生命保険の保険料が値上げになるというニュースがよく見受けられるようになりました。これは金融庁が生命保険の予定利率の基となる標準利率を今年4月から現行の1.5%から1.0%に下げることの影響により、生命保険料(新規契約)の値上げが必至であるというニュースがありました。一部の生命保険会社は、営業戦略の一環として値上げはしないと発表しましたが、多くの保険会社は値上げをせざるを得ない状況になるでしょう。
生命保険の予定利率は、契約者から預かった保険料を運用する利率の参考値となるので、利率が高ければ保険料の割引に、利率が下がれば値上げの原因となるわけです。