板橋区の内野行政書士事務所ブログ

東京会の総会が、いよいよ明日となりました。

今年は会長選挙があり、四名の方が立候補しています。

今年は、ここ数年の中では比較的静かな選挙戦だったと思います。
このまま正々堂々としたすばらしい選挙にしていただきたいと思っています。

私は選挙管理委員会の一委員として、滞りなく、公平公正な会長選挙となりますよう、微力でありますが頑張りたいと思っています。選挙は想定外のことが起こる可能性がありますので、最後まで気を抜くことはできません。

どなたが会長になられても、難しい時期ですから、舵取りには大変ご苦労されると思いますが、頑張っていただきたいと思います。



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内野行政書士事務所ホームページ： http://www.uchino.info/

このブログを始めて、一年が経とうとしています。

初めは長く続くわけがないと思っていましたが、皆さんの励まし、お客様からの温かいお言葉に支えられ、何とか続けることができました。

お読みいただいている方、ありがとうございます。

理想論を言っていますが、行政書士という仕事が好きですので、悪さをしていたり、モラルが無い同業者を見ると、つい愚痴ってしまいます。

ブログというものは、ダイレクトに思いを伝えられる反面、言葉が足りなければ誤解もされますし、文章に人柄も出ますので怖いものです。

時々、仮名で始めればよかったと、後悔することもあります。もっと好き放題に色々書けますから。

とは言え、これからも自分の考えや言いたいこと、愚痴をできるだけ正直に書いていきたいと思っています。

あらためまして、よろしくお願いいたします。



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最近、行政書士のホームページやブログを見ていると、どうも行政書士のなかに思い上がっている方が増えているような気がしてなりません。

行政書士が真に国民の利益に資するため頑張るのではなく、自己の利益を増やすことに専心するならば、行政書士の発言ならびに提言に対し、誰も耳を傾けなくなるばかりか、制度の存亡にかかわる事態となります。

一人一人がその事を充分に自覚して行動、仕事をしなければならない時期であると思います。

行政書士という資格は個人に与えられた資格です。

まず、個人として、責任の所在をはっきりとして、お客様の信頼の元に業務を遂行しなければなりません。

個々の行政書士が行う恥ずべき行為や、いいかげんな仕事は、行政書士全体がそういう目で見られる原因となることを常に考えなければなりません。

せっかく優秀な人材が多数入会し、行政書士の活躍が望まれるようになってきた現在、行政書士制度の充実の為には、思い上がることなく、信頼される士業とならなくてはならないと強く強く感じるのです。



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何の仕事でも、「ノウハウ」があります。
「ノウハウ」と言わないまでも、「効率的な手順」といえるものもあります。

行政書士の仕事においても、「ノウハウ」を増やす為には、第一に豊富な経験が必要となります。

加えて、何とか知恵を絞り、自分で試行錯誤して、一見無理と思うものにも、チャレンジしてゆく過程で、自分だけのノウハウが増えていくことになります。

私のところへ、他の行政書士のところで相談したが、無理だと言われ、あきらめきれずに回ってくる相談があります。

どうにもならないこともありますが、よく掘り下げてお話をお聞きしたり、詳しくもう一度資料を探していただくと、思わぬ糸口が見つかることがあります。

そこから、組み立てなおすと全く違う結果となることがあります。

お客様の利益となる結果を導く糸口を、多く知っていることが「ノウハウ」となります。

「柔軟な頭」と「経験」と「努力」で作られるものなのでしょう。



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開業して14年になりますが、開業する前は自分のやりたいもう一つの仕事と並行して、司法書士事務所と、行政書士事務所にアルバイト補助者として勤めていました。

司法書士の事務所は、行政書士も兼業していました。行政書士の仕事もあるということでしたので、お世話になりましたが、行政書士の仕事はほとんどなく、銀行からの不動産登記の仕事がほとんどでした。

私がここで勉強させていただいたことは、「司法書士さんといえども営業活動をしなければ仕事はない」ということ、「士業事務所における事務の進め方」、「建設業許可業務は会計の知識が不可欠なこと」等です。
補助者の方が私の他にお二人いましたが、現在お二人とも司法書士さんになっていますので、今でもお付き合いをさせていただいています。

行政書士の事務所は、ある業務に特化している専業の事務所でしたが、充分な仕事の量をこなしていました。
私は外回りで、お客さんにその場で必要書類のお願いをしたり、書類に印鑑をいただく仕事でした。もらい忘れが許されませんでしたので、緊張の毎日でした。

私がここで勉強させていただいたことは、「行政書士もやり方と努力次第で、充分やっていけるということ」、「一つの業務でも、とても奥が深いこと」等です。

もう一つ、面接に伺った行政書士事務所があります。ここでは「明日から来い、5年我慢しなさい。」と言われたのですが、5年はちょっと無理でしたので、残念でしたがお断りしました。ここの事務所も大きな事務所で、行政書士専業で立派に営業されていました。

行政書士事務所の求人が少ないといわれていますが、以上の事務所はいずれも、新聞の求人欄に出ていました。

私は合格後すぐに開業するよりも、短期間でもどこかの事務所にお世話になることをお薦めいたします。



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