「毎日、帳簿をつけるのは面倒だ。」
「量も多くはないし、まとめて記帳しよう。」
「簿記のことはよくわかないから、税理士さんに任せてしまおう。」
そんなお話をお客様から受けることがあります。

 最初のうちは、それでもいいのかもしれませんが、ある程度の月日がたち、会社の経営状態をすぐに知りたいと思ったときに、それでは対応ができません。それというのも、記帳代行をお願いしている場合、
 資料の整理→会計事務所へ資料をわたす
   →資料を受取り、説明をうける 
という工程をたどるため、いくつかのタイムロスが生じてしまうからです。
 そのデメリットを脱却する方法が自計化(ご自身の会社のパソコンで、入力をしていただく)です。
 自計化のメリットとしては、以下のものがあげられます。

自計化のメリット
1.会社の経営状態をタイムリーに把握することができる
2.会計事務所からのよりよい付加価値のサービスをうけることができるようになる
3.記帳上のミスを早期に発見することができる
4.次月、来期の予測をたてることができる
 等

 そうは言っても、作業は増えるし、専門的な知識もない、どうしたらいいかわからないと悩まれるかもしれません。
 まずは、できることから始めてみてください。そうすれば、上記のデメリットも少しずつ解消され、作業は減りますし、自計化を導入する前よりも、作業は効率化します。それでも難しいと感じるところは、会計事務所の方に任せてしまえばいいのです。

 自計化を推進することが、過去のデータを確認し、反省する(過去会計)から現状を把握し、未来への予測をたてる(未来会計)への第一歩なのです。
文責:経理サポート部

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