15年07月06日
不動産仲介業者にペナルティ導入を!
FPとして様々な相談に応じていますが、どうにもならないのが買ってはいけない方のマイホーム購入。
自己資金ゼロで、物件価格以外の諸費用も全てローンを組んでいる。
そのため、売却しようとしても住宅ローンを完済するには相場よりも高く売らなければならなく、ほぼ不可能。
売却するには親戚から借りるか、キャッシング等で200万円とか300万円を借りてきて、銀行に足りない分を払う。
しかも売却の際にも仲介手数料を持っていくという始末。
買ってはいけない人にマイホームを売れば、購入時に仲介手数料(3000万円なら税込み100万円以上)を受け取り、その方が数年後に売却する際にも高額な仲介手数料が不動産仲介業界に入る仕組み。
保険業界では、契約者が概ね3年以内に解約したら代理店手数料を返金しなくてはいけないというペナルティがあります。
不動産仲介業も、
購入した方が5年以内に住宅ローンを3ヶ月以上滞納した場合は
「業者名を公表する」
とか
「その方の売却時には仲介手数料を負担する」
※自分のとこで仲介するならゼロ円。
でも自分のところだと必死に売却活動をしないかもしれないので、
別の仲介業者に依頼してもそこに払う仲介手数料はもともと買った業者が負担する仕組み。
これでも私は甘いと思います。仲介業者に乗せられて無理のあるマイホーム購入をした方の苦しみに比べれば・・・。
自己資金ゼロで、物件価格以外の諸費用も全てローンを組んでいる。
そのため、売却しようとしても住宅ローンを完済するには相場よりも高く売らなければならなく、ほぼ不可能。
売却するには親戚から借りるか、キャッシング等で200万円とか300万円を借りてきて、銀行に足りない分を払う。
しかも売却の際にも仲介手数料を持っていくという始末。
買ってはいけない人にマイホームを売れば、購入時に仲介手数料(3000万円なら税込み100万円以上)を受け取り、その方が数年後に売却する際にも高額な仲介手数料が不動産仲介業界に入る仕組み。
保険業界では、契約者が概ね3年以内に解約したら代理店手数料を返金しなくてはいけないというペナルティがあります。
不動産仲介業も、
購入した方が5年以内に住宅ローンを3ヶ月以上滞納した場合は
「業者名を公表する」
とか
「その方の売却時には仲介手数料を負担する」
※自分のとこで仲介するならゼロ円。
でも自分のところだと必死に売却活動をしないかもしれないので、
別の仲介業者に依頼してもそこに払う仲介手数料はもともと買った業者が負担する仕組み。
これでも私は甘いと思います。仲介業者に乗せられて無理のあるマイホーム購入をした方の苦しみに比べれば・・・。
15年06月30日
不動産屋に私のアドバイスをつぶされた方のその後
非常に痛ましいことが最近ありました。
5年くらい前にご相談を受けた方です。
マイホームのご相談でした。
私は
「今はマイホームを購入すべきではない!」
「どうしても戸建てがよくても、購入ではなく賃貸で!」
「マイホームを購入するのであれば奥様が仕事できるようになってから!」
と強くアドバイスをいたしました。
しかし、不動産屋に押し切られて中古戸建てを購入してしまいました。
その後、ご本人の責任ではない様々な不運もありましたが、
今家庭は大変な状況になっていることが伝わってきました。
非常に心が痛みます。私のアドバイスが届かなかった力の無さを悔やみます。
今も数多くの「マイホームを購入して後悔している方」がいるはずです。
売り手の不動産業者ではない、相談者の味方になるFPの社会的認知度の高まりを望みます。もちろん私も精一杯アドバイスしてまいります。
5年くらい前にご相談を受けた方です。
マイホームのご相談でした。
私は
「今はマイホームを購入すべきではない!」
「どうしても戸建てがよくても、購入ではなく賃貸で!」
「マイホームを購入するのであれば奥様が仕事できるようになってから!」
と強くアドバイスをいたしました。
しかし、不動産屋に押し切られて中古戸建てを購入してしまいました。
その後、ご本人の責任ではない様々な不運もありましたが、
今家庭は大変な状況になっていることが伝わってきました。
非常に心が痛みます。私のアドバイスが届かなかった力の無さを悔やみます。
今も数多くの「マイホームを購入して後悔している方」がいるはずです。
売り手の不動産業者ではない、相談者の味方になるFPの社会的認知度の高まりを望みます。もちろん私も精一杯アドバイスしてまいります。
15年06月30日 |
Category: マイホーム業者のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
15年06月27日
信用情報、勝手に照会
本日の河北新報に、信用情報を勝手に金融機関が紹介したことについての争いの記事がありました。
宮城県の女性が信用情報機関に情報開示を請求し、取得した照会記録開示書には、女性が住宅ローンを申し込んでいないのに、ローン審査のために金融機関から信用情報の照会があったとする記録が残っていた。
金融機関によると、関東地方に住む別人のローン審査で、名前、生年月日、電話番号の3項目をコンピューターに入力して照会した際、名前と生年月日が石巻の女性と一致。女性の信用情報が「類似情報」に分類して表示され、ファイルを開いたという。
たまたまこの女性が同時期に自分の信用情報を閲覧したためにわかったことです。
閲覧記録はしばらく残ります。住宅ローンがなかなか通らない方の場合、この金融機関から閲覧記録が多数残っているために
「この人はいろんな住宅ローンから断られているんだな。何か問題を抱えている恐れがある。うちも断ってしまおう。」
という可能性もあります。
そうならないように私はしっかり住宅ローンを借りられるかどうかをチェックした上で、借りられそうな金融機関にだけ申し込むようにアドバイスをしています。
ところが、売り手のマイホーム販売業者はやたらめったらローンを申し込むことを進めます。せっかく買う気になっているのだから1つや2つローンが借りられないからあきらめられたら困る。
ということです。
結果、閲覧記録が大量に残ってしまい、別のもう少し安い物件にしようとしても住宅ローンが借りられなくなってしまうということもありえます。
そして、まだ本人にちゃんと信用情報の閲覧書類を書いてもらっていればいいですが、マイホーム業者が勝手に閲覧書類を作成していることもあるようです。
ご相談者に確認しても「いっさいそんな閲覧書類や融資審査申込書に署名はしていない。」ということなのに「ちゃんと審査に通っている」とマイホーム業者は言うのです。
マイホーム業者は本当に買えるお客さまかを最初に知りたがります。信用情報に問題がある方に時間をかけても無駄ですので。
反対に信用情報も問題がないことがわかって、マイホームが買えることがわかっている人にだけ集中してセールスします。
宮城県の女性が信用情報機関に情報開示を請求し、取得した照会記録開示書には、女性が住宅ローンを申し込んでいないのに、ローン審査のために金融機関から信用情報の照会があったとする記録が残っていた。
金融機関によると、関東地方に住む別人のローン審査で、名前、生年月日、電話番号の3項目をコンピューターに入力して照会した際、名前と生年月日が石巻の女性と一致。女性の信用情報が「類似情報」に分類して表示され、ファイルを開いたという。
たまたまこの女性が同時期に自分の信用情報を閲覧したためにわかったことです。
閲覧記録はしばらく残ります。住宅ローンがなかなか通らない方の場合、この金融機関から閲覧記録が多数残っているために
「この人はいろんな住宅ローンから断られているんだな。何か問題を抱えている恐れがある。うちも断ってしまおう。」
という可能性もあります。
そうならないように私はしっかり住宅ローンを借りられるかどうかをチェックした上で、借りられそうな金融機関にだけ申し込むようにアドバイスをしています。
ところが、売り手のマイホーム販売業者はやたらめったらローンを申し込むことを進めます。せっかく買う気になっているのだから1つや2つローンが借りられないからあきらめられたら困る。
ということです。
結果、閲覧記録が大量に残ってしまい、別のもう少し安い物件にしようとしても住宅ローンが借りられなくなってしまうということもありえます。
そして、まだ本人にちゃんと信用情報の閲覧書類を書いてもらっていればいいですが、マイホーム業者が勝手に閲覧書類を作成していることもあるようです。
ご相談者に確認しても「いっさいそんな閲覧書類や融資審査申込書に署名はしていない。」ということなのに「ちゃんと審査に通っている」とマイホーム業者は言うのです。
マイホーム業者は本当に買えるお客さまかを最初に知りたがります。信用情報に問題がある方に時間をかけても無駄ですので。
反対に信用情報も問題がないことがわかって、マイホームが買えることがわかっている人にだけ集中してセールスします。
15年06月27日 |
Category: マイホーム業者のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
15年06月23日
不動産屋に行く前にFPに相談
マイホーム購入相談・住宅ローン相談をお受けしておりますが、不動産屋に行った後では、相談者の味方になってのアドバイスをしてもなかなか受け入れられない現状があります。
ライフシミュレーションをした結果、今購入すると住宅ローン返済で苦しむ。
40年間で2000万円以上の赤字になりマイホームを手放すかリバースモーゲージでやっと生活できる。途中転勤等になったら大きなリスクを追う。
10年後お金を貯めて、転勤の可能性も無くなってから買った方が明らかにノビノビマイホームで生活できるのに、不動産業者に押し切られる。
4500万円の新築戸建てを購入した場合、仲介業者がいた場合140万円以上の仲介手数料が発生します。不動産業者は必死になります。夫婦正社員などではないとなかなか4000万円を超える物件は買えません。「逃してなるものか!」となります。
不動産業者のよくやるテクニックを時々ご紹介していきます。
不動産業者「買うか買わないかは別としてとりあえず、ここに名前・連絡先を書いてください。」
不動産業者「残念ながら、1番手の方がいるみたいなので、もし1番手の方が買わなければ連絡しますね」
翌日
不動産業者「●●さん!ラッキーですね。1番手の方が買わないこととなったので、●●さんに権利が回ってきました。もう3番手の方もいるので今日中に買うかどうか決めてください」
実は、1番手は最初から存在しない、3番手も存在しない。
しかし、こうなると
「買えないと思っていたものが買える!すぐ決めれば買える!この権利を手放すのはもったいない!」
という心理になって、一気に買う方向で話を進めてしまいます。
私も10年仙台中心にFPとして相談を行っております。
インチキかどうかの証拠はありませんが、このような営業をしている業者名をいくつか挙げられます。偶然にしてはいつもいつも出来すぎています・・・・。
ライフシミュレーションをした結果、今購入すると住宅ローン返済で苦しむ。
40年間で2000万円以上の赤字になりマイホームを手放すかリバースモーゲージでやっと生活できる。途中転勤等になったら大きなリスクを追う。
10年後お金を貯めて、転勤の可能性も無くなってから買った方が明らかにノビノビマイホームで生活できるのに、不動産業者に押し切られる。
4500万円の新築戸建てを購入した場合、仲介業者がいた場合140万円以上の仲介手数料が発生します。不動産業者は必死になります。夫婦正社員などではないとなかなか4000万円を超える物件は買えません。「逃してなるものか!」となります。
不動産業者のよくやるテクニックを時々ご紹介していきます。
不動産業者「買うか買わないかは別としてとりあえず、ここに名前・連絡先を書いてください。」
不動産業者「残念ながら、1番手の方がいるみたいなので、もし1番手の方が買わなければ連絡しますね」
翌日
不動産業者「●●さん!ラッキーですね。1番手の方が買わないこととなったので、●●さんに権利が回ってきました。もう3番手の方もいるので今日中に買うかどうか決めてください」
実は、1番手は最初から存在しない、3番手も存在しない。
しかし、こうなると
「買えないと思っていたものが買える!すぐ決めれば買える!この権利を手放すのはもったいない!」
という心理になって、一気に買う方向で話を進めてしまいます。
私も10年仙台中心にFPとして相談を行っております。
インチキかどうかの証拠はありませんが、このような営業をしている業者名をいくつか挙げられます。偶然にしてはいつもいつも出来すぎています・・・・。
15年06月23日 |
Category: マイホーム業者のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
15年06月17日
設立10年となりました。
株式会社FPライフWVは本日平成27年6月17日、設立10年となりました。
真に消費者・一般家庭の味方としてアドバイスできる独立系ファイナンシャルプランナーの会社として多くの方に支えられながら、のべ2000名を超える皆様と一緒にライフプランについて考えて参りました。
今後もより一層の自己研鑽・時代の変化に対応しながら多くの方に信頼されるよう活動してまいります。
設立5年で軌道に乗り、住宅ローンを組んで自宅を建設することができました。
しかし、6年目に東日本大震災が発声し被災地支援と全国に東日本大震災の教訓を伝えるべく活動。FPのアドバイスで被災を免れた方たちがいることを伝える一方では、原発事故や被災地の環境の変化でビジネスモデルが崩れて苦難の時期が続いておりますが、信念を貫き、やってこられました。
これからも売り手(保険会社・不動産会社等)の教えないことをきちんと消費者に伝えることができる真のFPとして邁進いたします。
真に消費者・一般家庭の味方としてアドバイスできる独立系ファイナンシャルプランナーの会社として多くの方に支えられながら、のべ2000名を超える皆様と一緒にライフプランについて考えて参りました。
今後もより一層の自己研鑽・時代の変化に対応しながら多くの方に信頼されるよう活動してまいります。
設立5年で軌道に乗り、住宅ローンを組んで自宅を建設することができました。
しかし、6年目に東日本大震災が発声し被災地支援と全国に東日本大震災の教訓を伝えるべく活動。FPのアドバイスで被災を免れた方たちがいることを伝える一方では、原発事故や被災地の環境の変化でビジネスモデルが崩れて苦難の時期が続いておりますが、信念を貫き、やってこられました。
これからも売り手(保険会社・不動産会社等)の教えないことをきちんと消費者に伝えることができる真のFPとして邁進いたします。
15年06月17日 |
Category: ファイナンシャルプランナーとして
Posted by: fplifewv