ずいぶん前から、私の小冊子で紹介していますが、とても不思議な保険設計をよく見ます。

保険会社の営業マンや、複数社の保険会社の商品を取り扱っている代理店が作成した提案書や保険証券をもとに保険診断をします。

その際に、『なぜこの保険商品を提案しているのか』はなはだ疑問になります。

その保険会社には非喫煙割引などの割引制度があるため、その方はその割引を使えば保険料が安くなる。

その保険代理店(何店舗ももっている有名な店舗型代理店に多いのですが)で扱っている保険商品でもっといいものがあるのに・・・・。

こういった事情です。

そもそもグループ保険なんかでもっといいものがあるのに、それを勧めないのは保険会社の営業マンや保険代理店は保険を販売しないといけませんので、ある程度仕方ないないですが。自分達で販売できる保険商品でもっとお客様のためになるものがあるのにそれを勧めないのは・・・・。

理由としては、単純に知識が足りないということや、保険代理店のノルマ達成のためにはその商品を売らないといけないこと、それに高い保険料のほうが保険代理店に入る手数料が多いためです。

月500円の差だとしても年6000円。10年で6万円もの差です。

有料相談で1万円払っても保険の見直しはきちんとしましょう。
10年09月24日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
先日、マイホーム関連の広告を見たところ。

『〇〇社の決算書が公開されていましたがとても利益率が高かったです。こういうところに依頼すると損します。』

なんてことが。

マイホーム業者の利益率が高い=消費者が損する。だから利益率が低いうちが紹介するマイホーム業者にしなさい。

という意味の広告なのでしょうが。

しかし、決算書の利益率などはいくらでも操作できます。

利益率が低くくなっている決算書であっても実際の原価の部分に本来必要のない別会社や関連会社への架空発注(厳密には税務調査対策も考えて架空じゃなく、それらしい費目にしているでしょう。)で利益を別会社にプールしていれば利益率が高い場合と同じです。

特に別会社にプールしている場合は、本体のマイホーム業者を倒産させてアフターフォローとか欠陥に対する訴訟から逃げて、資金を逃がしていた別会社でまたマイホーム事業を起こすといった手法がとれます。

利益率が低くてもそういったところに頼めば実際には損します。利益率が低いからいい会社と思わずにそういう不透明な支出が無いかと確認しないといけません。

物事を見るにはいろんな面からみないといけません。
新事務所がOPENして、1ヶ月半が経ちました。

小学校・スーパーが目の前という立地で通る方は多く、看板をよく見ていらっしゃる様子が伺えます。

基本的には相談予約がある日時だけ空けています。

かならずご相談はホームページから事前予約をしていただくようにしております。

なかなかFPに相談料を払って相談するということが定着していないので・・・。

ホームページをご覧になって予約される方は私がどういう人かある程度わかって、それにお金を払ってでも相談したいという方ですので。

突然いらっしゃる方や電話帳などで調べて電話してくる方は相談は無料というつもりでいらっしゃるので・・・。

保険代理店FPなどが作ってしまったFPへの相談=無料という意識が根強くまだまだ厳しいです。

時事通信社によると、
『中小企業向け融資などを手掛ける日本振興銀行(東京)が1000億円超の債務超過に陥り、経営破綻(はたん)する見通しであることが10日、明らかになった。これを受け、政府と預金保険機構は同日、預金保険法に基づき、預金の払い戻し保証額を元本1000万円とその利子までとする「ペイオフ」を発動する方針を固めた。振興銀は民事再生法の適用を申請する。』

とのこと。

ペイオフが実際に発動されたらどうなるのか。整理がつくまでは60万円までしか下ろせないといわれている、ペイオフの推測が今回明らかになります。

日本振興銀行、仙台にも支店があり支店開設当時は高金利の定期預金などを扱っていました。

私の知り合いの経営者も
『日本振興銀行は金利がいいよ。西村君もFPとしてお客さんに勧めたらいいんじゃないの。』
なんてことを得意気に言われていましたが、私は勧めなくて良かったと今さらながら思います。

※勧めなかった理由は経営の怪しさ以外にも私からみるとそれほど高金利には思えなかったので。でもその経営者の前ではそんなことを言って気分を損ねないように愛想笑いでごまかすくらいでしたが。

いずれにしても日本振興銀行の今後処理の仕方が注目されます。

10年08月31日

電気代が安かった

新事務所、マイホームに引っ越して1ヶ月が過ぎました。

この1ヶ月、仙台としては記録的な猛暑でした。

日中夜間とエアコンは稼動しまくり、しかも日中は事務所と自宅それぞれでエアコンが稼動。

「これだけエアコン使っている上にオール電化にしたこともあるし、今月の電気代は2万円越え覚悟だな。」

と思っておりましたが、電気代の検針を見た結果1ヶ月の電気代が

8900円

これまでの電気代+ガス代と同じくらいで済んでいました。

もちろんエコキュートの導入や安い夜間電力の活用など電気代の節約は意識していましたが、2万円越えを覚悟していたところに8900円は大助かりです。

マンションならともかく一戸建てであれだけエアコンをつけっぱなしでこれはビックリです。

建物の断熱性なのか、エアコンの性能なのか、エコキュートの節約なのか色んな要素はありますが、ランニングコストが下がるのはありがたいです。
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