私どものオフィスに訪れる方々は、今の結婚生活に問題を抱えている、離婚を考えている、といった人たちです。
　ではうまくいっているというか、円満夫婦層は、いったい、どれくらいいるのだろかと考えてしまうことがあります。
　人口動態調査によると、結婚したカップルのうち、約３組のうち、約１組が離婚している時代です。
　問題になるのが、あとの３分の２のカップルとなりますね。離婚を考えてみたことがある、でも…、今は子どものことで精一杯、でも…、割り切っちゃている、
といった層もおおいのではないでしょうか。　広い意味では、これらの層も、潜在的な離婚者層といえるかもしれません。
　夫婦は、社会の最小単位で、お互いの幸せづくりのための濃密な大切な関係でもあります。離婚問題を扱えば扱うほど、それぞれのカップルがより良い夫婦としてのあり方を目指して欲しいと思いながら、この仕事をしています。