こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

今日はクライアントと人事制度の打ち合せ。
賃金表はほぼ決まり、人事評価について検討していました。

その中で聞かれたことがあります。

「どこか同業者の評価制度を紹介してくれませんか。それを使おうと思いますが。」

この質問、コンサルティングを行う度に必ずといっていいほど出てきます。

参考にする程度であればいいのですが、そのまま使ったり、真似をするのは大変危険です。
何故ならば人事制度を効果的に運用できている会社は非常に少ないからです。
そして効果的に運用している会社はオリジナルの制度を導入しています。

つまりモノマネをすると失敗事例をそのまま使う可能性があります。
あるいは、自社に適さない制度を導入することになります。

人事制度は会社の風土を作るものです。
土台を作るものです。
本来簡単にできるものではありません。

確かに最初は大変かもしれません。
でも、土台のしっかりしていない建物はもろいものです。
時間がないからといって手抜き工事をするとどうなるでしょうか。

是非とも可能な限り時間をかけて、自社に適した制度を作ってもらいたい
常々そのように考えています。


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07年02月07日 | Category: 人事制度・賃金制度
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

今日は生命保険会社の方とクライアントの退職金積立について打ち合せ。

クライアントは、社歴のまだ浅い会社なのですが、業績好調であり、今まで行って
いなかった退職金制度の作成と積立方法についてアドバイスをしています。

退職金規程の内容に合わないので中退共はまず却下。
全額生命保険を使って積み立てるところまではクライアントと決めました。

そして、現在どの生命保険を使おうか検討中です。
ただ、候補となる生命保険は沢山あります。

例えば「養老保険」「長期平準定期保険」「ガン保険」「長期傷害保険」「逓増定期(特約)」などがあります。

損金を重視するのか、貯蓄性を重視するのか、それとも多額の死亡補償も兼ねるのか、目的によって選び方が変わってきます。

従業員の年齢も様々であり、個人別にどのような生命保険がいいのか、
ベストなアドバイスができるよう、二人で頭を捻っていました。

皆さんなら、どの保険を選びますか?

ちなみに、今回は「ガン保険」と「長期傷害保険」をお勧めすることに。
その理由は・・・


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07年02月06日 | Category: 人事制度・賃金制度
Posted by: niigata
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

今日は久しぶりに質問の電話がなく、1日中作業に没頭していました。
作業は主に賃金制度改定の打ち合せ資料作成。
まとまった時間がとれたので、順調に進みました。

この会社もそうですが、手当の種類が多いことが良くあります。
今回は8種類ありました。

ただ、特に深い意味もなく、賞与の基礎となる基本給を下げるために支給している手当が多いとか。別に基本給を下げなくても、会社の望む金額を支払うわかりやすい仕組みはあるのですが・・・

社員にしてみれば、これでは何に対して賃金が支払われているのかわかりませんね。
経営者様も割り振りはどんぶり勘定だとか。

以前、このブログでもお話ししましたが、本当にこのようなケースが多いです。
書籍にこのようなことは書いていないので、誰かがこのようなことを広めているんでしょう。

一度その発信源を辿ってみたいですね。


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07年02月05日 | Category: 人事制度・賃金制度
Posted by: niigata
こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。


今日は日曜日にも関わらず、クライアントよりメールによる問合せが2件、電話が1件ありました。

土日は休業なのですが、クライアントからの問合せには、在所していれば極力お答えするようにしています。

もちろん、作業は発生していません。
打ち合せの日時や前回打ち合せ時の質問など、簡単な話です。

私のクライアントはほとんど社長様が窓口になっています。
人事部長、総務部長様などではありません。

皆さま、普段忙しくてなかなか時間が取れない方ばかりです。
お会いするのにも、お互いに日程調整が大変です。
そのような皆さまに、土日は電話もメールもダメ、とは言えません。

もちろん、割り切って完全に休業する方もいらっしゃると思いますが、私はサービス精神旺盛のようでして、そこまで割り切れません。

とは言っても、クライアントだけで、他の方からの問合せには応じていませんので、それほど苦にはなりません。

無理なサービスは自分の首を締めることになりますので、気を付けるようにしていますが、できる範囲ではこれからも行っていこうと思っています。


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07年02月04日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata

こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

「発掘あるある大辞典」の問題、これはもはや多くを語る必要がないくらい、
誰もが知る大きな社会問題となりました。

でも、私はそれほど意外には思っていません。

「ひねくれ者」と言われそうですが、マスコミの発信する情報が全て正しいとは
思っていなかったからです。特にダイエット、健康といったテーマに関するもの
は、いつも本当かな?と思っていました。

テレビや新聞等の報道、発表には常に疑いの目を向ける必要があると思っています。
世論を一定の方向に向かせようとする意図を感じることもあります。

いつの間にか「大本営発表」になる可能性がないわけではありませんので、誰かが監視しないといけないことでしょう。

ところで、似たようなケースですが、新聞や雑誌でもおかしな内容が目に付きます。

最近ですと、例えば「退職日前3ヶ月までに退職願を提出しなければいけない、この就業規則は問題ない」というコラムを目にしました。この件に関して地方裁判所の判例ですが、無効という判決が出ています。

しかし、これを呼んだある社長様は「このコラムに書いてあった。先生の考えは間違っているんじゃないか?」とおっしゃいました。雑誌に掲載されていたのだから正しいと思ったのでしょう。

また、新潟日報はしきりに確定拠出年金の加入が加速という記事を掲載しています。
更に地銀が確定拠出年金の運営管理業務を1社受託する毎に必ず記事にする念の入れよう。

これは確定拠出年金が主流である、という方向に誘導しようとしているように思えます。決してそんなことはないのですが。

活字になっていることが全て正しいとは限りません。
情報の1つとして考え、自ら吟味することが必要ではないでしょうか。


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07年02月03日 | Category: 社会保険労務士
Posted by: niigata
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