10年02月25日
「魅力あるリーダーの育成」が機密管理の成功のカギ
1.機密管理マインドを持つ魅力的な職場リーダーを育成する
●向日葵●
理須久部長、今回から「機密管理マインドBLD」の具体的な特徴を
おたずねしていきます。
最初の質問ですが、このサービスは会社の中で言うと
誰をターゲットにしているサービスなのかを教えてください。
■理須久■
はい。今日もよろしくお願いします。
「機密管理マインドBLD」のターゲットは、職層で言うと、
職場で機密管理活動を率先垂範する立場にいるリーダーの方々です。
●向日葵●
えっ、私も、いちおう機密管理責任者になってるけど、
私みたいな立場の人間が対象なんですか?
■理須久■
はい、その通りです。向日葵さん、他人事じゃないよ(笑)
まず、職場リーダーの方々が、魅力ある指導をすることによって、
メンバーの信頼をつかむこと大切だと考えています。
向日葵リーダーも、今は何でも率先垂範して自分でやってみせるでしょ?
それにメンバーが不平を言っても具体的に説明して納得させてるよね。
リーダーがメンバーの気持ちをつかむことができたら、
リーダーを中心にしてメンバー間の話し合いが進められるようになります。
そしたら、お互いの経験や思いを話し、指摘し合いながら
「気付き」につながる相互啓発が必ずできるようになると思うんだ。
最終的には、チームの気付きを誘導しながら「新たな知恵」を生み出す、
そんな行動習慣を持った職場を創り出すことができるはずだ。
そんな活動を率先垂範して、
職場の機密管理活動の指導的役割を果たせるリーダーを育成すること、
それが「機密管理マインドBLD」の開発の狙いです。
●向日葵●
うわっ!いきなりプレッシャーですね(笑)
でも、うちのグルーのメンバーも最初は不平不満タラタラ言っていたけど、
今では、かなり自発的に協力してくれるようになったわ。
メンバーが納得しやすいという意味での工夫はありますか?
■理須久■
はい。ISMSやJIS基準などの情報管理の要求仕様は、
専門家向けに理論的に作られてはいるけれど、
とても現場のメンバーが日常的に勉強できるものではないと思う。
それに「あるべき論」は、現場のメンバーの多くが、
「もう十分」っていう位に聞かされてきて「耳タコ」状態だと思うんだ(笑)
そこで、僕と付き合いのある会社の担当者にお願いして、
ヒアリングや簡単な意識調査アンケートに協力してもらった。
今までに、総勢で17,000人くらいの意見が集められたと思うよ。
これを全体で眺めてみて、情報セキュリティの知識体系から並べ直して、
現場の成功体験や実践されたアイデアとして整理した。
こうして現場の苦労話をもとにして、
現場の目線で理解できるアドバイスの体系を完成させました。
●向日葵●
私たちと同じように、機密情報を扱う担当者の立場で作られているのね。
それなら、確かに、きれいごとを並べたマニュアルなんかより、
ずっと親密さを感じます(笑)
■理須久■
なんか手厳しいなあ(笑)
2.Eラーニングなどの啓発ツールなどとの違いは?
●向日葵●
世の中には情報セキュリティや個人情報保護活動のE-ラーニング教材が、
たくさんあるのだけれど、
既存の啓発ツールとの相違を教えてください。
■理須久■
はい。まず、Web上で提供する点、啓発を目的にしている点は全く同じです。
しかし、対象と方法論に大きな違いがあります。
従来の個人学習による方法は、1人ひとりの知識や技術を底上げするために
とても有効な方法だと思います。
しかし、知識や技術が、実際の自分の仕事の問題解決と結び付かないと、
人間は自発的な行動を起こすことはできないんです。
自分の現実の中で発生している問題、
例えば、書類の持ち出し管理を仕事の効率を犠牲にせずに進めるには、
どうしたら良いのか、などです。
この「あるべき論」と「現実の仕事」との橋渡しがどうすればできるのか、
その解決のヒントを学習して実践するための知恵を習得する、
それがこのツールの目的です。
●向日葵●
Eラーニングが個人を対象に基本的な知識や技術を習得させるのに対して、
このツールは現実の業務対する「あるべき論の使い方」を習得してもらう。
基本編と実践編の違いのようなものですか?
■理須久■
はい。現場の成功体験と実践されたアイデアを活用することで、
実践を通じて自分でやってみる、それができるようになります。
そして、もう1つ。
対象は個人に留まらす、職場のチームとしての相互啓発力の強化をします。
その方法は前回説明したグループ・ミーティングです。
このツールには、至る所にグループ学習のためのガイダンスが入っていて、
日常に潜んでいるリスクについて改めて話し合ったり、
今まで職場で取り組んで来た活動の意味を改めて考えたりしながら、
メンバーの考えや経験を互いに情報交換して、指摘し合うことを通じて、
現在の活動の意味やねらいを深く理解させることが特徴です。
つまり、現状の取り組みを振り返って、一歩深い所から捉えなおして
今後自分達が何に取り組まねばならないのか、
将来に向かってのチームの課題についての「気付き」を得ることができます。
これが上からの「やらされ」ではなく、
「自発的行動」に向かって動機づけができる秘訣です。
3.職場の気付きを発信して社内で横展開する仕組みを提供
●向日葵●
組織内のコミュニケーションを促進させるための仕組みがあると聞きましたが、
具体的に教えてください。
■理須久■
サービスを開始してから、お客様と会話していて気がついて強化した機能です。
来週から登場させる予定です。
「機密管理マインドBLD」には4つの学習ツールがありますが、各々に、
学習した内容を組織内で共有するための「レポート発信機能」を付けました。
グループ学習では話し合った「気付き」や留意事項を、
フォームに書き留めることができるようになっていて、
グループ学習の成果として、それを編集して、
任意の宛先に電子メールで提出することができる、そのような機能です。
これを使うと、以下のような情報共有ができます。
1)個人学習の成果をリーダーが集める
2)グループ学習の成果を社内向けに発信する
3)社内の職場教育の進捗管理ができる
●向日葵●
何だか、いろんな使い道がありそうですね。
■理須久■
はい。(1)に関しては、メンバーに予習してもらって、
メンバーの関心事を記入してもらってリーダーが集めれば、
グループ学習を効果的に進めるための準備ができます。
●向日葵●
リーダーはすごく助かるわ。
メンバーの意見が前以てわかれば話し合いの筋道も作りやすいから。
■理須久■
(2)については、グループで話し合ったこと、例えば・・・
・職場のリスクについて改めて気付いたこと
・リスクを防止する取り組みについて考えたこと
・現状とのギャップから、今後取り組まねばならないと感じたこと
などを、グループ学習の成果として電子メールで発信することができます。
これを社内で横展開すれば、他のグループの強力な参考になるよ。
●向日葵●
自分達以外のグループでは何をしているか、なかなか知る機会がないものね。
これもすごくうれしい機能です。
■理須久■
(3)については、人事部門や情報管理部門が職場教育の計画を立てたり、
反対に各職場で職場学習の計画を立てて提出してもらったりして、
現場が教育を実施したら、成果をレポートとして提出してもらうことで、
社内教育の計画化と進捗管理ができるようになるよ。
●向日葵●
なるほど、組織内のコミュニケーションを活性化させるための仕組みですね。
これは使えそうです。
■理須久■
実践ケーススタディ集と簡単リスクアセスメントには既に付けました。
間もなく「機密管理マインドBLD」の他のお試し体験学習に登場させますから、
是非楽しみにしていてください。
●向日葵●
今日は、どうもありがとうごさいました。
次回は、「機密管理マインドBLD」を使うと何が変わるのかについて、
具体的にお聞きします。
次回もよろしくお願いいたします。
■理須久■
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
機密管理マインドBLDのサービスご紹介
⇒サービスのご紹介はこちら
機密管理マインドBLDのサービスの体験学習お試しページ
⇒体験学習お試しページはこちら
機密管理マインドBLDのサービスのコンセプト
⇒サービスのコンセプトはこちら
●向日葵●
理須久部長、今回から「機密管理マインドBLD」の具体的な特徴を
おたずねしていきます。
最初の質問ですが、このサービスは会社の中で言うと
誰をターゲットにしているサービスなのかを教えてください。
■理須久■
はい。今日もよろしくお願いします。
「機密管理マインドBLD」のターゲットは、職層で言うと、
職場で機密管理活動を率先垂範する立場にいるリーダーの方々です。
●向日葵●
えっ、私も、いちおう機密管理責任者になってるけど、
私みたいな立場の人間が対象なんですか?
■理須久■
はい、その通りです。向日葵さん、他人事じゃないよ(笑)
まず、職場リーダーの方々が、魅力ある指導をすることによって、
メンバーの信頼をつかむこと大切だと考えています。
向日葵リーダーも、今は何でも率先垂範して自分でやってみせるでしょ?
それにメンバーが不平を言っても具体的に説明して納得させてるよね。
リーダーがメンバーの気持ちをつかむことができたら、
リーダーを中心にしてメンバー間の話し合いが進められるようになります。
そしたら、お互いの経験や思いを話し、指摘し合いながら
「気付き」につながる相互啓発が必ずできるようになると思うんだ。
最終的には、チームの気付きを誘導しながら「新たな知恵」を生み出す、
そんな行動習慣を持った職場を創り出すことができるはずだ。
そんな活動を率先垂範して、
職場の機密管理活動の指導的役割を果たせるリーダーを育成すること、
それが「機密管理マインドBLD」の開発の狙いです。
●向日葵●
うわっ!いきなりプレッシャーですね(笑)
でも、うちのグルーのメンバーも最初は不平不満タラタラ言っていたけど、
今では、かなり自発的に協力してくれるようになったわ。
メンバーが納得しやすいという意味での工夫はありますか?
■理須久■
はい。ISMSやJIS基準などの情報管理の要求仕様は、
専門家向けに理論的に作られてはいるけれど、
とても現場のメンバーが日常的に勉強できるものではないと思う。
それに「あるべき論」は、現場のメンバーの多くが、
「もう十分」っていう位に聞かされてきて「耳タコ」状態だと思うんだ(笑)
そこで、僕と付き合いのある会社の担当者にお願いして、
ヒアリングや簡単な意識調査アンケートに協力してもらった。
今までに、総勢で17,000人くらいの意見が集められたと思うよ。
これを全体で眺めてみて、情報セキュリティの知識体系から並べ直して、
現場の成功体験や実践されたアイデアとして整理した。
こうして現場の苦労話をもとにして、
現場の目線で理解できるアドバイスの体系を完成させました。
●向日葵●
私たちと同じように、機密情報を扱う担当者の立場で作られているのね。
それなら、確かに、きれいごとを並べたマニュアルなんかより、
ずっと親密さを感じます(笑)
■理須久■
なんか手厳しいなあ(笑)
2.Eラーニングなどの啓発ツールなどとの違いは?
●向日葵●
世の中には情報セキュリティや個人情報保護活動のE-ラーニング教材が、
たくさんあるのだけれど、
既存の啓発ツールとの相違を教えてください。
■理須久■
はい。まず、Web上で提供する点、啓発を目的にしている点は全く同じです。
しかし、対象と方法論に大きな違いがあります。
従来の個人学習による方法は、1人ひとりの知識や技術を底上げするために
とても有効な方法だと思います。
しかし、知識や技術が、実際の自分の仕事の問題解決と結び付かないと、
人間は自発的な行動を起こすことはできないんです。
自分の現実の中で発生している問題、
例えば、書類の持ち出し管理を仕事の効率を犠牲にせずに進めるには、
どうしたら良いのか、などです。
この「あるべき論」と「現実の仕事」との橋渡しがどうすればできるのか、
その解決のヒントを学習して実践するための知恵を習得する、
それがこのツールの目的です。
●向日葵●
Eラーニングが個人を対象に基本的な知識や技術を習得させるのに対して、
このツールは現実の業務対する「あるべき論の使い方」を習得してもらう。
基本編と実践編の違いのようなものですか?
■理須久■
はい。現場の成功体験と実践されたアイデアを活用することで、
実践を通じて自分でやってみる、それができるようになります。
そして、もう1つ。
対象は個人に留まらす、職場のチームとしての相互啓発力の強化をします。
その方法は前回説明したグループ・ミーティングです。
このツールには、至る所にグループ学習のためのガイダンスが入っていて、
日常に潜んでいるリスクについて改めて話し合ったり、
今まで職場で取り組んで来た活動の意味を改めて考えたりしながら、
メンバーの考えや経験を互いに情報交換して、指摘し合うことを通じて、
現在の活動の意味やねらいを深く理解させることが特徴です。
つまり、現状の取り組みを振り返って、一歩深い所から捉えなおして
今後自分達が何に取り組まねばならないのか、
将来に向かってのチームの課題についての「気付き」を得ることができます。
これが上からの「やらされ」ではなく、
「自発的行動」に向かって動機づけができる秘訣です。
3.職場の気付きを発信して社内で横展開する仕組みを提供
●向日葵●
組織内のコミュニケーションを促進させるための仕組みがあると聞きましたが、
具体的に教えてください。
■理須久■
サービスを開始してから、お客様と会話していて気がついて強化した機能です。
来週から登場させる予定です。
「機密管理マインドBLD」には4つの学習ツールがありますが、各々に、
学習した内容を組織内で共有するための「レポート発信機能」を付けました。
グループ学習では話し合った「気付き」や留意事項を、
フォームに書き留めることができるようになっていて、
グループ学習の成果として、それを編集して、
任意の宛先に電子メールで提出することができる、そのような機能です。
これを使うと、以下のような情報共有ができます。
1)個人学習の成果をリーダーが集める
2)グループ学習の成果を社内向けに発信する
3)社内の職場教育の進捗管理ができる
●向日葵●
何だか、いろんな使い道がありそうですね。
■理須久■
はい。(1)に関しては、メンバーに予習してもらって、
メンバーの関心事を記入してもらってリーダーが集めれば、
グループ学習を効果的に進めるための準備ができます。
●向日葵●
リーダーはすごく助かるわ。
メンバーの意見が前以てわかれば話し合いの筋道も作りやすいから。
■理須久■
(2)については、グループで話し合ったこと、例えば・・・
・職場のリスクについて改めて気付いたこと
・リスクを防止する取り組みについて考えたこと
・現状とのギャップから、今後取り組まねばならないと感じたこと
などを、グループ学習の成果として電子メールで発信することができます。
これを社内で横展開すれば、他のグループの強力な参考になるよ。
●向日葵●
自分達以外のグループでは何をしているか、なかなか知る機会がないものね。
これもすごくうれしい機能です。
■理須久■
(3)については、人事部門や情報管理部門が職場教育の計画を立てたり、
反対に各職場で職場学習の計画を立てて提出してもらったりして、
現場が教育を実施したら、成果をレポートとして提出してもらうことで、
社内教育の計画化と進捗管理ができるようになるよ。
●向日葵●
なるほど、組織内のコミュニケーションを活性化させるための仕組みですね。
これは使えそうです。
■理須久■
実践ケーススタディ集と簡単リスクアセスメントには既に付けました。
間もなく「機密管理マインドBLD」の他のお試し体験学習に登場させますから、
是非楽しみにしていてください。
●向日葵●
今日は、どうもありがとうごさいました。
次回は、「機密管理マインドBLD」を使うと何が変わるのかについて、
具体的にお聞きします。
次回もよろしくお願いいたします。
■理須久■
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
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