09年05月19日
光源寺
この前、文京区の谷中に行く機会があり、この辺りは寺が多い事で
も有名な所なので、時間を見つけて通りにあるお寺に入ってみた。
そのお寺は「天昌山 松翁院 光源寺」で、後で調べたら、駒込大観
音の四万六千日 ほおずき千成り市が開かれる事で有名なお寺だそ
うですが、その時は何も知らずに境内へ
境内には蔵とも言えるような形態の建築物が有るので近づくとその
建物は十一面観音菩薩像のお堂で、この菩薩様結構背が高く6mも
有るとの事、その菩薩様の後ろの柱に目が行って、何とも意味不明
な柱。
建築を見る事に興味が有るので彼方此方のお寺を見ますが柱を非対
称にしているのは始めて見ました。この柱はきっと意味が有るのだ
と思いますが、今の時点では不明なのでいつか意味が判ったら、書
きますね。まぁそれまでのお楽しみと言う事で。
も有名な所なので、時間を見つけて通りにあるお寺に入ってみた。
そのお寺は「天昌山 松翁院 光源寺」で、後で調べたら、駒込大観
音の四万六千日 ほおずき千成り市が開かれる事で有名なお寺だそ
うですが、その時は何も知らずに境内へ
境内には蔵とも言えるような形態の建築物が有るので近づくとその
建物は十一面観音菩薩像のお堂で、この菩薩様結構背が高く6mも
有るとの事、その菩薩様の後ろの柱に目が行って、何とも意味不明
な柱。
建築を見る事に興味が有るので彼方此方のお寺を見ますが柱を非対
称にしているのは始めて見ました。この柱はきっと意味が有るのだ
と思いますが、今の時点では不明なのでいつか意味が判ったら、書
きますね。まぁそれまでのお楽しみと言う事で。
09年05月18日
施主検査
先週末の土曜日には「開感な家」の最終検査となる施主検査。
この検査は事務所の監理検査をして図面通りの施行が行われたのか
の最終検査が終わり、その検査を踏まえて確認機関の法的検査を受
けて、法的な問題が無い事をちゃんとした後に、今度は事務所が仕
上がりに問題が無いか検査した後に、その検査の指摘を終えた所で
行う検査です。
工務店にとってはここの所検査漬けになる訳で、さぞ緊張の連続だ
ろうと思いますが、此処を通過しなければ引渡しが出来なので、最
後の踏ん張りをしてもらわなければ、と、言う所です。
その検査も夕方には終了し、大きな問題も無く(細かく見ているの
で当然の結果と言えば言えますが、それでも、終了するまでは気が
抜けないものです。)無事に引渡しの日程が決まったのでした。
この検査は事務所の監理検査をして図面通りの施行が行われたのか
の最終検査が終わり、その検査を踏まえて確認機関の法的検査を受
けて、法的な問題が無い事をちゃんとした後に、今度は事務所が仕
上がりに問題が無いか検査した後に、その検査の指摘を終えた所で
行う検査です。
工務店にとってはここの所検査漬けになる訳で、さぞ緊張の連続だ
ろうと思いますが、此処を通過しなければ引渡しが出来なので、最
後の踏ん張りをしてもらわなければ、と、言う所です。
その検査も夕方には終了し、大きな問題も無く(細かく見ているの
で当然の結果と言えば言えますが、それでも、終了するまでは気が
抜けないものです。)無事に引渡しの日程が決まったのでした。
09年05月16日
窓の高さ
建築計画を進めて行く過程では、様々な要素が絡み合っていて事務
所ビル等と比較すると住宅はその要素が多いです。
その要素の1つの窓で、近隣の状況や、敷地の方角、部屋の使用目
的、部屋の滞在時間等により大きさやガラスの種類、窓の開閉方法
が有ります。
そして大きい要素として窓の高さが有るのです。窓の高さにより、
近隣からの視線や部屋の中を通り抜ける空気の流れが変りますので
設計する時に注意を払いながら窓の高さを決めています。
所ビル等と比較すると住宅はその要素が多いです。
その要素の1つの窓で、近隣の状況や、敷地の方角、部屋の使用目
的、部屋の滞在時間等により大きさやガラスの種類、窓の開閉方法
が有ります。
そして大きい要素として窓の高さが有るのです。窓の高さにより、
近隣からの視線や部屋の中を通り抜ける空気の流れが変りますので
設計する時に注意を払いながら窓の高さを決めています。
09年05月15日
危ない通気胴縁
家の断熱効果を高めるために色々な断熱材を用いる事は以前にも書
きましたが、断熱と合わせて大事なのは壁の中の通気を図る事です。
通気が出来る通気シートを貼り、通気シートと外壁材や外壁下地材
の間に通気層を設けるために通気胴縁と言う板を取り付ける方法が
有りますが、この通気胴縁の貼り方が間違っているのを、見る事が
有ります。
(窓の周りはこのように胴縁を取り付けます。)
この胴縁は空気を流す為の物ですから隙間を開けなければいけない
のですが、どう見ても空気が流れないように出来ているのです。
そんな現場を見ると、建築主が気の毒に思えてきます。
きましたが、断熱と合わせて大事なのは壁の中の通気を図る事です。
通気が出来る通気シートを貼り、通気シートと外壁材や外壁下地材
の間に通気層を設けるために通気胴縁と言う板を取り付ける方法が
有りますが、この通気胴縁の貼り方が間違っているのを、見る事が
有ります。
(窓の周りはこのように胴縁を取り付けます。)
この胴縁は空気を流す為の物ですから隙間を開けなければいけない
のですが、どう見ても空気が流れないように出来ているのです。
そんな現場を見ると、建築主が気の毒に思えてきます。
09年05月14日
職人センス
住宅が完成に成るまでに多くの職人が関わり、その職人の腕の違い
に左右されないで均一な物を造ろうとする考えの1つに工業化住宅
があります。
今では工業化住宅でなくても多くの工業化製品が使われて住宅が
出来ているので、監理する事が昔と較べたら随分と楽になったと思
われがちですが、私がこの世界に入った頃と比較しても楽になるど
ころか、逆に大変に成って来たように感じてしまいます。
その原因を考えてみれば、現在、在来工法と言われる工法でも、
その中身は昔とはガラッと変り、金物を使うことになったり、その
金物を使う方法や種類も多く、又、使用の基準も常に変化している
からでは無いかと思うのですが、
そして職人さんから見れば、設計をする人間が、これまた様々と言
う事になると、三重苦四重苦の状態だと思っていると察するのです
が、さて如何でしょう。
そんな環境の中では、住宅などの場合は設計者が監理をする重要性
が増して来て、更には職人の仕事に対するセンスの見極めが大事だ
と、この何年か感じて来ている事です。
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に左右されないで均一な物を造ろうとする考えの1つに工業化住宅
があります。
今では工業化住宅でなくても多くの工業化製品が使われて住宅が
出来ているので、監理する事が昔と較べたら随分と楽になったと思
われがちですが、私がこの世界に入った頃と比較しても楽になるど
ころか、逆に大変に成って来たように感じてしまいます。
その原因を考えてみれば、現在、在来工法と言われる工法でも、
その中身は昔とはガラッと変り、金物を使うことになったり、その
金物を使う方法や種類も多く、又、使用の基準も常に変化している
からでは無いかと思うのですが、
そして職人さんから見れば、設計をする人間が、これまた様々と言
う事になると、三重苦四重苦の状態だと思っていると察するのです
が、さて如何でしょう。
そんな環境の中では、住宅などの場合は設計者が監理をする重要性
が増して来て、更には職人の仕事に対するセンスの見極めが大事だ
と、この何年か感じて来ている事です。