07年08月16日

対岸の火事なのか

北海道土産として代表的な「白い恋人」まで、法律違反や社内規程違反が内部告発によって、表沙汰になってしまいました。

夏期休暇中で、テレビの画面を見て「仕方ないよな」「可哀想や」と感想を持った方も多いと思います。

対岸の火事で済むのでしょうか。
ミート社や石屋製菓さんは、本業の商売でコンプライアンス違反をやってしまったので、非常に目立ちやすい。一方、職場での残業代の未払いなど人事・労務のコンプライアンス(法令順守)違反は目立ちにくい。

人事労務関係で内部告発があったとしても、影響するのは社内の人間だけだから、と言うことでしょうか。労働基準監督署へ駆け込む退職者も増えてきています。


***
先日、神戸に本社のある企業の経営幹部の方とお話ししていると、やはり人材の確保が難しい状況になってきているようです。そこの会社は顧問先ではないのですが、たまたま世間話をしていると、

経営幹部「採用は、今いる社員からの紹介が安心や。お礼として、一人10万円払ってるよ」

知り合いなので、強くは突っ込めませんでしたが、職業安定法違反です。その方は、経営だけでなく労働法関係にも明るいので、その程度のことはご存じだったのです。
***

ほんの一例です。

残業代の未払い、あるいは管理職を利用した手当の未払いは問題となりがちです。「会社と従業員の間の問題」ではなく、立派な労働基準法の問題です。

全ての法律を、きっちり守るのは正直しんどいですが、分かっていることを放っておいては、問題が表面化したとき、対応の取りようがありません。

普段から、法律は守るモノであるというコンプライアンス意識を持ち続けたいところです。




8月28日(火)午後3時から、大阪社労士事務所にて「人事労務のコンプライアンスのポイント(基礎編)」セミナーを開催します。詳しくは、ホームページをご覧ください。
07年08月16日 | Category: General
Posted by: osaka
大阪社労士事務所(大阪市西区)では、毎年8月財団法人大学コンソーシアム京都から、大学生をインターンシップ実習生として受け入れています。

今年も、1名受け入れております。実習期間は、8月6日から9月5日までの約1カ月。途中1週間ほど夏期休業があるとはいえ、実習生の方は大変です。

初日にオリエンテーションを済ませ、昨日は早速私の顧問先に労災の件で同行していただきました。

今年、実習生がすることは、
1)社会保険労務士・行政書士の業務補助
2)ホームページの作成補助
3)講座関係

1)は、そのままですので、省略。2)は、ネタとなる記事を50くらい作っていただいています。3)は、去年までは講座企画をお願いしていたのですが、今年は「講師」。

労働法のゼミを取っておられるので、色々お願いしやすいです。

桑野だけでなく大阪社労士事務所のメンバーの顧問先様、関与先様、参加している異業種交流会など、実習生を連れて行きますので、どうか温かい目で見守っていただければ幸いです。
(打ち合わせ等に同席させていただくことがあります。支障がある場合は、その旨いただけますようお願いします)
07年08月08日 | Category: General
Posted by: osaka
暑中お見舞い申し上げます。

大阪社労士事務所(大阪市西区)では、下記のスケジュールで、夏期休業とさせていただきます。

8月10日(金):通常営業
  11日(土):通常営業

  12日(日):通常通り休業

  13日(月):夏期休業
  14日(火):夏期休業
  15日(水):夏期休業

  16日(木):通常営業
  17日(金)以降:通常営業

なお、13〜15日については、貴社担当者の携帯電話に掛けていただきますよう、お願いします。夏期休業中も、事務所に1〜2名のメンバーが在室していますが、対応等できない場合もございます。

16日については、電話受付担当者が休暇取得のため、電話が取れない時間帯が発生する場合がございます。

  
******************************
セミナー開催のお知らせ
8月28日(火)午後3〜5時
「人事労務のコンプライアンスのポイント(基礎編)」

詳しくは、ブログまたは大阪社労士事務所ホームページで。
07年08月08日 | Category: General
Posted by: osaka
大阪社労士事務所(大阪市西区)では近くの企業のために、毎月または隔月で、人事労務系のビジネスセミナーを開催しています。

今回は、各方面からご要望の多かった「コンプライアンス:法令順守」を取り上げます。その中でも、「人事労務、労働、社会保険」という職場のコンプライアンスを中心にお話しします。

■日時
平成19年8月28日(火)午後3時から5時(15分前から受付)

■テーマ
「人事労務のコンプライアンスのポイント(基礎編)」

■内容
零細企業から大企業まで、従業員を使用している限り発生する、「人事労務、社会保険」のうち見落としやすいこと、忘れがちなことを中心にコンプライアンス経営の一助にしていただくための内容です。チェックシートなどを使い、実際に法令順守の状況についてご確認いただけます。

セミナー形式ですが、アットホームな雰囲気で進めます。講義後、個別相談も可能です。

対象法令:労働基準法、労働安全衛生法、男女雇用機会均等法、育児介護休業法、高年齢者雇用安定法、次世代育成支援対策法、雇用対策法、職業安定法、労働者派遣業法等の労働関係法。
健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法、労災保険法、雇用保険法、労働保険料徴収法、介護保険法等の社会保険関係法。
社会保険労務士法、税理士法等のその他の法律。

■受講対象者
経営者、経営幹部、人事労務担当者、経営企画担当者、コンプライアンス担当者、労働組合役員

■場所
大阪社労士事務所セミナールーム
(地下鉄阿波座駅1号出口下車、西本町インテスビルの裏、雑居ビルの2階、阿波座駅から徒歩2分)

■費用
2000円/1名様、当日払いで千円札でお願いします。

■講師
桑野 真浩(社会保険労務士、大阪社労士事務所代表)
インターンシップ実習生(某大学法学部法律学科3回生、労働法ゼミ)


お申込方法は、8月27日午後5時までに、メールでkuwano@mbox.inet-osaka.or.jpあてにお送り下さい(8/28参加、お名前、貴社名、役職、貴社所在地を記載願います)。
なお、満席時を除き、こちらから連絡・返信はしません。なお受講証等は発行しませんので、当日そのまま会場までお越し下さい。お名刺をいただきます。

大阪社労士事務所ホームページでも、ご確認いただけます。
07年08月02日 | Category: General
Posted by: osaka
大阪社労士事務所主催のアワザビジネスクラブのお知らせです。

皆さま、算定基礎届の提出は終わったでしょうか。法律では、今日までの提出です。実際には7月いっぱいでも間に合うとか。社会保険労務士の私の場合、期限内提出ですので詳しくは分かりません。随時改定(月額変更届)を忘れているケースも窓口の隣の方でよく聞こえてきます。

さて、今月は、サービス残業・不払い残業などの残業問題、そして労働時間の管理の仕方について勉強会を開催します。営業マンの場合、変形労働時間制、みなし時間制、裁量労働時間制などがありますが、基本は全て労働基準法に載っています。実務対応をお話しします。

是正勧告についても時間があればお話しできるかも知れません。


日時:7月27日(金)午後4時から6時まで

場所:大阪社労士事務所(地下鉄阿波座駅1番出口 徒歩2分)

費用:2000円/1名様、当日払いで千円札でお願いします。

テーマ:「残業時間節減実務と労働時間管理」

勉強会形式です。終了後、個別相談も受け付けます。
問題となりがちな残業時間・残業手当・労働時間の知識と実務対応、前向きな改善策をご提案します。実務的な資料もお渡しする予定です。

お申込方法は、7月26日午後5時までに、メールでkuwano@mbox.inet-osaka.or.jpあてにお送り下さい(7/27参加、お名前、貴社名、役職、貴社所在地を記載願います)。なお、満席時を除き、こちらから連絡・返信はしません。なお受講証等は発行しませんので、当日そのまま会場までお越し下さい。お名刺をいただきます。
07年07月10日 | Category: General
Posted by: osaka
ページ移動 前へ 1,2, ... ,5,6,7 次へ Page 6 of 7