達がどの程度考えて居るの
かを知る事です。

それを知る事によって、こちらが見る所も変ってくる訳で、そんな
事からも現場は生きていると感ずるのです。
09年03月30日 | Category: 工事
Posted by: shimasekkei
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