国も思い切った制度創設し、「そこまでやるか」と思いました。

住宅ローンを借りて家を買う人の「住宅ローン乗除」拡充はご存じでしょうが、今回は、住宅ローンを借りずに現金で長期優良型の住宅を買った人も減税措置が受けられる「投資減税」の制度が創設されそうです。原案は一般住宅より寿命が長い「長期優良住宅」を11年末までに新築し入居した場合、通常住宅よりも追加的にかかった費用(最大1000万円)の10%を所得税から控除する制度を創設。省エネ改修やバリアフリー改修工事も10年末まで10%を控除する。

ところで、「長期優良住宅」とは、今のところ(法律上ですが)(1)腐食の防止、地震に対する安全性の確保、(2)住宅の利用の状況の変化に対応した構造・設備の変更が容易であること、(3)維持保全を容易にするための措置、(4)高齢者の利用上の安全性、省エネルギー性などについての措置が、国交省令で定めるもの、誘導基準に適合するものとされており、詳細については近後省令で定められる様です。

来年は住宅業界が熱い!