そう質問されたとして、すぐに答えられますでしょうか?
さまざまな業種や分野の会社がありますが、経営者の方々が当初、会社を設立された目的はひとつ「儲けを出すこと」かと思います。
期首に現金100万円のみを持っていて、期末には現金120万円だけ残ったなどということがあれば、どなたでも20%と即答出来ますが、現実には考えられません。
それでは会社の経営における「利回り」はどうやって調べるのかというと、下の4つの数字によって把握することができます。

①一人当たりの付加価値
②労働分配率
③一人当たりの経常利益
④ROA(総資本経常利益率)

①の「一人当たりの付加価値」とは、粗利(売上総利益)を社員の人数で割ったものです。これはあなたの会社の社員はいくら稼ぐのか?を見ることができます。

②の「労働分配率」とは、上の①「一人当たりの付加価値」をどれくらい分配したか?ということですので、給料を上の付加価値で割ることによって簡単に計算できます。少な過ぎれば、従業員の不満ややる気の低下にもつながり難しいところですが、一般的には従業員30%、役員20%がひとつの目安になるかと思います。

③の「一人当たりの経常利益」とは、経常利益を社員の数で割ることによって、これまた簡単に計算することができます。これはあなたの会社の社員が最終的にいくら利益を出しているのか?を見ることができます。

④の「ROA(総資本経常利益率)」とは、経常利益を資産の総額で割ることによって計算できます。難しそうに見えるかもしれませんが、単純にどれだけの資産を使って、どれだけの利益を上げているか?を見るものです。つまり、資産の運用と考えた場合の「会社の利回り」となります。上場企業は7%程度が平均となっています。

上の4つの数字は、どれも簡単に計算できるものばかりですので、是非ご自分の会社の「利回り」を把握していただき、経営の原点からの視点で目標や問題点を考えていただくのも有効かと思います。(あの大企業と比べてみるなどとか・・)

文責:法人ソリューション部
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なかのひと

11年01月24日 | Category: General
Posted by: pronet
2011年も明け、『伊達直人』なる人物の心温まるニュースも流れてきましたが、今年こそは景気、底を打って上向く兆しを切望してやみません。

まずは昨年を思い出してみますと、あまり良いニュースが浮かびませんが、その中で、数少ない明るいニュースの「イトカワの微粒子」を持ち帰ってきた『小惑星探査機はやぶさ帰還』が思い浮かびます。日本の宇宙開発・人工探査機開発の歴史上 大きな足跡となったのではないでしょうか。
はやぶさ帰還以来、しばらくの間、プロジェクトマネージャー川口淳一郎氏があちらこちらの番組に出演されていましたが、私は、武田鉄矢さん司会の[週刊鉄学]という番組で川口氏がはやぶさ帰還・成功 までの長い道のりのお話されていたのを拝見しまた。その話を要約しますと、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究開発がアメリカ(NASA)のそれに比べ遅いスタートだった事もあり、日本JAXAはアメリカNASAの力を借りながら「協同開発」という形で研究を進めてきたそうで、その間、好ましい研究課題が挙がりましたら、いつも予算豊富なNASAに開発をもって行かれてJAXAチームは後塵を拝し、はがゆい思いをされて来たそうです。
では今回の「はやぶさ」は何故先を越されなかったのか?  NASAをはじめ各国研究機関が『非実現的で成功不可・・』と参画せず、外国の研究者達からは『すごい挑戦ですね・・・』と半ば嘲笑的、冷ややかな反応で、その様な環境だったので日本が単独挑戦する事ができたそうです。
この様な川口氏の“アメリカと日本との資金力の差”これまでは太刀打ちできずにNASAが成果を挙げてゆくのを見る事が多かったこと、今回の日本単独「はやぶさ大成功」を遂げるまでの紆余曲折の苦労話等を聞いていましたら 
まるで、中小企業が 大企業に資金力だけでなく、人材等でもかなわないけれども、生き残りを賭けて 大企業が手を付けない分野に活路を求め、予算を効率良く一点集中して成果を挙げ 活路を見出し、その結果、中小企業でもシェアを多くもっている企業が結構ありますが、それとそっくり・・・、事の規模は違っても いずれの世界も同じ・・と頭を過ぎりました。

それから、民主党の事業仕訳で、JAXAの予算が大幅削減された後の間もない頃のグットタイミング「はやぶさ帰還!」 その結果でしょうか予算の削減額、少し元に戻され、2014年の「はやぶさ2」の計画も中止にならず、進行中の様子、年末頃でしたか「衛星を金星の軌道の乗せる事失敗」というニュースがありましたが、負けずに頑張ってもらいたいものです。
 
日本の行政府は議員内閣制ですが、隣国、共産党一党の中国、大統領制の韓国に比して『トップダウンの決断のスピード』に遅れをとっている事が、『失われた10年、いや20年』の一因と評論家の方々の意見ですが、国家同様、一企業にあっても 現在の様なデフレの中、有限な予算の配分はとてもシビアにならざるを得ませんし、速攻、即決のスピードを求められる時代に経営者の『方向性、裁量』に加え『決定の速さ』が企業の興亡に大きく影響します。 
ネット上の情報、評論家諸氏の参考書、同業者よりの情報 等 経営の情報源は溢れている様に見えますが、経営者の方々はそれらの情報へ嗅覚を研ぎ澄まし、自社の事業の為に的確に吟味し、判断を下し、事業遂行。当然のことながら経営者は利益を出し、最終的に経営を順調な軌道に乗せないといけません。
当プロネットグループ一同はその様にご苦労されている経営者の方々にとって頼りになるブレーンになりたい・・・、ならねばならない・・と年頭に当たり、新たに心に刻む次第です。

文責:企業部 
 
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なかのひと

11年01月20日 | Category: General
Posted by: pronet
卯年は、飛躍の年だといわれちょっと頑張ってみようか。
そう、新年に誓った方も多いはず。
「今年は、いくつのことにチャレンジしようかな」と思案中でしょうか。

私は、昨年保険の仕事関係を含め、5つの資格をいただきました。
初心者マークをつけての勉強では、表現された言葉に振り回され、なかなか
質問の意図するところが判らず苦慮しましたが、解答を重ねていくうちに、
この部分を理解して欲しいという出題者の意図がみえてきます。

同じような問題も違う問いかけをされると答えられるように、人に説明をして理解してもらえない時は、切り口を変えてみて違う方向からの理解を促してみるというのも一つの方法かもしれません。

販売の仕事で接客する時、気をつけていたのは『人はマニュアルどおりに行動しない・考えない』ということを念頭において、お客様の話を拝聴することでした。
お怒りのお客様には、笑顔でという訳にはいきませんが、お客様の大半は、誠実な笑顔でふむふむとお話を拝聴しておりますと、余裕ができるのか後にはこちらの提案も案外受け入れてくださるようです。

子育て同様に一人ひとり受け取り方も考え方も違います。まずは、相手のことを観察する。相手が自分に何を求めているのか考えることが第一歩かなと思います。
相手に一方的に理解してもらおうとすると色々と手段を考えねばならず大変です。
まずは、相互理解のためにも拝聴から(精読含む)

新年なので、試験問題と合わせて「理解」の方法を手習い中。


文責 プロネットインシュア

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なかのひと

11年01月13日 | Category: General
Posted by: pronet
11年01月05日

今年こそは

私たちの職業は専門的な業種であるのと同時に、“サービス業”でもあると思います。常にお客様の立場にたって有益な判断をすることが現在求められていると思います。(もちろん合法的に)
そのお客様の立場にたった業務が果たして昨年は行えたであろうか?日々をこなしていくことで精一杯になっていなかったであろうか?お客様に一生懸命になれていたであろうか?自問自答する中、パナソニック株式会社の創業者 松下幸之助の著書で有名な「道をひらく」というものがあります。その一節に下記のような記載があります。

=力をつくして=
『どんな仕事でも、一生懸命、根かぎりに努力したときには、何となく自分で自分をいたわりたいような気持ちが起こってくる。自分で自分の頭をなでたいような気持ちになる。
きょう一日、本当によく働いた、よくつとめた、そう思うときには、疲れていながらも食事はおいしくいただけるし、気分もやわらぐ。ホッとしたような、思いかえしても何となく満足したような、そして最後には「人事を尽くして天命を待つ」というような、心の安らぎすらおぼえるものである。
力及ばずという面は多々あるにしても、及ばずながらも力をつくしたということは、おたがいにやはり慰めであり喜びであり、そしていたわりでもあろう。
この気持ちは何ものにもかえられない。金銭にもかえられない。金銭にかえられると思う人は、ほんとうの仕事の喜びというものがわからない人である。仕事の喜びを味わえない人である。喜びを味わえない人は不幸と言えよう。
事の成否も大事だけれど、その成否を超えてなお大事なことは、力をつくすという自らの心のうちにあるのである。』

本当の意味でお客様に一生懸命になれた時に、本当の仕事ができたと実感できるのではないかとこの一節から感じます。自分自身に余裕がなく周りが見えていない状況では、とてもよい仕事ができるはずがありません。
私の所属している経理サポート部はまさにお客様をサポートする部署です。
今年こそは、よりよいサポートがお客様に提供できるように日々の業務より余裕をもち取り組んでいきたいと思います。その余裕とお客様に対するサービスは比例してくるのではないかと思います。

今年もお客様の為に走り続けます。

文責:経理サポート部

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なかのひと

11年01月05日 | Category: General
Posted by: pronet
開業医の先生が、勤務医の時には行っていない仕事の一つに、クリニック全体の従業員の教育というものがあります。
これは、院長先生が喜びを感じる仕事でありますが、頭を悩ませる仕事でもあります。

看護士や事務職員は、そのクリニックの顔であり、患者さんと接する機会も多いものです。
受付・看護士の方の接遇がしっかりしていれば、患者さんも気持ちよく来院でき、また通いたい、という気持ちになるものですが、逆に、患者さんにストレスを与えるような接し方をしてしまえば、いくら先生がよくても、もう通いたくないという気持ちになり、足が遠のいてしまうことも少なくありません。

また、従業員の方たちは、クリニックの顔となるだけでなく、院長先生と柔軟に連携をとり仕事を行っていくことが求められます。
先生の要望を理解し、協力していくことはとても大事なことです。これはクリニック内の仕事の流れを潤滑にし、先生だけでなく従業員にとっても仕事をしやすい環境を作ることにつながってきます。

クリニックでは上記のように従業員に求められることが多い為、経験知識が長く、スキルの高い職員を入れたいと考えられる先生が多いですが、中には経験が少なくても、自分が一から育てていきたい、と思われる先生もいらっしゃいます。
ただし、いくら先生が従業員の理想像を思い浮かべて、教育指導を行っても、その通りにいくとは限らないものです。
給与面の問題、労働面の問題、または先生では解決できないような問題で辞められる従業員も多いものです。

院長先生にとって、初めのうちの、なれない人材教育は大変な仕事でありますが、
間違いなく言えることは、院長先生と従業員が一丸となり仕事をしていくことがクリニックの発展には欠かせないことです。

文責 医業部
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なかのひと

10年12月28日 | Category: General
Posted by: pronet
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