宮城県は東日本大震災による建設業バブルによって、マイホーム建設業者や販売会社や不動産仲介業者が強気になっています。

これまでも消費者が不利な立場で業者の言うなりになるマイホーム購入について非常に悩ましい事態です。

最近もマイホーム購入について色々ご相談を受けますが、すでにマイホーム関連業者に問い合わせ等で個人情報をとられてしまっている方については、私でもアドバイスできることが限られてしまいます。

それは、このマイホーム業界に
「一度でも当社に来たお客は永遠に当社のもの」という意識が強いから。
不動産という動かせない商品を扱っていることがゆえんだと思います。

アパート管理などをしている不動産業者によっては、大家さんの資産(不動産)や大家さん自身や家族は自分のものと錯覚しているようなところも見受けられます。

同業者の不動産業者が大家さんに対して
「うちに管理を変えませんか?」
「空室が多いようですね。」
「もっと有効活用しましょう。」
と言ったものなら、烈火のごとく怒ります。
「うちの大家に近づくな!」
と。

ちゃんと大家さん対してその不動産業者が色々と成果を挙げていれば、別にどんな不動産業者やFPなどのアドバイザーが来ても
「うちはベストのアドバイスをしている」
と言えば大家さんも納得するはずなのに。

優秀な事業者が勝ち残る競争社会で本当に不思議な業界です。

大家さんに限らず私も数多くの消費者にアドバイスをしてきました。
しかし、必ずと言っていいほど不動産業者が出てくるともめます。

不動産業者にとって私のアドバイスは営業妨害になるから。
消費者が100万円得するということは売り手である不動産業者にも損が発生することにつながるので。

そのため、マイホーム購入のようなケースでは不動産業者に問い合わせ済みの場合は私は力を発揮できません。

問い合わせをしていない状態であれば、消費者に対して様々なアドバイスをしても不動産業者に文句を言われることはありません。
単に消費者が勉強しただけなので。
これが順序が逆になると
「何!うちの客に余計なこと教えてるんだ!」
となります。

もちろん中にはちゃんとした不動産業者もいます。しかし、それはごくわずかなように思います。

しばらくは、これまで私が経験した不動産業者とのトラブルを紹介していきます。


 兵庫県姫路市網干(あぼし)区の日本触媒姫路製造所で9月29日に起きた化学薬品タンクの爆発事故。死者1人、重体1人、重軽傷者29人を出した惨事は、消火、警備活動中の消防隊員や警察官らが爆発に巻き込まれる事態となった。現場は怒声や悲鳴が飛び交った。

子育てママの家計塾を開催している子育て世代FPとしては気になるところです。

詳細はあえて書きませんが、東日本大震災直後のようなことにならなければいいのですが。

私主催の子育てママの家計塾参加者募集していますので仙台近郊にお住まいの方どうぞ。

と一応PRをしたのち。

お金のセミナーをよく色々なところが開催しています。

「金融商品のPRや勧誘はありません!」

と広告していますが、実際のところは・・・・。

今がどうかは知りませんが、たまに相談者からいただく情報では
「しっかり、資金運用の投資商品を紹介されました」と。

JARO的に実際と違うそんな広告はいいのだろうかというところですが。

私は、自分の利益にならないグループ保険や共済が相談者の利益であればおススメしています。

このお金のセミナーの開催するのも参加のも自由ですが、自己責任です。

「○○のセミナーで勧誘された商品を契約したら、リーマンショックや円高で含み損を抱えてしまいました。どうしたらいいでしょうか?」

という相談を受けたりしますが、基本私にもどうにもなりません。

なお、こういったセミナーはぜひ、過去のセミナー参加者がどういう商品を契約して、現在どうなっているか正直に(でたらめデータではなく)出していただきたい。

まあ、解約しないうちは含み損で、将来上がるかもしれないので損した人はいませんという理屈なのでしょう。


12年09月20日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
12年09月18日

錬金術師

私は現代の錬金術師?

ある相談者からのメール

「西村さんのアドバイスのおかげで、電話一本で○○○なんて、まさに目からウロコです。
びっくりしたので取り急ぎご報告させていただきました。」

私にとってはごく当たり前のことですが、こんなことはたくさんあります。

このメールだけ見ると、
弁護士とか司法書士の過払い金請求の広告みたいですが

過払い金請求はもともとその方の法律で決められいた以上のお金を払いすぎたのを取り戻す。しかもそのために弁護士等に数十万円の手数料を払う。

というもので、錬金術とは違います。
そもそもきちんと生活してサラ金から借金していない方には無縁の話し。

私のは一般の方広くが対象です。

また、なんかよくある迷惑メールみたいにも見えますがそうではありません。

ねずみ講やインチキ宝くじ必勝法とか、生活保護や障害年金や保険金を騙し取るとか
犯罪がらみのものはしていけません。
率の良いバイトと思っていたら覚せい剤の密輸とか、あやしい話しに絶対に乗ってはいけません。

私のアドバイスは、これから先に本来払う必要が無いお金を今のうちに対応する錬金術。
もしくは、一旦払った(預けた)お金を消耗する前に取り戻す。

まあ、厳密に言えば錬金術とは違うかもしれませんが、結果1000万円くらいのお金の差になることもザラですから。

ちょっと「鋼の錬金術師」というマンガがすきなので錬金術に触れてみました。




これまたずいぶんとご無沙汰してしまいました。

これまでのご相談者の方の家計見直しが急務でそちらを優先してブログを怠ってしまいました。こんな状態でも新規のご相談者がいらっしゃるのはありがたいことです。

将来で数百万円もの違いになるアドバイスを日々やらせていただいています。

さて、またまた来店型保険代理店とかよくある代理店の保険設計の見直し。

そろそろ本格的な本当の保険見直しを出版とかしたく思っていますが。

最近の来店型保険代理店、まあ説明がつく保険設計は一通りはしているのですが商品のチョイスがいまいち。

『ほとんど同じような商品が同じ会社にあるのに。そっちの方が相談者にとって数十万円も得なのになんでこの商品で設計しているんだろう?』

基本的にすでに保険代理店で契約してしまっていると途中解約によるペナルティが発生するのであまり解約は勧めず、しょうがないで済ませています。
※本当は契約の前にご相談にいらして欲しいところです。

ちょっと機会があったので、保険代理店に入る手数料を調べてみました。
※普段は保険代理店手数料がいくらかなんてことは、相談者にとっては関係ないことなので調べません。

すると、やはり予想通り。

同じ会社のAという商品とBという商品。
相談者にとって得なのはAで、Bより数十万円も得。

ところが代理店手数料はBの方が数十万円も多い。

すなわち、相談者が得する分を代理店が持っていっている状態でした。

相談者はこの事実を知らずに提案された商品に加入しています。
もしかした提案している保険代理店の従業員もこの事実を知らないのかもしれません。

ただ、上司や保険会社から『この商品がベストだからこの商品を売りなさい』と。

そのベストは『相談者にとってのベスト』ではなく『代理店にとってのベスト』と知らずに。

なんどかこのブログでも書いていますが、保険代理店が自分のところに有利な商品を提案するのはある程度仕方が無い。

しかし、『中立な立場で、ベストの保険会社の商品を提案します!』
と広告している来店型保険代理店は、相談者にとってベストな商品を提案しないとおかしいと思います。


※確かに『ベスト』とは誰にとってベストかを書いていませんが、普通の感覚からしたら相談者にとってベストと思うでしょう。
12年08月29日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
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