11年01月24日
あなたの会社の「利回り」はいくらでしょうか?
そう質問されたとして、すぐに答えられますでしょうか?
さまざまな業種や分野の会社がありますが、経営者の方々が当初、会社を設立された目的はひとつ「儲けを出すこと」かと思います。
期首に現金100万円のみを持っていて、期末には現金120万円だけ残ったなどということがあれば、どなたでも20%と即答出来ますが、現実には考えられません。
それでは会社の経営における「利回り」はどうやって調べるのかというと、下の4つの数字によって把握することができます。
①一人当たりの付加価値
②労働分配率
③一人当たりの経常利益
④ROA(総資本経常利益率)
①の「一人当たりの付加価値」とは、粗利(売上総利益)を社員の人数で割ったものです。これはあなたの会社の社員はいくら稼ぐのか?を見ることができます。
②の「労働分配率」とは、上の①「一人当たりの付加価値」をどれくらい分配したか?ということですので、給料を上の付加価値で割ることによって簡単に計算できます。少な過ぎれば、従業員の不満ややる気の低下にもつながり難しいところですが、一般的には従業員30%、役員20%がひとつの目安になるかと思います。
③の「一人当たりの経常利益」とは、経常利益を社員の数で割ることによって、これまた簡単に計算することができます。これはあなたの会社の社員が最終的にいくら利益を出しているのか?を見ることができます。
④の「ROA(総資本経常利益率)」とは、経常利益を資産の総額で割ることによって計算できます。難しそうに見えるかもしれませんが、単純にどれだけの資産を使って、どれだけの利益を上げているか?を見るものです。つまり、資産の運用と考えた場合の「会社の利回り」となります。上場企業は7%程度が平均となっています。
上の4つの数字は、どれも簡単に計算できるものばかりですので、是非ご自分の会社の「利回り」を把握していただき、経営の原点からの視点で目標や問題点を考えていただくのも有効かと思います。(あの大企業と比べてみるなどとか・・)
文責:法人ソリューション部
↑↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします。
↑↑弊社ホームページもぜひご覧下さい。
さまざまな業種や分野の会社がありますが、経営者の方々が当初、会社を設立された目的はひとつ「儲けを出すこと」かと思います。
期首に現金100万円のみを持っていて、期末には現金120万円だけ残ったなどということがあれば、どなたでも20%と即答出来ますが、現実には考えられません。
それでは会社の経営における「利回り」はどうやって調べるのかというと、下の4つの数字によって把握することができます。
①一人当たりの付加価値
②労働分配率
③一人当たりの経常利益
④ROA(総資本経常利益率)
①の「一人当たりの付加価値」とは、粗利(売上総利益)を社員の人数で割ったものです。これはあなたの会社の社員はいくら稼ぐのか?を見ることができます。
②の「労働分配率」とは、上の①「一人当たりの付加価値」をどれくらい分配したか?ということですので、給料を上の付加価値で割ることによって簡単に計算できます。少な過ぎれば、従業員の不満ややる気の低下にもつながり難しいところですが、一般的には従業員30%、役員20%がひとつの目安になるかと思います。
③の「一人当たりの経常利益」とは、経常利益を社員の数で割ることによって、これまた簡単に計算することができます。これはあなたの会社の社員が最終的にいくら利益を出しているのか?を見ることができます。
④の「ROA(総資本経常利益率)」とは、経常利益を資産の総額で割ることによって計算できます。難しそうに見えるかもしれませんが、単純にどれだけの資産を使って、どれだけの利益を上げているか?を見るものです。つまり、資産の運用と考えた場合の「会社の利回り」となります。上場企業は7%程度が平均となっています。
上の4つの数字は、どれも簡単に計算できるものばかりですので、是非ご自分の会社の「利回り」を把握していただき、経営の原点からの視点で目標や問題点を考えていただくのも有効かと思います。(あの大企業と比べてみるなどとか・・)
文責:法人ソリューション部
↑↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします。
↑↑弊社ホームページもぜひご覧下さい。