昨年河北新報で取材を受けた際の特集は

『来店型の保険販売人気』ということで、最近の保険販売の変化についてでした。

その中で、私は『基本的に代理店では手数料で営業しています。共済や会社で加入できるグループ保険を提案されません。』
とコメントしました。

最近はこのような来店型保険代理店で保険の見直しをして契約までした方が半年から1年くらい経って相談にいらっしゃることが多いです。

そこで感じることは、店舗名が違っても提案する内容は同じ。

本来相談者の本当のニーズに合わせていろんなパターンがあるはずなのですが、ほとんどが次のような組み合わせです。(20代〜40代の家族のいる男性)


●500万円の積立利率変動型終身保険(または変額終身保険)

セールストーク・・・・老後資金の積立と葬式代を兼ねられます。

●契約時3000万円〜1億円くらいで60歳くらいまでに減額する死亡保険金の収入保障保険(または逓減定期保険)

セールストーク・・・・子どもの成長とともに必要な保障は減ります。このようにすると保険料が節約できます。


●日額1万円(予算によっては5000円)の終身医療保険

セールストーク・・・・このくらいの医療保障は必要ですよ。

●これに、予算がある方はガン保険(ガン特約)や個人年金がプラスされます。

来店型保険代理店で契約された方に伺いたいところです。
このようなプランではなかったですか?そんな方はぜひ私にご相談ください。本当にあっているのかわかります。

確かにこのようなプランになるケースもありますが、私の経験上10人いて2人くらいです。
それに同じプランであってももっと良い設計ができるのにそれをしていないことも。

しかも、提案している保険会社や商品も『おや?』
と思うところが。

それらの理由を突き詰めていけば、やはり基本は保険代理店です。手数料収入で経営していますので、一人のお客様からいかに高い手数料収入を得るようにしているかが感じられます。そのカラクリを相談者は知っているのか・・・・。

※実際に窓口で対応している方(バイトさん)はそんなつもりは無いかもしれませんが。

09年05月14日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
09年05月13日

子ども保険は鬼門

毎日、数多くの保険相談などに応じています。

死亡保険、医療保険などは高確率でよいアドバイス、よい見直しができています。

しかし、やっかいなのが『子ども保険』。

これは、いったん加入してしまうとわずか1・2年でも数十万円を支払ってしまっています。

元本割れする子ども保険、元本割れしないにしてもきちんと計算すれば貯金と変わらない程度の子ども保険に加入してしまってあとで

『しまった!』

と思って解約しても払った保険料の大部分は戻ってきません。

そのため、非常に見直し提案がしにくいのです。

30年とか期間の長い貯蓄性保険であれば、それでも解約した方がいいケースが多いのですが子ども保険は残り10数年というケースなので、見直し効果低いので、心苦しいですが、塩漬けにするしかないということになります。

今、子ども保険に加入しようとしている方!絶対にやめてください。

私の小冊子を読む、しょっちゅう開催している講座を聞いてからでも遅くありません!!

09年05月13日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
【質問】

マンション購入にあたり、仮審査が通ったので正式にマンションの購入手続きを行う予定です。
その際に手付金を支払うのですが、本審査で落ちてしまったら手付金はどうなるのでしょうか?
仮審査前にカード類は全て解約したり、分かる範囲で手は打ってますが、本審査でもし落ちると手付金が返ってこないというのであれば二の足を踏んでしまいます。
入居が3月なのでそれまでいろんな金融機関に本審査に出すことになるのでしょうか?

【回答】

契約書の内容次第です。
が、仮審査が通っていて本審査で落ちることはマンションではまずありません。
(仮審査の書類が間違っていた場合を除く)

参考までですが、もし落ちた場合はローン条項の解除期限までの間にいろいろな金融機関に本審査を出すことになります。
(ローン条項に金融機関名などを限定していた場合は別)

解除期限までにどこもローンが通らなければ、解除になって手付金は戻ってきます。

ただし、売主が倒産するなどの場合は戻ってこない可能性があります。
最近は売主の倒産も多いので、解除したらすぐに手付金は取り戻すようにしないといけません。



09年05月12日 | Category: お客さまの声
Posted by: fplifewv
私が行っているマイホーム購入サポートには土地や建物探し、現地調査があります。

不動産屋経由で手にした情報を元に、土日しか時間が取れない相談者に代わって、現地をみてきます。

ネットやチラシからではわからないような悪い条件は現地に行かないとわかりません。

それに一般の方では悪い条件に気づかないこともあるのでプロがチェックして最低限大丈夫そうなものだけを選んで、その方の都合のよい日(たいてい土日)に実際に見てもらいます。

こうすることによって、相談者は時間の節約とある程度のレベル以上の物件だけを見ることができます。

現地調査の結果残るのは20%くらいです。ネット(レインズ=業者間の情報交換のサイト)情報からなんとなく大丈夫そうなところを選ぶだけでも100件の中で10件くらいしか現地調査すべきものは見つかりません。

さらにその10件を現地調査しても相談者に見せても良さそうなものは2件くらいしか残りません。

結構たいへんな業務ですが、一生で一度の買い物をする相談者のためには必要なことです。

さて、その物件調査をしていると目的の物件の近くにも売物件の看板が出ていることがよくあります。

しかし、その売り物件はレインズには登録されていません。

法的な登録義務があるかどうかは別として、売主にとってはより多くの方に見てもらって早く・高く売れるのがよいはずなのに、その仲介を受注した不動産業者は自分のところで成約させて、売上を多くしたいためにその登録をしていません。

売主のことを大事に思えば、レインズに登録すべきなのですが、自分の利益を優先して、レインズに登録しない業者が多過ぎます!!

売主はこのこと知っているのか・・・・。

もしも売り物件を持っているがなかなか売れない方はどうぞご相談ください。

仙台で独立FPとして活動して5年目になります。

これまでたくさんの方の相談に応じてアドバイスをしてきました。

先日、私のサポートで家を建てた方から

『知人の娘さん夫婦も西村さんに相談して、家を建てたと言っていました。本当に良かったと。』

たいへんうれしいことです。

私はその方同士が友人・親子関係なんてことは知りませんでした。

それが、こんなこと(お互いが私に相談していた)がわかるというのは、相談者が会話の中で私に相談したことを話してくれたから。

それを聞いて、『私の娘も西村さんに相談したのよ。』
となったのだと思います。

相談者が本当に相談してよかったと思っていただかなければ、そのようなことはなかったと思います。

たいへんうれしいことです。
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