こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

残業手当(割増賃金)の割増率引上げが予定されていますが、その見返り?
でしょうか、残業削減への取組み対する政府の支援方針が発表されました。

具体的には、法定労働時間を超える残業を可能にしている労使協定の撤廃を
促し、従業員の採用増などの残業短縮策を助言したり、補助金を支給したり
して後押しするということ。

この対策ですが、全く効果がないとは思いません。
ただ、やはり効果は薄いと思います。

マネジメントの手法や働き方を根本的に変えないかぎり、長時間労働や
サービス残業の問題は絶対に解決できません。

もちろん、残業手当(割増賃金)の割増率引上げでも解決しないでしょう。
そもそも、残業手当を支払わないという問題もありますし。

本当の原因は何なのか?
それを解決するにはどうしたらいいのか?

よく考えて欲しいと思います。

でも、もしかしたらわかっているのかもしれませんね。
わかっているけど、あまりに大変でお茶を濁しているだけなのかも
しれませんが(笑)


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07年02月12日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

新潟労働局によると、新卒への求人が過去最高に達したとのこと。

一時期いわれた就職難はもはや過去の話、今や採用難ですね。

ところで、もう1つの変化があります。
それは、首都圏の企業が採用難の解消に向け、地方での求人活動を強化している
ということ。

新潟県内の企業よりも条件が良いことが多く、多くの人材が新潟県から首都圏に
流れています。

新潟県の企業は県内の企業だけでなく、首都圏の企業とも求人で争わなければ
ならない。

大変な時代になりましたね。


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07年02月11日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

平日の夜や土日の昼間は「勧誘」の電話が沢山かかってきます。
彼ら曰く「ゴールデンタイム」らしいですね。

そして今日も勧誘の電話が来たのですが、仕事をしていたので、
「今忙しいから・・・」と断りました。

そうしたら「いつなら時間ありますか?」と返されました。

ハッキリ言って興味がない内容でしたので、「特に興味がないので
結構です」と答えました。

すると今度は「まずは話を聞いてから判断してくれませんか?」

そして「忙しいから結構です」と答えると
「じゃあいつならいいですか?」

さすがに怒りましたね。
話を聞くまであきらめないということのようです。

執念は認めますが、相手のことを全く考えていない応答です。
このような方からは何時間話を聞いてもサービスを受けないでしょう。

でも「いつならいいですか」という言葉は、営業のセールストーク集
でよくみかけます。

これが売れるセールストークとは思えませんが・・・


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07年02月10日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

ある会社の経営者様から質問がありました。
あるケースについてですが、残業手当を出さないといけないのか、という質問。

これは誰がどう考えても残業手当を出さないといけない事例でした。
しかし、できる限り残業手当は出したくないということで質問されたようです。

一方、ウチの社員はやるべきことをやっていないと嘆いていらっしゃいます。
だから、残業手当は出したくない、ということのようです。

しかし、このままでは堂々巡りですね。

社員の側からすれば、会社もやるべき事をやっていないと感じるでしょう。

このような場合、やるべき事をやったかどうかで賃金を決めれば良いと思います。

残業を沢山しているが成果が上がっていないのであれば、そのように評価して賃金に反映すればいいだけです。

残業手当の基準に対して不満を持つ経営者様は多いと思いますが、賃金制度自体が「やるべきことをやらなくても固定給」という制度になっていることが多くなっています。

これでは皆さんが嫌いな労働基準法と同じ「時間給」ではありませんか?


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07年02月09日 | Category: 人事制度・賃金制度
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

今日はクライアントと定年後再雇用する嘱託社員の賃金設計について打ち合せ。
給付金や年金を活用した賃金設計も検討したのですが、最終的には職務内容に応じて決定することに。

給付金や年金は本人の仕事とは関係ないので、それを基に賃金を決めるとかえって混乱を招くという社長のご判断でした。

会社の損得も考える必要はありますが、人事政策から考えれば、やはり
いくら支払うかということの方が大事。

給付金や年金を活用して手取額を調整する高齢者の最適賃金設計という言葉がよく使われますが、本当の最適賃金は本人の手取が一番妥当な額になる、ということではないと思います。

今回はそれを再認識させられました。


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07年02月08日 | Category: 人事制度・賃金制度
Posted by: niigata
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