11年08月10日
クーポン共同購入サイト
クーポン共同購入サイトは、割引や特典付きクーポン券の購入希望者をインターネットで募り、一日から数日の限定期間内に一定数が集まれば取引が成立する仕組みです。通常の50~90%割引のクーポンが時々刻々と登場し、利用者は急増しています。クーポンを提供するのは小売店や飲食店だけでなく、美容室やレジャー施設、スクールなど多種多様。破格の割引でユーザーの心をつかみ、企業は集客力や宣伝手段を得るという両者のメリットが共存するビジネスです。
11年08月05日
【今月の教えてキーワード:有効求人倍率】
厚生労働省が毎月公表している経済指標。
ハローワークに登録している求職者数に対する求人数の割合で、雇用状況を示す指標の一つ。
倍率が1を上回っていれば求人の需要があり、下回っていれば求人が不足していると判断ができる。
失業率が景気の遅効指数(半年以上遅れて動く)であるのに対し、有効求人倍率は、景気の一致指数(平行して動く)と捉えられ注目されている。
当月だけの求職求人数の割合を新規求人倍率という。
ハローワークに登録している求職者数に対する求人数の割合で、雇用状況を示す指標の一つ。
倍率が1を上回っていれば求人の需要があり、下回っていれば求人が不足していると判断ができる。
失業率が景気の遅効指数(半年以上遅れて動く)であるのに対し、有効求人倍率は、景気の一致指数(平行して動く)と捉えられ注目されている。
当月だけの求職求人数の割合を新規求人倍率という。
11年08月03日
今月の商売のヒント:【そこに意味はあるのか?】
「やる気が失せる瞬間」というものがあります。時間があればジグソーパズルをやっていたAさんはある日、友人に「それって何の意味があるの?」と訊かれ、その瞬間「もうやめよう」と思ったそうです。自分はジグソーパズルが好きなわけではなく単なる暇つぶしだった。それに気づいてしまったら途端に虚しくなってしまったのです。今やっていることの目的が見えなくなったとき、人はやる気を失います。
大昔のローマには、穴を掘っては埋め、埋めてはまた掘ることを延々と続けさせる刑罰があったそうです。肉体的な苦痛を与えることだけが目的ではありません。
人は無意味なことを繰り返しさせられることに耐えられないからです。穴掘り刑罰の目的はむしろ精神的な苦痛を与えることにあり、実際に気が狂ってしまった囚人もいたようです。この刑罰は、目的のない行為がいかに虚しいかを象徴しています。
もしも穴掘りに「井戸を作れ」という大義名分があったら、実際の行為はともかく囚人にとっては救いだったかもしれません。しかし、それでは刑罰になりません。では、「これは体を鍛えるためのエクササイズなんだ」と自分に言い聞かせてみたらどうだったでしょう。刑期を終えて外に出たとき、体が鈍っていては話にならない。穴掘り刑罰を利用して今から体を鍛えておこう。
そんなふうに考えれば、その瞬間から穴掘りの意味はまったく変わってくるはずです。 また、目的を見つけたことで取り組む姿勢も変わってくるでしょう。
冒頭のAさんも最初から「暇つぶし」を目的にジグソーパズルをしていたら、「何の
意味があるの?」という問いかけに動揺することはなかったのです。「意味がない」
のではなく「意味を見いだせなかった」自分にやる気を失ったのでしょう。
目的や意味はあらかじめ用意されているものではありません。他人が与えてくれるものでもありません。
商売が大変なときは「こんなことをして意味があるのか」と思いがちですが、目的や意味は自分で見いだすものです。今やっていることの意味を見いだせたとき、必ずそこには大きな価値が生まれます。
大昔のローマには、穴を掘っては埋め、埋めてはまた掘ることを延々と続けさせる刑罰があったそうです。肉体的な苦痛を与えることだけが目的ではありません。
人は無意味なことを繰り返しさせられることに耐えられないからです。穴掘り刑罰の目的はむしろ精神的な苦痛を与えることにあり、実際に気が狂ってしまった囚人もいたようです。この刑罰は、目的のない行為がいかに虚しいかを象徴しています。
もしも穴掘りに「井戸を作れ」という大義名分があったら、実際の行為はともかく囚人にとっては救いだったかもしれません。しかし、それでは刑罰になりません。では、「これは体を鍛えるためのエクササイズなんだ」と自分に言い聞かせてみたらどうだったでしょう。刑期を終えて外に出たとき、体が鈍っていては話にならない。穴掘り刑罰を利用して今から体を鍛えておこう。
そんなふうに考えれば、その瞬間から穴掘りの意味はまったく変わってくるはずです。 また、目的を見つけたことで取り組む姿勢も変わってくるでしょう。
冒頭のAさんも最初から「暇つぶし」を目的にジグソーパズルをしていたら、「何の
意味があるの?」という問いかけに動揺することはなかったのです。「意味がない」
のではなく「意味を見いだせなかった」自分にやる気を失ったのでしょう。
目的や意味はあらかじめ用意されているものではありません。他人が与えてくれるものでもありません。
商売が大変なときは「こんなことをして意味があるのか」と思いがちですが、目的や意味は自分で見いだすものです。今やっていることの意味を見いだせたとき、必ずそこには大きな価値が生まれます。
11年07月31日
【今月の教えてキーワード:有効求人倍率】
厚生労働省が毎月公表している経済指標。ハローワークに登録している求職者数に対する求人数の割合で、雇用状況を示す指標の一つ。倍率が1を上回っていれば求人の需要があり、下回っていれば求人が不足していると判断ができる。失業率が景気の遅効指数(半年以上遅れて動く)であるのに対し、有効求人倍率は、景気の一致指数(平行して動く)と捉えられ注目されている。当月だけの求職求人数の割合を新規求人倍率という。
11年07月27日
【使われているお金は「毎月約7万円」】
私たちが納める税金は暮らしの様々なところで使われています。医療や年金、福祉などの社会保障費、道路や環境整備などの公共事業費、国の防衛のための防衛費、文教や科学技術発展のための文教科学振興費などいろいろとあります。そして、小学校や中学校などの教育にも税金は使われています。では、その教育にはどれだけの税金が使われているのでしょうか?学校では、机、イス、黒板などの備品や教科書、電気や水道、校舎の維持管理費、職員の人件費など多くの費用が必要となります。公立学校の教育費は国、都道府県、市町村で負担します。例えば、教師の給料は国が3分の1で都道府県が3分の2、教科書については国が全額、校舎の修理は市町村が全額、器具などは国と市町村で半分ずつといったように負担の割合が決められています。これらの教育費を合計して、1年間に児童・生徒一人当たりにどれくらい税金が使われているかを計算した結果が次の数字です。小学生で約84万円。中学生では約96万円になります。全日制の公立高校でも約90万円
くらいになりますから、小学校に入学してから高校を卒業する12年間では、1000万円以上の税金が使われていることになります。こうしてみると私たちは、教育のために国民一人一人の大事な税金をたくさん使い支えられながら大人になったことが分かりますね。
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くらいになりますから、小学校に入学してから高校を卒業する12年間では、1000万円以上の税金が使われていることになります。こうしてみると私たちは、教育のために国民一人一人の大事な税金をたくさん使い支えられながら大人になったことが分かりますね。