09年07月02日
半夏生
今日は暦の七十二候の半夏生(はんげしょうず)で、関西地方では
この日に蛸を食べる風習が有るそうなので、ここ世田谷にも何かそ
のような事が有るのか探しましたが、今の時点では見つかりません
でした。
そんな半夏生、植物の半夏生は知っていてもこの七十二候の言葉は
なぁ、という感じ。まぁ普段使わないですし、TVの天気予報にも
出てきませんしね。
七十二候は24節気を3分割して、その分割された所にそれぞれの
名称が付いていて、今日がその半夏生の始まりの日になるわけです。
じゃぁこの半夏生とは何なの?と思うわけですが、話が長くなるの
で、その辺りは又別の機会にと言う事です。
写真はそんな今日の暦に合わせて半夏生(はんげしょう)を撮って
見ました。
この日に蛸を食べる風習が有るそうなので、ここ世田谷にも何かそ
のような事が有るのか探しましたが、今の時点では見つかりません
でした。
そんな半夏生、植物の半夏生は知っていてもこの七十二候の言葉は
なぁ、という感じ。まぁ普段使わないですし、TVの天気予報にも
出てきませんしね。
七十二候は24節気を3分割して、その分割された所にそれぞれの
名称が付いていて、今日がその半夏生の始まりの日になるわけです。
じゃぁこの半夏生とは何なの?と思うわけですが、話が長くなるの
で、その辺りは又別の機会にと言う事です。
写真はそんな今日の暦に合わせて半夏生(はんげしょう)を撮って
見ました。
09年07月01日
アーキテクチャ権力
我々建築界の人間が「アーキテクチャ」と聞くと建築と言うものを
考えますが、現在の一般的な認識ではITの中のコンピューター
アーキテクチャと言うものを指して「構築性」と言う概念のようで
す。
そのようなアーキテクチャ事での考えに環境管理型権力=アーキテ
クチャ権力と言う考えが有り、それは、自分は自分の意志で自由に
行動していると思っていても、その行動は社会秩序を規制する「環
境管理型権力」に拠って支配されると言う話で、例にあげられてい
るのがよく聞くマクドナルドの椅子の話です。
マクドナルドの椅子は硬くて座りごごちが良い物ではないために長
時間過ごす事が出来ないように出来ている物で、自分の意志で店を
出て行くように見えて、実は管理されていると言う考えです。
このようなアーキテクチャ権力がインターネット社会には出来やす
いと言われていたのが現実味を帯びたのが、今回の中国でのウィル
スソフト内蔵の義務化でしたが、とりあえず今回は延期になったよ
うで、一先ず安心と言う所です。
先月末に我が事務所のウェブサイトのリニューアルを施した時に
思ったのが、正にこのアーキテクチャ権力で、自由競争という
フォーマットでプロバイダ各社がありそこに何がしかの制御は掛け
られるわけで(現在も迷惑メールや有害サイトの規制は掛けられま
すが)常にこのような権力を意識して置く必要があるな、という事
です。
考えますが、現在の一般的な認識ではITの中のコンピューター
アーキテクチャと言うものを指して「構築性」と言う概念のようで
す。
そのようなアーキテクチャ事での考えに環境管理型権力=アーキテ
クチャ権力と言う考えが有り、それは、自分は自分の意志で自由に
行動していると思っていても、その行動は社会秩序を規制する「環
境管理型権力」に拠って支配されると言う話で、例にあげられてい
るのがよく聞くマクドナルドの椅子の話です。
マクドナルドの椅子は硬くて座りごごちが良い物ではないために長
時間過ごす事が出来ないように出来ている物で、自分の意志で店を
出て行くように見えて、実は管理されていると言う考えです。
このようなアーキテクチャ権力がインターネット社会には出来やす
いと言われていたのが現実味を帯びたのが、今回の中国でのウィル
スソフト内蔵の義務化でしたが、とりあえず今回は延期になったよ
うで、一先ず安心と言う所です。
先月末に我が事務所のウェブサイトのリニューアルを施した時に
思ったのが、正にこのアーキテクチャ権力で、自由競争という
フォーマットでプロバイダ各社がありそこに何がしかの制御は掛け
られるわけで(現在も迷惑メールや有害サイトの規制は掛けられま
すが)常にこのような権力を意識して置く必要があるな、という事
です。
09年06月30日
邑楽町コンペその後(2)
昨日の建築情報専門サイトのケンプラッツの建築・住宅の中で邑楽
町コンペ訴訟が和解になったと報じられていたのですが、この結果
に付いては何となくスッキリしない決着だなぁ・・・。
詳しくは下記のサイトで見てもらうとして、この訴訟で何が残った
のだろうと言う疑問です。担当弁護士は引用始め-----「裁判所が
一定の範囲で原告側の主張を認めた点は評価する。だが、建築設計
者の職能や設計者選定のあり方などに対する社会の意識が、この裁
判だけで変わるとは思わない。今回の裁判を建築界と社会が議論を
深める一つの契機にしたい」 ----引用終わり。
と話しているようですが、この様な和解に応じて議論の契機になる
のだろうか?
今回の訴訟は著名な建築家が起した訴訟で注目もそれなりに有った
ので、建築家の職能に対する社会的な意識が少しは変るのでは?
と言う期待もあったのですが、この和解ではどうかなぁ?
山本事務所は小田原の城下町ホールでも苦労していて、小田原の知
り合い(建築関係では無い人)に聞くと、建築家に対する認識は建
築界から思うのとは大分開きが有るというのが感想で、今後の公共
建築のコンペの有り様がどうなるのか気に掛かる所では有ります。
ケンプラッツ記事
邑楽コンペ訴訟が和解
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20090626/533657/
町コンペ訴訟が和解になったと報じられていたのですが、この結果
に付いては何となくスッキリしない決着だなぁ・・・。
詳しくは下記のサイトで見てもらうとして、この訴訟で何が残った
のだろうと言う疑問です。担当弁護士は引用始め-----「裁判所が
一定の範囲で原告側の主張を認めた点は評価する。だが、建築設計
者の職能や設計者選定のあり方などに対する社会の意識が、この裁
判だけで変わるとは思わない。今回の裁判を建築界と社会が議論を
深める一つの契機にしたい」 ----引用終わり。
と話しているようですが、この様な和解に応じて議論の契機になる
のだろうか?
今回の訴訟は著名な建築家が起した訴訟で注目もそれなりに有った
ので、建築家の職能に対する社会的な意識が少しは変るのでは?
と言う期待もあったのですが、この和解ではどうかなぁ?
山本事務所は小田原の城下町ホールでも苦労していて、小田原の知
り合い(建築関係では無い人)に聞くと、建築家に対する認識は建
築界から思うのとは大分開きが有るというのが感想で、今後の公共
建築のコンペの有り様がどうなるのか気に掛かる所では有ります。
ケンプラッツ記事
邑楽コンペ訴訟が和解
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20090626/533657/
09年06月27日
家を諦めない
いざ家を建てようと決心して、計画が進んで行った時に建築を諦め
なくてはならない羽目になった人がいます。
その時に私はちょっと待って下さいと言いたい。
諦めてしまう原因が法律的な事であるなら、解決の方法が見つかる
可能性が有るからです。
建築基準法の条文や各行政庁が定めている条例等には、多くの場合
但し書きが有ります。”これこれこのような事ですが、但し”とな
るわけで条文の前文には合致しない場合のセーフティーネットがあ
る訳です。
そのような場合には、各行政庁が認めた上で、建築審査会と言う個
別の事案に対して審査を行って、同意が得られると、最終的に許可
となり、確認処分が可能となるわけです。
今までに相談を受けた、計画でその様にして家を造る事が出来たの
が何件か有ります。計画を諦めるのは、そこまで行動した後でも遅
くは無いと思います。
なくてはならない羽目になった人がいます。
その時に私はちょっと待って下さいと言いたい。
諦めてしまう原因が法律的な事であるなら、解決の方法が見つかる
可能性が有るからです。
建築基準法の条文や各行政庁が定めている条例等には、多くの場合
但し書きが有ります。”これこれこのような事ですが、但し”とな
るわけで条文の前文には合致しない場合のセーフティーネットがあ
る訳です。
そのような場合には、各行政庁が認めた上で、建築審査会と言う個
別の事案に対して審査を行って、同意が得られると、最終的に許可
となり、確認処分が可能となるわけです。
今までに相談を受けた、計画でその様にして家を造る事が出来たの
が何件か有ります。計画を諦めるのは、そこまで行動した後でも遅
くは無いと思います。
09年06月26日
断熱の効果
一昨日は昨年引き渡した御宅の「残想の家」(このブログには登場
していませんがウェブサイトの今までの仕事に掲載していますので
そちらで確認出来ます。)に伺いました。
このお宅は2階スペースを小屋裏まで大きくして空間を大きく取り
屋根断熱とした家です。1年間住んだ感想は、天井がフラットで無
いので屋根からの熱気を心配していたのが、断熱効果抜群で昨年の
夏は想像していたより熱くならなかったとの事。
こちらとしては裏付けが有っての事なので当然といえば当然ですが、
こればかりは実際に住まわれる方の感覚なので、お話を伺うまでは
安心が出来ない事なので、実体験の感想が良好だったのは嬉しい限
りです。
その様な室内環境だったので昨年の夏はあまりクーラーを使わず済
んだとの事、これで少しはCO2排出量の減量に寄与したのではな
いでしょうか。
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していませんがウェブサイトの今までの仕事に掲載していますので
そちらで確認出来ます。)に伺いました。
このお宅は2階スペースを小屋裏まで大きくして空間を大きく取り
屋根断熱とした家です。1年間住んだ感想は、天井がフラットで無
いので屋根からの熱気を心配していたのが、断熱効果抜群で昨年の
夏は想像していたより熱くならなかったとの事。
こちらとしては裏付けが有っての事なので当然といえば当然ですが、
こればかりは実際に住まわれる方の感覚なので、お話を伺うまでは
安心が出来ない事なので、実体験の感想が良好だったのは嬉しい限
りです。
その様な室内環境だったので昨年の夏はあまりクーラーを使わず済
んだとの事、これで少しはCO2排出量の減量に寄与したのではな
いでしょうか。