本日「防衛省」が誕生しました。
防衛庁長官も初代防衛大臣に。
このことについて賛否両論ありますが、それは置いて、防衛省と聞いてフト思い出したのが三島由紀夫のことです。
昭和45年(1970年)11月25日、三島由紀夫(45)が、東京都新宿区市ヶ谷の陸上自衛隊東部方面総監部(市ヶ谷駐屯地)の総監室において割腹自刃しました。
この年の4月、私は東京の大学を出て、某出版社に就職しました。
仕事柄、霞ヶ関には頻繁に出入りしていましたが、この日も霞ヶ関から新宿に所在する会社に車を運転して帰社する途中でした。
市ヶ谷を過ぎてしばらくして、カーラジオが「三島割腹」を知らせました。
そこで急遽Uターンして市ヶ谷に向かい、駐屯地に入ろうとしました。
駐屯地は報道と警察で騒然としていました。
警察に「雑誌記者だから入れてくれ」というと「報道章を見せろ」と阻止されました。
生憎持ち合わせていなかったので、あきらめて帰社しましたが、実に衝撃的な事件でした。

三島由紀夫・・・楯の会会長、本名:平岡公威、東京帝国大学法学部卒、大蔵省銀行局国民貯蓄課勤務後作家として独立。
代表作「仮面の告白」「金閣寺」「潮騒」戯曲「サド侯爵夫人」
事件当日、総監室の益田総監(陸将)を縛り、総監室のバルコニーで演説。
戦争放棄を謳った憲法を否定し、自衛隊に対して「共に起ち、義のために死のう」と呼びかけた。
「天皇陛下万歳」を三唱し、総監室に姿を消した。
その直後三島は割腹、楯の会隊員の森田が介錯。その後森田も割腹。

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